http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/182.html
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皆様が政局や陰謀論、対中国戦争か?はたまた地震兵器や気象兵器、生物兵器などにやきもきしているにも関わらず私はこんなのんきな記事を投稿してしまい申し訳ありません。
たまにはご自身のアドレナリンの噴出をとめてお笑い記事でドーパミンを増やしてください。
まず本文を記載する前に注釈を書いておきます。
いまさらながらの副島隆彦。批判するのではなくあまりにおかしくて笑ってしまうような記事ですので掲載します。
この記事は副島隆彦氏と月刊ザ・フナイの高岡良子編集長の対談形式の記事です。
ぶっちゃけて言いますと副島隆彦VS高岡良子殴り合いケンカ対談となっております。
石平氏との中国論議の殴り合い対談なんて屁のようなものです。
これぞ本当のケンカ殴り合い対談です。
けっこう、決定的なことを副島氏は言っています。彼の今までの行動から言動と一致したことがあったでしょうか?
まあ、それはこの記事を読んだ方のご判断に任せましょう。
副島節を楽しんでください。
興味のある皆様ご賞味あれ。
ちなみに、とうとう掲載誌の編集長のことを「あなたのような低脳」よばわりしてしまいました。
高岡編集長は今回の対談でかなり怒っているようで副島氏の連載は連載記事の一番後ろ。
御大の船井幸雄氏は今回は雑誌の記事内容についてコメントせず自分の息子の本についての感想にとどめています。
ああ、副島のことね〜。無視、無視。投稿者は所詮kanegonだし。と思ったら無視してください。
ああ、そうそう副島氏は船井幸雄氏が開催する人間クラブ大会の2012年9月23日にホテル放射能を提言した中矢伸一氏と対談するようです。席は無いようですが副島氏に会いたいファンの方は数万円支払ってパシフィコ横浜にいらしてください。私は行きませんので安心してください。その広告がyou tubeに掲載されていましたが老けましたねぇ〜。川内議員と怒鳴り合いをしていた頃と比較するとずいぶん外観が。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E5%89%AF%E5%B3%B6%E9%9A%86%E5%BD%A6&fr=dl-srch&rkf=1
(動画の貼り付け方も知らないPC弱者ですので私は)
書式は高岡: 副島:で対談形式に記載します。
高岡:福井県の大飯原発の再稼動が6月16日に正式決定され、7月1日に同3号機が再稼動、続く18日に同4号機が再起動されました。
日本は活断層の上に原発がたくさん建っています。ですから昨年の3.11を機に世界に向けて「日本はすべての原発を廃止します」と誰に遠慮することなく堂々と宣言できる、またとない機会だったと思います。それをみすみす逃して日本政府が再稼動をしたのは愚かだと私は思います。副島先生のお考えをお聞かせください。
副島:私は再稼動すべきだ、という考えです。その理由は、去年3月の福島原発の大事故で、誰ひとり放射能のせいで死んでいないからです。この事実について議論もこれから徹底的にやりましょう。私の予測(予言)では、このあと3年、5年たっても、福島では赤ちゃんも子供も誰も放射能のせいで発病する人は出ません。ですから原発(54基)のうち安全なものから順次動かすべきです。
私は、以下は、慎重に言葉を選びながら話さないといけない。今日は『ザ・フナイ』誌のおそらく多数の読者であると思われる、いわゆるスピリチュアル系の人たち向けに話をします。
「精神世界」という言葉に訳されている「スピリチュアリズム」の人たちにとって大事なことは「自分が幸せになる方向、気持ちがよくなる方向で過度にヒステリックに言いたてることではなくて、それらを大きく包み込んで無化してしまうことだと思います。「危険だ、危険だ」と騒いだら、それはもうスピリチュアリズム系の良さを台無しにしてしまう。
ものごとを判断するうえで大事なことは、「大人の態度」です。「大人の態度」というのは一言で言うと「会社の経営者たちの判断」ということです。会社(企業)には経営側の人間と、一生従業員で終わっていく人間の2種類がいます。大阪の経営者たちは、「原発を動かして安定的に電気(電力)を供給してもらわないと困る」と言っている。私はこの経営者たちの判断を支持します。それに対して、「原発、キャーキャーこわい、こわい」と今も騒ぐ人たちがいます。これは子供の態度だ。編集長あなたもこっちです。
経営者に立つ人間たちは「原発は動かさなくちゃいかん」と言うのです。このように考える人たちもたくさんいるということをまず理解してください。
「放射能はこわい。どんなに微量でもコワイ。原発反対。全てを廃棄すべきだ」という考えを持つ自分がとにかく正しいのだ、という、そのこと自体をもう一度疑ってみる、という態度も大事です。「本当の本当はどれぐらいの量の放射能なら危険で、人体に実際上の害悪を与えるのか」を冷静に考えるべきだ。
私はこの件で、コワイ、コワイ派の有識者たちと公開の場で議論をしたい。編集長、あなたがその場を設けなさい。
私は、経営者側の人間の気持ちもよく分かる人間なのです。副島隆彦というのは、いつもは反体制、反権力で、体制側に逆らうことばかり言っています。
しかし今回の原発稼動問題では、現実重視の人たちの「原発を再稼動すべきだ」という判断を支持します。彼らは深い知恵で決断しています。
それに対してあなたたちのように「原発事故がまた起きる可能性があるのだから原発再稼動に反対だと考える自分は懸命であり正しい」とたいした知恵や知能もないのに決断するのは、それは幼稚な考えです。今の時点で、私は編集長、あなた(たち)を説得することはできない。どうせできません。あなたたちは、自分たちが正しいと堅く思い込んでいる。自分たちに反対する「原発推進派(容認派)」の方は考えの足りない人間たちだと、内心見下している。だからどうせ私は今のあなたを説得できないだろうからそうする気はない。私は言論人としての責任をもって自説を主張してゆくだけです。
電量の不足問題に関しては、原発再稼動をしなくても火力発電を全部動かせば現に電気は足りているじゃないかという。この考えも幼稚な発想に分類されます。
事実、真夏の盛夏の今でも原発を動かさないでも電気の使用量は85%くらいで電力は足りている。しかし火力発電を維持するには日本全体で年間2兆円から3兆円の金額を費やして天然ガス、石油、あるいは石炭を輸入しなければなりません。
それを原子力発電でやるとおそらく2000億円か、3000億円で済む。火力発電だと原発の10倍の燃料代がかかっている。
太陽光(ソーラー)、風力でやれと言っても、そういう新しい発電では現実には全体の2%の電力もつくれません。原子力発電をやめると2兆円のお金が毎年かかるという問題になり、経営者たちは「そういう支出は無駄だ」と見るわけです。
一方、核廃棄物の処理施設が満足でないのに原発を動かすというのは人間(人類)の未来に対する冒涜であるとか、反逆であるとか、犯罪であるというふうにあなたたち原発全廃派は考えます。私も30歳ぐらいまではそのように考えていました。
ここで私が非常に違和感があるのは、あなたちの大半は3.11以前はこの問題に関して何も言って来なかったということです。
私の調査と研究の結論では、今回の事故で放射能のせいで死んでいる人はいません。3月12日(1号機)、14日(3号機)、15日(2.、4号機)の水素爆発で、数人(10人以内。自衛隊員を含む)が重症を負っているという考えがある。それを政府と東電が隠しているという説に私は賛成です。ただしこれは爆発による負傷であって高濃度の放射能を浴びて死んだ人はいません。「メルトダウン」も「核爆発」も起きていません(※)。(福島第一原発3号機は、水素爆発ではなく、核爆発だったという説がある。)
放出された放射線量は、合計でもほんの微量です。全て10テラベクレルです。(西村 肇東大工学部名誉教授が算出して論文を発した)。私は福島原発の現場近くに何十回も行って自力で調べています。私と私の弟子たちの学問道場の現地での活動を甘く見ないでほしい。今も現地本部があります。(※2次元にしか彼女がいない吉見くんの本拠地。時々お好みの萌漫画やエロゲーの話を日記として記載している。コミケに行くのも一苦労である種の幽閉のような気がする)
一番多量に放射能を浴びた住民でも始めの1ヶ月で14ミリシーベルトが最大です。大抵の人は1ミリシーベルト、すなわち1000マイクロシーベルト(年間)浴びていません。したがってだれも病気になりません。事故後5年経って発症するはずの甲状腺癌や白血病(血液のがん)の人も出ないでしょう。私は福島の現地に行って現地の人たちとずっと話をして、一緒に食事をしたりして来ましたから、よく分かっています。5年後即ちあと3年半経っても、赤ちゃんも子供も誰も発病しません。
私は言論人、思想家、そして予言者としてこのように断言します。4シーベルト以上の瞬間の放射能をバーンと全身に浴びなければ人間は死なないんだ。発病しない。従って、「福島では10万人のがん患者が発生する」と言い(考え)続けている、放射能コワイコワイ派の人たちと、この問題で公の場で徹底的に議論したい。その討論の場が設けられるべきです。
高岡:となると先生の結論は原発は再稼動しても大丈夫だ、というわけですね?
副島:大丈夫です。現に今、だれ一人として放射能の影響で発病、入院している人はいません。作業員を含めてです。私に異論、反論のある人は、実名と所属をはっきりさせた上で、事実を明記した上で反論してください。受けて立ちます。
副島隆彦は事故の1週間後に福島第一原発の正門前に行って、何回も、放射能量を測定しています。今も20kmのところに弟子たちを置いて、住民たちの話しを聞いて原発の動きを監視しています。
そうすると、私は首相官邸の周りを取り巻いて、原発再稼動反対で5万人とか10万人集まったという人たち(そんなにはいない)に強い異議がある。あなたたちは福島に行きなさい。なんで恐い恐いで首相官邸に行くんだ。福島に行って原発20km〜30kmのところの地元の人たちから話しを聞きなさい。皆、元気です。
高岡:たとえばプルトニウムは、もともと地上には存在しない原子です。太陽でなら熱源を供給する物質として重要な存在かもしれませんが、地球では生命を絶滅しかねない物質です。自然界には通常は存在しないものをつくりだし、設備を維持するのにも細心の注意を要します。使用済み燃料棒の処理も暫定的なものでしかなく、「安全」が確立されていない。しかも処理や維持管理に莫大なお金がかかる現状の核エネルギー施設を今後も持ち続けることに私は異論があります。
副島:私は自分の体で調べて放射性物質(含むプルトニウム)というのはそんなに怖いものではない、と分かりました。人間が管理できるものだ。3月12日の1号機の爆発のあとに、とにかく海水をじゃぶじゃぶかけたら事故は収まって原子炉が低温冷却してしまったんだ。冷却装置の復旧は数日後だったが圧力計が正常に戻った。配管のことは私はよく分からないが4基とも全て無事収束した(政府発表2011年11月16日)。原発1基を造るのに3000億から4000億円とかするそうです。インフラ建設費抜きで計算しても54基×4000億円だから20兆円は軽くかかっているでしょう。それ以外にも用地買収費とかかかっているから、その10倍と見積もっても総額200兆円ぐらいかかっている。
高岡:原子力と火力では燃料代が年間2000億円と2兆円の差があるとは言え、ここにたどりつくまで膨大なお金を投資していますから、総額としては原子力発電は高いと言えます。
今まで投資した分を取り返さないといけないというのが経営者の論理だというのは分かります。しかし、これまで投資した金額が膨大な額に上るとしても、間違が分かった時点で「やめる」と言えるのが、一番勇気のある「大人の選択」だと思いますが。
副島:だから、私でも、今も原発事故の放射能のせいで1000人くらいが発病してウンウンと病院でうめいているなら原発をやめるべきだ。と思う。しかし、昨年の3月12日以降の原発事故で、だれか1人でも入院してるのか。
高岡:フクシマだけでなく、チェルノブイリ事故の結果を考えてください、先生。
副島:それじゃあ、チェルノブイリ事故で何人sんだのか、あなたは知っていますか。48人ですよ。たったの48人だ。それだけだ。事故が起きたあとの半年間で28人死んだ。彼らは、高濃度の放射性物質を手でつかんだり、ドアを閉め行ったりしたからだ。全員がチェルノブイリ発電所の職員だった。134人の全職員だ。そのあと25年間(1986年の爆発)でさらに20人が死んだ。
私は弟子たちと『放射能のタブー』(KKベストセラーズ 2011年11月刊)という本を出している。書店やアマゾンで今も買えます。この本の巻頭で私は、ラファエリ・アルチュニアン博士というチェルノブイリ事故の研究を25年間ずっと現地でやってきた。日本で言えば原子力安全・保安院の副所長の相当する、ロシアの重要な原子力科学者に直接インタビュー(1字1句正確な通訳付き)して、40ページにわたって詳しく真実を聞きだしました。この本を読んでください。アルチュニアン博士の研究論文がそのままロシア政府の立場です。彼がそのように私に言いました。周辺住民は740人がこの25年間で甲状腺がんを発病した。このうち放射能のせいによるものは300人。そして手術して全員が今も生存している。死者は一人もいない。ウィキペディアの記述ではWHO(世界保健機構)の発表では、700人が甲状腺がんを発病したとしている。死者はいない。これで全てです。編集長。どうせあなたは、私のいうことを信じないし、ウィキペディアのWHOの発表の数字さえ信じないだろう。しっかりこれらをネットで開いて読みなさい。私に反論する者がいたら、私はその者たちに、事実を突きつけます。そして激しく議論します。真実だけを語るべきなのだ。
だから私はこの1年半に各所で何百回も言っている。福島ではこれからも一人も死なない。放射能のせいで発病する者は出ません。私自身が現地で体で味わって分かった真実だ。現地の人たち(住民)は全員元気です。自分で行って見て来なさい!少なくとも1000人2000人が発病していなければおかしいだろう。武田邦彦は福島で発病する者は10 万人だと言った。広瀬隆もそういうことを言った。
5年後10年後もだれも放射能のせいで福島で甲状腺がんや白血病になって死ぬ者がいないとなったら、10万人死ぬと言った者たちは困ったことになる。あなたたちは己の愚かさを噛みしめることになる。
3年半後に2000人、3000人の赤ちゃん、子供が甲状腺肥大とか、白血病にならなかったらお前たちこそ、その責任をとれと私は既に言ってあります。
私は、「無責任なことを書いている副島隆彦は福島の子供たちを殺そうとしている」とコワイコワイ派の馬鹿たちにさんざん言われた。私は今も激しく怒っている。
高岡:菅谷 昭さんという方は医学博士で現在松本市長です。菅谷さんは1996年から5年間、ベラルーシ共和国の首都ミンスクの国立甲状腺がんセンターで小児甲状腺がんの外科治療を中心に医療支援活動に従事されました。チェルノブイリ原発事故により高度に汚染されたゴメリ州の州立がんセンターでも医療支援活動にあたられました。そして2004年から現在まで松本市長を務めていらっしゃいます。
菅谷さんのお話によると、甲状腺がんが急激に増加しだしたのは、チェルノブイリ事故から5年経過してからだそうです。
もっとも日本人の食生活は、味噌や海草の摂取が比較的多いですから、チェルノブイリと同じ結果が出るとは限りませんが。また、中矢伸一先生がおっしゃるように、普段肉食をしているか、していないかでも結果は異なってくるかもしれません。
副島:だから、その菅谷という外科医は一体何人の患者をベラルーシ国のミンスクで治療したのか。その数を言いなさい。それがチェルノブイリ事故の影響による放射能のせいでの小児甲状腺がんの発病だと、その菅谷昭は言っているのか。WHOは、ベラルーシで何十人の小児甲状腺がんが発病したと認定しているのか。数字を挙げて明確に言いなさい。私は、ウクライナ国のチェルノブイリから400kmも離れているベラルーシのミンスクで放射能原因の小児甲状腺がん患者なんか一人もいないと断言します。私はその菅谷昭と議論てもいい。事故のあったチェルノブイリ周辺でさえ住民は一人も死んでいないのに。何を言っているんだお前たちは!
作業員も東電の職員も誰も放射能のせいで病気になる者はいません。誰ひとり発病していない。私がこれほど言っても、放射能コワイ、コワイのバカたちはどうせ聞く耳を持たないだろう。お前たちのような低脳を説得するのは、今後20年かけても無理だ、と私は腹の底から分かっている。もう私は、ほとんど諦めているんだ。あなたたち原発コワイ派の人間たちに。
私と同じ考えの、微量の放射能はコワくない派の中矢伸一氏が正しい。
私は腹の底から決断したんだ。私は、原発もそれから原爆(核兵器)も怖くない。こんなもので脅されてたまるか。私は激しく怒っている。この副島隆彦だけは絶対騙されないぞ。お前たちは原発のことを巨大な悪魔か大魔神だと思って、恐れて脅えているんだ。私だけはあれらの正体を見抜いてしまった。だから、私は、原発も原爆ももう怖くない。
投稿者の心の声:副島氏は対談当初スピリチュアル系なる「自分が幸せになる方向気持ちがよくなる方向で物事を考える」(オメデタイとも言える)人々に対して言葉を選んで発言するつもりだったのではないか?またまんまと高岡編集長に乗せられてしまっているような?
高岡:原発の中に入って作業してくださっている方々に、私は本当にありがたい気持ちでいっぱいです。私だったら絶対にできないことを、やってくださっているのですから。
副島先生は、原発施設のなかで四六時中お仕事ができますか?あるいは息子さんのことを四六時中、内部に住まわせますか?
副島:できますよ。私を建屋の中に入れるべきだ。原発のすぐ近くで暮らしたい。作業員たち7000人が今何をやっているか知っているか。彼らは福島第一原発と第二原発の間の地下に、長さ3kmぐらい、幅1kmぐらい、高さ300mぐらいの巨大な空洞を秘密で造っているんだぞ。それは青森県六ヶ所村の3倍か4倍ある。その工事をやっている。だからほとんどは建設作業員だ。何のために造っているのか?
高岡:核廃棄物の処理施設ですか?
副島:そうだよ。このことはだれも一言も、日本ではしゃべっていない。副島隆彦だけだ。これは書かなきゃいけないことだ。国民に知らせるべきことなのだ。そのために土木作業員が1日2万5000円とか、3万円の日当で入るんだ。誰かが大声で言うべきことだ。この作業員たちは誰も被爆なんかしない。
高岡:チェルノブイリで48人死んだということは副島先生が確認した事実ですね。48人も死者を出した原発なんか持たなくていい。
副島:チェルノブイリから200km、300kmのところでも被害が出た、とあなたは今でも信じ込んでいる。しかし、実はだれも発病なんかしていないし被害が出てないんだ。
高岡:それだったらなぜドイツのメルケル首相は「原発を全廃する」と宣言したのですか?
副島:馬鹿だからだ、ドイツ人が。今回、私はドイツ人を見そこなった。もう少しは頭のいい国民かと思っていた。完全にアメリカに洗脳されている。ドイツの「デア・シュピーゲル」という大新聞が一番騒いだ。福島の現地を冷静に調査して報道していない。発病者が誰もいない、という事実さえ報道しない。
高岡:ドイツの原発の全廃は賢明な選択だったと私は思います。
副島: 何を選択したというのか?ドイツは原発を全廃などしない。14基ある原発を、今後40年間のうちに全廃すると言っただけだ。ドイツでもいっとき止めてあるだけで、もうすぐ原発を動かすよ。ドイツ人だってバカばかりではないんだ。冷静な頭脳をした人々が多くいる。編集長よ。自分たちの方が世界の民衆の多数派で正義だ、なんて勝手に思うなよ。そのうち真実がどんどん露出してホエヅラをかくなよ。あなたちから見ればホエヅラをかくのは、私のほうだとあきれかえっているだろうが。これは勝負なんだ。真剣勝負だ。決着は事故から5年後につく。その時はその事実に、双方が素直に従うべきだ。500人1000人と福島の赤ちゃん、子供に甲状腺がんが出るか出ないか、だ。ドイツに対してフランスが怒ったんだ。ドイツは勝手にきれいごとを言っている。フランスから原発でできた電気を買っているくせにと言ったのだ。
高岡:日本は火山国だし、地熱発電ができるんですから、発想を転換すべきです。現にアイスランドに輸出している地熱発電は日本の技術だそうです。
副島:だから、そういう大量発電の新技術を実際に大規模に動かすのにあと20年ぐらいかかるんだ。それらの新技術で賄う電力量で本当に足りるのか。
高岡:もっといのは、各家でひとつずつ小さな発電機を持つことです。もっと廉価品、普及版を開発して、各家で電気が賄えるようになったら原子力にも火力にも大型の発電所に頼る必要はなくなります。だから早くそういう廉価品が普及するよう技術開発をしてほしいです。日本の技術力をもってすれば、さほど難しいことではないはずです。
副島:だがね。新技術をそんなに簡単には進まない。ソーラー(太陽光発電)4万枚で電力をつくっても、大型工場ひとつ賄えないそうだ。2千戸分の家庭の電気がやっとだそうだ。私は先々週、中部電力の知多半島の火力発電とソーラー(4万枚)を見学してきました。私は今、光文社から出す予定の『個人備蓄の時代』という本と書いている。その調査、取材で行った。そこの火力発電所のまじめな所長が、隣接する4万枚のソーラーを指しながら「こんなもの、うちの3号機を2時間動かしたらソーラー発電の1年分をつくっちゃいます」とブツブツ文句を言っていた。家庭用なら10kmワットあればいいからソーラーパネルを15枚も屋根に取り付ければ十分に家庭用は賄える。群馬県の館林市にも勉強しに行った。
新エネルギーの開発というのは本当に大変なんだ。現場の技術者たちの声を聞かなければいけない。電力会社は、今は国民の敵みたいになっているから、ウソなんかついている余裕なんかないんだ。自分たちがこれまでのように殿様商売で電力の独占事業で生きていけるとは思っていない。ソーラーパネルで電気を作るというのは、家庭用はできる。が、大きな工場などはまだまだ無理だ。そうすると電力会社にしてみれば、どうしてもやっぱり火力か原子力でやるしかないというのが現場の真実だ。
高岡:そりゃ電力会社の方たちは反対するでしょう。新しい発電法が普及しちゃったら自分たちの必要性がなくなってしまうのですから。彼ら自身が新しい発想の切り替えて新しい事業にシフトしていけばよいです。そうでない限り、火力や原子力などの従来のものに固執して、なんとか死守しようとしますよね?新しい、より良いモノが普及しないように。
副島:松下(パナソニック)やトヨタの経営陣がカーっと怒って、「本当に安定的に今後も電力を供給してくれるのか」「もし安定供給できないならば電力会社からは電力を買わない。自分でつくる」という動きもある。GEのガスタービン史記の発電設備を緊急で輸入したりした。
日本政府も世界権力者の大悪人たちも、放射能なんか、たいして危なくないんだと知っている。私も今回よく分かった。とにかく一般国民を恐い恐いと脅して煽動して、原発施設の近くに人々を近寄らせなくしているのだ。その方が現地での反対運動が出来ないから都合がいいんだ。福島からどんどん人が減った方がいいんだ。政府としては今、秘密で作っている核の廃棄物処理施設を運営しやすい。「中間処分施設の建設」と政府は言いだしているが、本当は巨大な最終処分施設なんだ。この秘密の地下工事のことは、専門家やテレビ、新聞を含めて一切発表しない。記事にしない。厳しい報道統制が敷かれているのだろう。全ての人(コワイコワイ派も)が黙って何も言おうとしない。極めて異常だ。誰も福島の現地には来ようとはしないから。あなたも現地に行きなさい。私の学問道場の現地本部に行って来なさい。連絡しておいてあげるから。恐い恐いで国民を脅して、恐れさせて、恐怖状態に置いた方が支配しやすいから煽動する。
「私はだまされないぞ」という決意で私は生きている。だからこんなことに絶対に騙されません。核兵器も恐くない。恐れない。わかりますか?
高岡:わかりません。私は悪夢のように感じます・・・広島と長崎の爆心地で67年前に繰り広げられた光景・・・被爆し、苦しみ呻きながら亡くなっていった方々のことを思うと・・・・!先生はご覧になられたことはありますか?原爆で被爆して亡くなっていった方たちの写真集を!あの地獄絵のような写真の数々を見たら、ふつうの心を持った人間だったら、絶対に核兵器は使うべきではないと思うはずです!
副島先生はそれを見ても、核兵器は怖くないとおっしゃるのですか?
副島:広島で16.6万人、長崎で7万人が原爆で死んだ。爆心から4km平方の人たちが高熱と熱風で焼けただれて死んだ。」昭和20年(1945)の8月に落とされて同年の年末まで5ヶ月で死んだ人の数です。このあと死者たちの数は公式の被爆者の数字には加えません。二つの原爆による死者は、だから24万人と決まっている。これは世界的に確定している事実だ。異論、反論はない。今でも90歳を越して広島と長崎の原爆病院で生きている患者たちがたくさんいる。」ことことの真実があなたに分かるか!そのうち徹底的に暴いてやる。「広島と長崎と福島の事故は全く違う。関係ない」などと言って逃げられると思うな。私は長崎、広島の人たちからも多くの真実を聞いて知ってしまった。「広島、長崎では老人たちが今も元気でたくさん生きてますよ」という巨大な真実をあなたたちにイヤというほど教えてやる。「そんなの聞きたくない」といっても聞かせてやる。私はあなたたちコワイコワイ派の低脳たちと闘い続けます。
高岡:失礼ですが、投下され爆発したあと急速に薄まっていった原爆の放射能と事故を起こした原発からこれからも垂れ流しになるか分からない放射能とでは単純な比較はできないと私は考えます。
たしかに、広島や長崎には元気な長寿の方々がいらっしゃることも聞いています。だからといって、原爆や核爆発の恐ろしさが消えるわけではありません。たった2発の原爆で24万人が亡くなったのは事実ですし。チェルノブイリで48人が亡くなったことも事実です。原子力発電や核施設の存続を本能的に忌避することが、副島先生からこんなに非難されるのは解せません。
副島:あなたのような低脳には、私の「核兵器さえも恐れない理論」はどうせ理解できないよ。私はホトホトあなたたち、現実と現場を見ようとはしない愚か者たちにあきれはてている。深い知恵を持とうとしない者を説得することはできない。原発は、半分ぐらいを動かせばいいんだ。40年経過した古いのからどんどん廃棄していけばいい。
高岡:それで造りかけのものは完成させて使いなさいというのが先生のご意見ですね。
副島:そう。完成させて使いなさい。だって建設費だけで大間原発などは既に1兆円かかっている。
高岡:お金の問題デハナイノデス。コワイコワイに煽動されているのでもないのです。ただ単純にイヤなものはイヤなのです。
副島:イヤだイヤだと単純に言っていなさい。それがあなたの本音だ。文字通り単純なんだよ。私は日本は核兵器は持つべきではないと昔からずっと書いてきた。そんな危ない刀なんか持って振り回すと自分の手足を切ってケガするから。
アメリカに内緒で核兵器を自力で持とうとする秘密の動きが、30年前から東電と自衛隊の一部と三菱重工と自民党の右翼政治家たちの中にあった。今もある。アメリカにはバレている。核兵器用のプルトニウムを200トンぐらい既に作ってどこかに隠して貯蔵している。「これらを廃棄しろ」という国民運動をするべきなのです。しかしどうせ日本政府は廃棄しないし、これからも作り続けるだろう。私は深く深く考え続けるだけだ。
以上転載終了
*副島氏のいうスピリチュアリズムを心棒する人たちとは群馬のゆみこ嬢のような人のことでしょうかね?
???副島氏は核兵器爆発後の放射能が怖くないとの論理であり核兵器の破壊力は恐ろしいのではないのか?核兵器は怖くないと言い切ると両方怖くないと言っているように高岡編集長は解釈したのではないのか?
核兵器の破壊力をも怖くないのなら副島氏は日本は核兵器を持っても平気でありケガしないことにならないのでは?
どっちにしても副島氏は私にはついていけない論理ですが。突っ込みどころが多数ありすぎて・・・。まあ、この調子で私を笑わせてください。楽しみにしております。
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- Re: 副島隆彦 誰も書かない世の中の裏側 原発再稼動議論 月刊ザ・フナイ2012年9月号より ♪ペリマリ♪ 2012/10/03 22:39:08
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