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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZBG9W6TTDSF01.html
1月13日(ブルームバーグ):韓国の朴槿恵大統領は任期2年目のスタートに、南北統一によって得られるだろう前例のない繁栄を目指していく姿勢を表明した。ただ、朝鮮戦争から60年以上が過ぎており、多くの韓国国民の間では統一への関心は薄れつつある。
高齢化によって国家の労働生産性が脅威にさらされる中、韓国サムスン電子の電子機器を愛用し、Kポップの音楽を聞く有権者らを説得するため、朴大統領はアジア4位の韓国の資本と技術を北朝鮮の人的資源および天然資源と結び付けることによる経済面での利点を訴えるキャンペーンを計画する。
朴大統領はソウルの青瓦台でインタビューに答え、「南北分断の状況が長引くことで、統合の重要性に関する認識が後退してきていることは認めざるを得ないところだ」と語った。その上で、南北統一によって経済は新たな飛躍を経験し、活力が注入されるだろうとの見方を示した。
来週スイスのダボスで開催される世界経済フォーラムに出席する予定の同大統領は10日のインタビューで、今年は中小企業を支援する「創造的な経済センター」を構築していく方針を表明した。斬新なアイディアを持っている人たちに担保なしで資金を提供するのが目的だと説明した。
対日関係
一方、朴大統領はこれまで、安倍晋三首相からの首脳会談の呼び掛けに応じない姿勢をとり、安倍政権が慰安婦問題などに言及し、両国政府の歴史認識について日本側の対応に前進があることが前提との姿勢を示してきた。安倍首相も来週ダボスを訪問するが、朴大統領は両国間の意見の相違について話し合う可能性は低いとの認識を示した。同大統領は「両者が握手を交わすかどうかといった単純な問題ではない」と指摘、「私からあなた方に尋ねたい。韓国側の立場ならば、何事もなかったかのように振る舞って先に進めるだろうか」と語った。
原題:Park Extols Korea Bonanza With a North-South UnificationEconomy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Matthew Winkler mwinkler@bloomberg.net;ソウル Sam Kim skim609@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Anstey canstey@bloomberg.net
更新日時: 2014/01/13 12:29 JST
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