http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/368.html
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(回答先: 北朝鮮外相「拉致問題 解決済み」 岸田氏反論「事実に反する」 ARF、日中は接触無し 投稿者 あっしら 日時 2013 年 7 月 08 日 04:09:15)
安倍首相が小泉訪朝の段取りを整えた田中均氏への“奇妙な批判”を繰り返しているが、どうも、拉致被害者の解決方法をめぐる日朝間のやり取りや合意に関することについて何らかの決着ないし始末をつけることが目的のようだ。
安倍首相は、3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で、田中均元外務審議官が外務省で北朝鮮外交を担当していた際の交渉記録について「小泉純一郎元首相の訪朝前の田中氏の2回の交渉記録が残っていない」と指弾したが、田中均氏は、6月24日の講演で、「北朝鮮との交渉記録を「一部残していない」との批判については「記録を付けずに北朝鮮と交渉するなどあり得ない」と否定」している。
この問題については、田中均氏の言い分が正しいと思っている。
田中氏の外交能力レベルや思想性はともかく、重大至極の北朝鮮との交渉について記録を残していないということはとうてい考えられない。
北朝鮮と秘密交渉をしたとしても、そこで合意したことが日本政府の政策になる可能性はないから、やる意義はない。北朝鮮も、ノミニケーションならともかく、そんな無駄な交渉に時間を浪費したりしない。
安倍首相の田中均氏批判は、01年末から02年秋にかけての日朝交渉で合意した“不都合なこと”(拉致問題 の解決方法)をないことにしたい思惑(下準備)が潜んでいる気がする。
※ 参照投稿
「首相、北朝鮮との交渉記録「2回分ない」 田中氏を改めて批判:この間の田中均批判の意図は何だろね?」
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/541.html
「拉致被害者返す選択肢無かった」 田中元外務審議官が反論
小泉政権下で北朝鮮との交渉にあたった田中均元外務審議官は24日、都内で講演し、安倍晋三首相に交流サイトのフェイスブックで「外交を語る資格がない」などと批判されたことに反論した。
田中氏が2002年に北朝鮮から一時帰国した拉致被害者5人を「送り返すべきだと強く主張した」とする首相の指摘に「(被害者の)子どもたちを帰すのに時間がかかるかもしれないと申し上げた。それがネガティブにとらえられたとすれば残念だ」と述べた。「5人を北朝鮮に返すという選択肢は無かった」とも強調した。
北朝鮮との交渉記録を「一部残していない」との批判については「記録を付けずに北朝鮮と交渉するなどあり得ない」と否定。アジアや欧米の価値観を共有する国と連携し対中けん制を進める首相の外交戦略には「得策ではない」と懸念を示した。
[日経新聞6月25日朝刊]
- 拉致問題相 8日からモンゴル訪問:北朝鮮の拉致問題に関する協力についてモンゴル政府幹部と協議 あっしら 2013/7/10 03:22:03
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