http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/837.html
Tweet |
エルサレム(CNN) パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスのハニヤ首相は24日、反政府活動への武力鎮圧が続くシリア情勢に触れ反体制派への支持を宣言した。
ハマスはこれまでシリアの軍事、財政支援などを受けていたとされ、同首相の発言はシリアのアサド政権を見限ったことを意味する。シリアの反政府デモは昨年3月以降に本格化したが、ハマスはアサド体制への批判をこれまで抑制してきた。
ハニヤ氏はエジプト・カイロにあるイスラム教権威のアズハル大学モスクで宗徒を前に演説、「自由、民主主義や改革のために闘うシリア国民に敬意を表する」と強調した。また、ガザ南部のカーンユニスで開かれた集会で演説したパレスチナ指導者もシリアの反体制派への支持を表明した。
ハマスはシリアで武力弾圧が強まった後、アラブ諸国やトルコからシリアからの離反を促す政治圧力を受けていた。これを受けシリアと距離を置く姿勢をここ数カ月強め、同国に拠点を置いていた政治部門指導部の移転も検討、要員や家族が出国する動きも出ていた。
ハマスは自治政府のアッバス議長率いる主流派ファタハと対立、自治政府は分裂状態にもある。ハマスはイスラエルとの和平交渉を拒否して同国の存在も否定、軍事部門の「カッサム隊」はイスラエルに爆弾テロなども仕掛けている。
米国と欧州連合(EU)はハマスをテロ組織に指定している。
http://www.cnn.co.jp/world/30005723.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。