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Re: テスト
http://www.asyura2.com/11/test23/msg/580.html
投稿者 SOBA 日時 2011 年 10 月 14 日 11:08:56: LVbi13XrOLj/s
 

(回答先: Re: テスト 投稿者 SOBA 日時 2011 年 10 月 14 日 11:00:56)

10・9(日)渋谷、反原発・脱原発、怒りのドラムデモに行きました。凄い迫力・アピール力・盛り上がりでした。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/10/post-fc94-1.html#top


 @nigaoeと楽器を持って出かけました。恵比寿公園には集合時間10分前の4時5分頃到着。出発は4時45分。秋の日はつるべ落とし、解散地、渋谷神宮通公園にゴールした時にはすっかり暗くなっていましたが、最後までエネルギッシュで迫力のあるデモでした。疲れましたが、気持ちのいいデモでした。もうサウンドデモ以外は行く気がしない(笑)

 雑談日記でサウンドデモ推奨のエントリーをアップしたのは、福島震災・原発事故前の去年2010年の11月26日です。10・9(日)渋谷、反原発・脱原発の盛り上がりを見ていると隔世の感、ようやくここまで来たかと思いました。

 サウンドデモのズンズン腹にまで響く迫力を感じながら、久野収さんの言葉が実感をもって理解出来た気がします(雑談日記で紹介した、柄谷行人さんの「反原発デモが日本を変える」文章中の下記部分です)。参加者の声もぜひご覧ください

(以下引用始め)

 昔、哲学者の久野収がこういうことを言っていました。民主主義は代表制(議会)だけでは機能しない。デモのような直接行動がないと、死んでしまう、と
デモなんて、コミュニケーションの媒体が未発達の段階のものだと言う人がいます。インターネットによるインターアクティブなコミュニケーションが可能だ、
と言う。インターネット上の議論が世の中を動かす、政治を変える、とか言う。しかし、僕はそう思わない。そこでは、ひとりひとりの個人が見えない。各人
は、テレビの視聴率と同じような統計的な存在でしかない。各人はけっして主権者になれないのです。だから、ネットの世界でも議会政治と同じようになりま
す。それが、この3月11日以後に少し違ってきた。以後、人々がデモをはじめたからです。インターネットもツイッターも、デモの勧誘や連絡に使われるようになった

(以上引用終り)

※後ろで東京新聞の10月12日の社説「民の声を恐れよ 脱原発デモと国会」を採録しておきます

 YouTube動画です。特に最初のrioakiyamaさんのはとても良くまとまっています(動画中、いくつかをキャプチャしました)。

10.9脱原発デモ『怒りのドラムデモ』
rioakiyama
http://youtu.be/ObuBZRIRz2U


 もう一つ。

10.9 怒りのドラムデモ
rougan7
http://youtu.be/3iCLUoyqxSk


 以下、demonokoeさんのは必見です。今までマスゴミに徹底的に無視されてきたような意見ばかりです。これを見ていると、マスゴミの情報操作・情報管理がネットによって完全に破綻した事を実感します。マスゴミが国民に全く相手にされなくなる日も近い(笑)

Voices_デモ参加者の声002(「怒りのドラムデモ」2011年10月9日恵比寿〜渋谷)
demonokoe
http://youtu.be/-nlY-oBYDwM


 関連:
VOICES_デモ参加者の声001 2011.9.24 @渋谷・原宿
demonokoe
http://youtu.be/UahnOhmY1II


  もう一つ、関連で、。これも立派なサウンドデモ。「原発要らない、未来が欲しい、今まさに、ああソレ、今まさに、ああソリャ、今まさに」のんびりしたリズムで、おじさん風味のノリを若いママさん達が唱和しているのが何とも聞いていていい感じです。

6.11鎌倉脱原発デモ『第3回 イマジン原発のない未来 鎌倉パレード』
rioakiyama
http://youtu.be/x48_rorhJB8


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 rioakiyamaさんアップの動画をキャプチャしました。

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1、大人に混じって少年もドラム参加。

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2、若者はプラカードで――日本の未来は「ボクら」が決める NO NUKES」――。

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3、トランペッターも参加。

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4、出発直後から途中参加でデモ隊列がどんどん膨れあがっていきます。

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5、長蛇のサウンドデモ隊列。先頭だけでなくデモ隊列全体にサウンド参加者が混じっているのが今回の特徴。とにかく凄い迫力。

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6、「やればできる脱原発」

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7、外人のサイクリストもハンドルに片手ナベをつけスプーンで叩いてサウンドデモ。

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8、お父さんと一緒に赤ちゃんも参加。おねえちゃんの方は眠くて瞼がくっつきそう。その右に「子どもを守れ」のプラカードの若者。

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9、歩道から手を振るご老人。

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10、ノリノリで手を振りデモ隊を見送ってます。

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11、サウンドデモ中でもご老人パワー全開。中央がくびれている西アフリカの太鼓、ジャンベを叩いています。

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12、ご老人の前では、軽やかにステップをきざんで踊る若者。

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13、雨宮処凛さんは腕章を巻いてスタッフで参加。

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14、勤労福祉会館を過ぎ、アップルストア渋谷の前には、10月5日になくなったスティーブ・ジョブズ、アップル社会長(創業者、元CEO)を悼む沢山の花束がありました。

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15、渋谷駅前交差点を過ぎる所。処凛さんの右奥の方に信号待ちの若者の姿が見えます。食い入るように、あるいはビックリしたように見ている若者が多かったです。サウンドデモの迫力に必ず何かを感じたはず、。

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16、「芝工大全学闘」の幟。

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17、解散地、神宮通公園で輪になってステップを踏むコスチューム参加者を囲んでドラムを叩いている所。

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18、今回、女性のドラム参加者が増えた気がします。他の楽器では物足りなくなるのかも知れませんネ。

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 以下、資料として採録。

民の声を恐れよ 脱原発デモと国会

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011101202000045.html

 原発の是非をめぐり大規模な集会やデモ、住民投票実施に向けた動きが広がっている。国会にこう訴えかけているのではないか。「民(たみ)の声を恐れよ」と。

 九月十九日、東京・国立競技場に隣接する明治公園で開かれた「さようなら原発五万人集会」。呼び掛け人の一人、作家の大江健三郎さんはこう訴えた。

 「私らは抵抗する意志を持っていることを、想像力を持たない政党幹部とか経団連の実力者たちに思い知らせる必要がある。そのために何ができるか。私らには民主主義の集会、市民のデモしかない。しっかりやりましょう」
◆「お母さん革命」だ

 この集会には主催者発表で約六万人、警視庁の見積もりでも三万人弱が集まったという。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を機に、脱原発を目指す運動は燎原(りょうげん)の火のごとく、全国各地に広がっている。

 子どもたちが学校で受ける放射線量の限度をめぐり、文部科学省が当初設定した年間二〇ミリシーベルトから、一ミリシーベルト以下に引き下げさせたのは、「二〇ミリシーベルトの設定は子どもには高すぎる」と行政に働き掛けた保護者たちだった。

 満身の怒りで国会、政府の無策を訴えた東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授は、原発事故後、子どもの命と健康を守るために立ち上がった市民の動きを「お母さん革命」と表現する。

 原発反対、推進のどちらにも与(くみ)せず、極めて重要な案件は国民一人一人が責任を持って決めるべきだとの立場から、東京や大阪、静岡では原発の是非を問う住民投票実施に向けた動きも始まった。

 自分たちの命や生活にかかわることは自分たちで選択したい。この思いは、国会開設を求めた明治期の自由民権運動にも通底する政治的衝動ではないだろうか。
◆政治過信の果てに

 背景にあるのは「国民の厳粛な信託」(日本国憲法前文)を受けた国民の代表者であるはずの国会が、「国民よりも官僚機構の顔色をうかがって仕事をしているのではないか」という不満だろう。

 代議制民主主義が、選挙で託された国民の思いを正確に読み取り、国民の利害が対立する問題では議会が持つ経験に基づいて調整機能を働かせれば、国民が直接行動しなければという衝動に駆られることもなかった。

 例えば原発建設。地震頻発国のわが国に、なぜここまで多くの原発が造られたのか。安全性をめぐる議論は尽くされたのか。

 国民は素朴な疑問を抱いていたにもかかわらず、国会はそれを軽んじ、官僚と電力会社主導で原発建設が進んだのではないか。深刻な事故後も脱原発に踏み込めないのは、政官財の利権構造を守るためだと疑われても仕方がない。

 増税もそうだ。少子高齢化社会の到来に伴い増大する社会保障費を賄うためには、いずれ消費税を含む増税が不可欠だとしても、その前にやるべき行政の無駄や天下りの根絶は不十分だ。

 難しい課題にこそ与野党が一致して取り組んでほしいと国民が望んでいるのに、霞が関への遠慮からか、遅々として進まない。

 二〇〇九年の衆院選で民主党への政権交代が実現したのは、官僚主導から政治主導への転換に対する期待感からではなかったか。

 その民主党政権が二年間の試行錯誤の末、行き着いたのが結局、官僚との共存路線だった。野田佳彦首相に問いたい。菅前内閣のように官僚を排除する必要はないが、それは国民が民主党に望んだことだったのか、と。

 政治不信といわれて久しいが、むしろ私たちは政治を「過信」していたのではあるまいか。

 選挙は主権者たる国民が主権を行使する唯一の機会だが、選挙後は「どうせ政治は変わらない」と諦めて、声を発しようとしない。そもそも投票する人が減り、あらゆる選挙の投票率は低下傾向にある。そんな「お任せ民主主義」で政治がよくなるわけがない。

 仏革命に影響を与えた十八世紀の哲学者ルソーは社会契約論で「彼ら(イギリスの人民)が自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人民はドレイとなり、無に帰してしまう」(岩波文庫版)と英議会制度の欠点を指摘し、直接民主制を主張した。
◆代議制を鍛え直す

 ルソーは代議制の陥穽(かんせい)=落とし穴を言い当てているが、二十一世紀の私たちは選挙後に待ち受ける代議制の落とし穴にはまらず、奴隷となることを拒否したい。

 政策決定を政治家や官僚任せにしないためにも、私たちには「民の声」を発し続ける義務があり、負託を受けた議員は最大限くみ取る。そうした当たり前の作業が代議制を鍛え直す第一歩になる。

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