http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/133.html
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(回答先: 前原氏「万歳で既成事実作られた」八ッ場ダム再開(演出で誰得?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2011 年 12 月 25 日 20:40:32)
ダム建設をめぐる問題を、政調会長と大臣が意地で対立する「政局」かの如く報じるマスコミが多い中、東京新聞はダムの問題点を指摘していた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
【群馬】
八ッ場ダム「継続」決定で<3> 政治の「敗北」 「既成事実で押し切られ」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20111225/CK2011122502000125.html
2011年12月25日
(写真略)
離党表明した会見を終え、会場を去る中島氏=衆院議員会館で
「最重要公約を放棄し八ッ場(やんば)ダム建設継続を決定した。ダムありきの検証を進める河川官僚や、なし崩し的に建設を既成事実化しようとする勢力に屈した」
民主党離党を表明した二十四日の会見で党県連会長代行の中島政希衆院議員は、野田政権を語気を荒らげて批判。「地元にも全国にもこの愚かな決定に怒り、涙を流した人がたくさんいる。私はその人たちと行動を共にしたい」と声を震わせた。
四日前の二十日。中島氏は取材に「八ッ場ダムを止めるチャンスは何度かあった」と振り返った。
大きかったのは、八ッ場ダムを含む全国のダム事業の検証枠組みを決める国土交通相の諮問機関「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の人選だったという。
二〇〇九年十一月に決まった同会議の顔触れを見た中島氏は「ダム推進派ばかりじゃないか」と不審に思い、当時の前原誠司国交相に問いただした。前原氏は「大丈夫。座長にはよく言ってある」と応じたという。
しかし、その有識者会議がつくった枠組みに沿って国交省関東地方整備局は八ッ場ダム事業を検証し「建設継続」の結論を導いた。一都五県の知事や自民党の建設推進派から「自分たちで作ったルールに沿った検証なのに文句を言うのは何事か」と批判されるゆえんだ。
中島氏は「河川ムラの人たちに検証してもらえば、造った方がいいという結論になるのは決まっている」と悔しがる。二十四日の会見でも度重なる国交相の交代で政治主導が進まなかったと指摘。「大畠(章宏)さんが無関心すぎて」国交省の官僚主導が強まったと述べた。
反対派の議員らが危機感を抱いて動き始めたのも遅かった。八ッ場ダム問題に対する党の意見を集約するため、党政調分科会の初会合が開かれたのは十一月十八日。「今ごろか、という感じも正直する」と参加議員がぼやいていた。いざ分科会が始まっても、座長の松崎哲久衆院議員から「建設の是非や検証の枠組み自体は問わない」とくぎを刺された。
「政治家の責任ある決定がなおざりにされ、既成事実を積み重ねられて押し切られた」と中島氏。「敗戦の弁」とも聞こえる言葉が重く響く。 (伊藤弘喜)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
関連:
■八ッ場ダム問題 国の検証に疑義相次ぐ[東京新聞](他に疑義報道は?)
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/786.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2011 年 9 月 25 日 08:50:18: N0qgFY7SzZrIQ
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