http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/272.html
Tweet |
TPPに日本が参加するなら、中国も誘うべき
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/b5336e9352dbd1884d7a9eae76898b85
2011-11-13 07:04:34 生き生き箕面通信
おはようございます。いまほど日本の外交力が問われている時はないといえるほどです。日本の国柄をかけて、アメリカと向き合わなければならないからです。
生き生き箕面通信1070(111113)をお届けします。
・TPPに日本が参加するなら、中国も誘うべき
野田首相は本日(現地時間12日)、ハワイでの日米首脳会談で「TPP交渉に参加したい」とオバマ大統領に伝えました。日本の外交戦略として、何を取り、何は譲ってもいいのか、自分でもよく整理していないにもかかわらず、APEC(アジア太平洋経済協力会議)行きのバスが来たから、ただ飛び乗ったというわけです。
実態は、アメリカの要求に従っただけ。実際、普天間基地移設問題が進展させることができないので、その代わりTPPでアメリカさまのご機嫌を取る。姑息なやり方です。日本の国柄を根本から変えられるほどの大問題であるにもかかわらずです。
私たち日本国民は、野田首相から十分な説明を受けたという納得感があるでしょうか。「よし、それなら私たちのためになるから、オバマさんと大いにやりあってください。アジア太平洋地域の発展のためにがんばってください」と、応援する気持ちになっているでしょうか。
激動する世界情勢のなかで日本が生き延びるためには、アジア太平洋地域の活力を取り込むことが欠かせないことは、どなたも異論はないはずです。アメリカもその成長力に目をつけました。そして取りあえず日本市場をむさぼり食らうことにしました。
アメリカの戦略は、TPPという地域囲い込みによって、ついでに中国封じ込めも図る。
日本はどうあるべきでしょうか。日本は中国とも手を結びましょう。どうせTPPに参加するなら、中国も誘いましょう。それなら、アメリカの外交交渉力と対抗できるかもしれません。日本単独の外交力は、とてもアメリカに立ち打ちできない。
いい例が、日本は稼いでも稼いでも、そのカネはアメリカの国債という紙切れを買わされて、日本国内のカネ回りはほとんど良くならないようにされています。
野田首相も、「TPPは、ASEANプラス3へのステップ」と明言しています。ASEANは東南アジア諸国連合で10か国。それに、日本、中国、韓国の「プラス3」を加え、13か国。そこをにらんで、TPPに中国を誘いましょう。中国も並々ならぬ関心を寄せ、警戒感を強めています。アメリカは絶対に拒否するでしょう。しかし、せめてそのくらいの駆け引きはしてほしいものです。
「ASEANプラス3」という地域協定は、日本の安全保障にも大きな貢献が期待できます。
◇
TPPめぐり、早くも米中が駆け引き
動画 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4875948.html
12日21:55 TBS
APEC首脳会議に出席するためハワイに到着した野田総理大臣は、日本時間の13日朝、日米首脳会談でTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加を表明する見通しですが、このTPPをめぐって早くも米中の駆け引きが始まっています。
「我々は、これまでTPP関係国から招待状を受け取っていない。いつの日か招待状が届いたら、真剣に研究するだろう」(中国商務省・兪建華次官補)
APEC閣僚会議後の会見で中国商務省の兪建華次官補はアメリカのカーク通商代表を前にこのように述べ、TPPを主導するアメリカをけん制しました。これに対しカーク通商代表は、「TPPにはすべての国を歓迎する。どの国も招待状を待つべきではない」と応じました。
兪次官補はさらに日本に対しても、「東アジアの経済大国として日中韓のFTA=自由貿易協定を促進させると表明していた」と指摘し、TPPをめぐる日米の動きに警戒感をあらわにしました。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK122掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。