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(回答先: 「平均年齢、2回とも34.55歳」は「クジ引きやらず、都合のよい審査員揃えました」と公表したのと同じ!(一市民が斬る!) 投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 05 日 14:24:16)
密かに候補者名簿以外から押し込まれた検察審査員とは、どのような性格の人達であったのだろう? 「ごく一般的な市民である」キャッチフレーズではそうだが。確実に起訴議決を出すことを誰かに嘱望され、しかも自分たちは正式な手続きによって選ばれた審査員であると信じて疑わない人達とは。安全上からは、多数の一般人を仲間に引き入れるのは危険だから、変に思われる指示は極力避けたほうがいい。作業手順は他の審査会と特に変わりはなかっただろう。
ただ、自分の使命として小沢氏を起訴しなければならないと思っている思想堅固な人達にしては、意外と審査会の欠席やドタキャンが目に付く。審査員が議決当日に欠席や早退さえしているのだ。(森ゆう子ブログ『東京第5検察審査会の起訴議決は無効だ!調査報告続編発表・2011年6月30日 (木)』参照)
私としては、使命感を持った特命審査員とはどうしても思えない。では反対に、多数に迎合しやすく誘導の簡単な物事を深く考えない人たちであったらどうだろう。欠席やドタキャンと平均年齢の低さ説明は付く。しかしそんな人たちを危険を冒してすり返る意味が果たしてあるだろうか。
検察審査会は、その存在や業務内容についてほとんど国民には知られていない。その審査会に全くのど素人を11人集めて、通常の審査回数1〜2回程度で曲がりなりにも結論を出すということは、至難の業であろう。1回目の集まりで「審査会とはなにか」とか「審査の手順」とか「議決後の身の守り方」を説明しても、1ぺんで消化納得する者は半分にも満たないのではないか。そうすれば2回目の審査会でも、案件の審査に入れるかどうか怪しいものだ。
全国審査会の審査スピードからみれば、こんな悠長なことをやってる暇がない。1件の審査で4〜5回も召集はしていられない、としたら「検察審査会業務に慣れた者」を呼び集めたくならないだろうか? たとえその者たちが、選挙管理委員会選出の400名の候補者名簿に入っていなくても。
クジで選んだ400名のデータ「検察審査員候補者予定者名簿」はCD−ROMに焼き付けて検察審査会事務局に提出される。(検察審査会法・第10条)
事務局はそのデータをもとに質問票を用い調整した後「検察審査員候補者名簿」を作製する。(検察審査会法・第12条2)
候補者名簿に載った段階で、400名からは減少しているが全員に通知される。(検察審査会法・第12条2の3)
そして検察審査会法・第13条で、「検察審査員候補者名簿」からクジで22名の審査員及び22名の補充員を選ぶ。
クジ引きソフトは、自動的に検察審査員候補者名簿を読み込むようにはなっていないようだ。森ゆう子議員の『検察審査会の謎を解明せよ・検察審査会調査報告書(23年6月30日)・・同氏のブログ資料サイト内』を参照せよ。いろいろ操作が可能だ、と述べている。
ならばこの段階で、「検察審査会業務に慣れた者」を紛れ込ますことも可能になる。つまり選挙管理委員会の400名の「候補者予定者名簿」にはなくて、検察審査会事務局の「候補者名簿」には名前がある者が、出現するということだ。当然この者にも「候補者に選ばれました」の通知は行く。あとはクジ引きソフトが偶然拾い出したように偽装すれば完璧だ。「候補者予定者名簿」と「候補者名簿」を照合しない限りばれやしない。
もっと大掛かりになれば、「候補者予定者名簿」そのものから書き換えるということも考えられる。そうなると、選挙管理委員会が持っている「控え」と検察審査会事務局が持っている「提出版」を照合しないと発見は不可能である。しかしそこまでやるだろうか?
検察審査会事務局はクジ引きソフトを使用したが、「本来の機能は使用しなかった」というのが正解に近いと思うのだが、いかがだろう。
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