http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/828.html
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石原慎太郎都知事の妄言癖はお喋りの男の強がりとして悪名が高いが、それを批判するマスメディアがほとんどないのは都知事が警視庁のボスであり、警察を通じた嫌がらせを恐れて指摘しないのだと言われている。そういった状況にある中で、石原都知事を「湘南の太陽族(チンピラ)の成れの果て」と切り捨てただけではなく、自民党や民主党の政治家たちを病気の例として取り上げている痛快な本が登場した。
最近ヒカルランド社から出た『生命知の殿堂』という本は、生命の健康と病気について論じているとても真面目で読み応えのある本だが、副題に「現代医学と日本政治の病理を抉る」とあるのを見ても分かるように、日本の腐った政治についての病理学的診断が色々と書かれている。
病気になるのは免疫が機能していないというテーマが中心であり、がんやエイズのような悪政の病気からストレスによる神経衰弱まで、いろんなケースが分かり易く書いてあるのでとても参考になる。
http://www.hikaruland.co.jp/books/2011/07/27153403.html
分かりやすい例を引用すれば、「・・・田中金権政治で血が腐ってドロドロになり、密室の闇取引で生まれた森内閣は、免疫不全症を悪化させて重態を呈した。そして、小泉内閣は靖国カルトの精神異常であり、安倍内閣は[がん]移転で第四期だし、麻生内閣はそれに痴呆まで加わって、哀れをとどめたご臨終を迎えている」といった具合である。
石原慎太郎がいかに暴君であるかについては、おそらくインキンかあるいはタムシを連想しているかの如き口ぶりで、飛行機のファースト・クラスに乗る乗客について書いた記事として次の様な記述があり、石原慎太郎の税金の無駄遣いと暴君振りを糾弾していた。
「・・・ファースト・クラスの乗客は暴力団の幹部をはじめとして、税金を使う政治家や役人などが圧倒的であり、石原都知事などは秘書までファースト・クラスに乗せ、一回の視察旅行に2000万円の税金を使い、王侯も顔負けの浪費で税金を私物化してきた。このファースト・クラス愛用の上客には、時には成金や大企業の幹部がいても、自腹を切る人はビジネス・クラス止まりだが、江戸っ子の私が湘南の太陽族(チンピラ)の成れの果てに、万が一にでも隣り合わせたら一生の悔恨事だ・・・。」
この『生命知の殿堂』の中には日本の腐った政治についての病理学的診断が書かれていて、日本を徹底的に狂わせた森から小泉にかけての政治に関しては、「・・・ヤクザ政治とカジノ経済に支配された後で、亡国現象を顕在化していた日本の自公体制が、闇取引で出現した森内閣の破綻から、苦し紛れに小泉純一郎を地獄の使者として選び出し、日露戦争より深刻な危機に日本は直面した。横須賀(スカ)の[太陽族](チンピラ)と悪名の高い小泉純一郎は、ニヒリスト特有の性格と経歴の持ち主であり、サイコパス(性格異常)の特性が政治に反映すれば、日本の運命は地獄の黙示録になるだけ・・・」という具合だ。
同じ批判でも悪口ではなく学問的な分析に基づいた評価であり、「朝までナントカ」の愚劣な罵詈雑言などとは一味違うところが国際レベルの発言である。
日本の政治の異常さについては数々の例が取り上げられているが、「・・・菅直人が新設の戦略室の責任者になり、こんな無定見な人物に戦略を担当させたら、戦略はおろか戦術のレベルでも劣るので、日本の未来は暗澹としたものになるのに、鳩山首相には人を見る目が全くなかった。しかも、トロイの木馬として民主党に送り込まれた、松下政経塾で奴隷思想を刷り込まれ、隠れネオコンの悪臭を周囲に撒き散らす、買弁政治家たちが要職に抜擢された。その結果、官邸をはじめ閣僚人事は自公体制並みになり、首相周辺は生臭い空気に包まれた」と実にリアルなダッチで日本の政治の病理を描き上げているのである。
それに較べると石原知事はインキンの水準の低級な皮膚病扱いであり、「石原慎太郎のような口先男が知事だから、東京はアジアの三流都市に落ちぶれて、バンコクやムンバイ並みの混乱と渋滞が続く。行政機能の分離や新首都が必要だが、石原知事は首都移転に反対で、東京への一極集中が改まらない。そのために都民は大きな犠牲を払い続けるが、お粗末な生活環境を強いられても、文句を言う気力さえ喪失している」と厳しい。
最近の『日刊ゲンダイ』に出た斎藤貴男さんの記事が、口先だけのハッタリ男の石原都知事の暴言を批判をしていたのを読んで、勇気あることだと思ったばかりだったので、この江戸っ子の切れ味のいい石原批判は、良く冷えたビールを五杯ジョッキで飲んだくらい爽快な感じがした。斎藤さんは江戸っ子ではないが元気が良くて声援を送りたくなる。
http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/725.html
斎藤さんがもしも江戸っ子だったら、鬱陶しい真夏の天気の中で良く冷えたビールを十杯飲んだくらいに爽やかになれたのではないかと思う。
それにしても何と痛快なことをこれだけ明快に言うとは、流石に江戸っ子だけのことがあると思ってチェックしたら、この江戸っ子は自民党体制を崩壊させた『さらば暴政』の著者として知られた、アメリカに住み世界で活躍していた藤原記者だったのであり、現在は生まれ故郷の東京を田舎者に支配されているのを嫌って、台湾に住んでいるのだということが分かった。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/aec6900741bb0aba9b64929b4b83206c
我々のようにチンピラのしたい放題に反発している都民は、チンピラが嫌いで台湾に住む江戸っ子に向かって、「湘南の太陽族(チンピラ)の成れの果て」の石原慎太郎を東京から追い出し、もっと増しな東京にするつもりだと言う日が来るようにしたいものだと思う。
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