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(回答先: 「退陣3法案」:他に、「郵政」はじめ多くの法案がある(国民新党) 投稿者 忍 日時 2011 年 8 月 07 日 14:32:54)
「復興・増税」より、“景気回復”と“デフレ脱却”を最優先すべき
エネルギー政策:「福島・事故の検証」と「埋蔵電力の掘り起し」を
亀井亜紀子政調会長
31日朝のNHK日曜討論では、与野党の政策担当責任者が出席し、「与野党に問う、復興財源とエネルギー政策」というテーマで、復興基本方針、復興財源、三党協議の現状、そして今後のエネルギー政策について議論が交わされました。国民新党からは亀井亜紀子政調会長が出席し、党の基本的な考え方を次の通り主張いたしました。
復興基本方針:力が十分でない市町村は県・国が指導と調整を
島田解説委員:与党側から国民新党の亀井さんは(復興基本方針について)。
亀井政調会長:基本方針については、地元の声を採り入れながら作ったものですから、評価をしたいと思います。被災者にとって、やはり将来像が見えないという、その不安もかなり大きいですから、やはりそこに住み続けた場合、どうなるのかということが大事だと思います。震災当初から、やはり問われている事として、市町村の役割がどの程度なのか、国はどこまで関与すべきかということで、政府も試行錯誤してきました。今回の復興基本方針でも、市町村が主体だと書いてありますけども、やはり自治体によって力の差がありますし、役場ごと流された所もありますので、やはり力が十分でないところにはどんどん国が出て行く。そしてもし市町村など合併したり人口が減っているので、そういうところは県とか国が指導して調整をしていかなければ難しいと思います。
復興財源:増税は反対、まず“景気回復”と“デフレ脱却”を最優先すべき
島田解説委員:与党側から国民新党の亀井さんは、この財源の問題について、どのように民主党と話をしていくんですか。
亀井政調会長:あの、まず、増税には反対です。まず、景気回復とデフレ脱却を最優先すべきなので、増税には民主党内にも強い反対がありますけども、私たちも反対です。では、どうするかということなんですが、財務省がクリエイティブテイーゼロなんです。増税に逃げ込んでいて、それ以外の財源捻出方法をみずからが考えません。(知恵がないってことですね。)はい。私たちは、先ほど提案になった建設国債もやるべきですし、それから、ずーっと無利子非課税国債を言ってきてますし、これはこれから三年間復興債を無利子非課税にして、例えば5000万円贈与する場合に、2500万円半分を国債を買ったら、残りの2500万円は非課税にするという、そういうことをやっても言いだろうと、今、財務省に対し言っています。ですので、こうやって具体的に財源を作る方法を考えだすべきだと思います。
“ブラックボックス”の(民自公)三党協議=“まとめる努力”をするか、“オープン”にするか
島田解説委員:国民新党も亀井さんは、この問題(特例公債、子ども手当)いかがですか。
亀井政調会長:所得制限については最初から国民新党が導入すべきだと訴えてましたから、今回の合意というんでしょうか、それには特に抵抗はありません。ただ、三党協議について言わせていただくと、国民新党は与党ですけども入っておりませんので、皆さん、他の野党の人と同じ立場なんですが、やはりブラックボックスなんですね。ブラックボックスなんですよね。何をやっているのかわからない。それでまとまればいいんですけども、最後決裂をして他の原賠法でも何でも、対案が出てきて国会でまたは対立するんだったら、最初から議会にかけてしまえばいいのにと思います。ですからそれはまとめる努力をするか、オープンにするかどちらかにして頂きたいと思います。
電力料金:“脱原発依存”の方向は正しいが、埋蔵電力(自家発電等)の利用を
島田解説委員:国民新党の亀井さん(電力料金等について)。
亀井政調会長:あの今、浅尾先生がおっしゃったこともそうなんですけども、日本は、総括原価方式という制度がありまして、その電力を供給するにあたって、かかるすべてのコストの上に利益を上乗せをして、それを電力料金に加算できるシステムになっていますから、そこの部分は追求していく必要があると思います。ですから電力料金が下がらないと、やはり国際協力ももたないわけですから、そこは今回見直すべきだと思います。また、脱原発依存の方向は正しいですし、反対する国民はいないと思います。で、私が今疑問に思っていることは、埋蔵電力でして、経産省の数字が正しいのかどうか、大変疑問です。ですので、例えば、2時から5時までのピーク時に自家発電を全部動かしなさいという法律を作ってみたら、もしかしたらもっと出てくるかもしれませんし、積極的に電力を生み出していく方向を政治が主導でやるべきだと思います。
エネルギー政策:「福島・事故の検証」と「埋蔵電力の掘り起し」を
島田解説委員:国民新党の亀井さん(今後のエネルギー政策について)。
亀井政調会長:あの、安全な原発という言葉がありましたけども、何をもって安全というか、ということなんですね。そのためには、やはり福島の事故の検証が必要で、本当に津波による原因だけなのか、それとも地震そのもので、どこかにひびが入っていたのか、送電線が倒れたのか、そういう事も含めての検証がまず必要で、そこがわからないと全国の原発立地県の方は安心ができないと思います。それから、エネルギー政策については先程も申し上げました通り、埋蔵電力を掘り起こすことが必要ですし、また天然ガスとか、バイオマスですとか、いろんな可能性を試すべきだと思います。
http://www.kokumin.or.jp/media_report/media_20110731.shtml
http://www.kokumin.or.jp/index.shtml
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