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「法案」通すための、『公約(=マニフェスト)』謝罪は初めて
「退陣3法案」:他に、「郵政」はじめ多くの法案がある
下地幹事長
24日朝のNHK日曜討論では、与野党の国会対策責任者が出席し、「どうなる“退陣3条件”、与野党論議」というテーマで、マニフェストの甘さのお詫び、特例公債法案、再生エネルギー買取法案、震災関連法案、そして8月31日迄の退陣3条件の捉え方について議論が交わされました。国民新党からは下地幹事長が出席し、党の基本的な考え方を次の通り主張いたしました。
「法案」通すための、“公約(=マニフェスト)”謝罪は初めて
島田解説委員:(岡田幹事長によるマニフェストの甘さについて国民にお詫びしたことを)国民新党から見ていてどうですか、下地さんどうですか。
下地幹事長:唐突感がありますね。この唐突感という気持ちは、僕だけじゃなくて、民主党内の議員の中にもそういうふうに思われている方は、多くいるんじゃないかと思います。まだ二年目なんですよ。後、二年間残っている。この時期に、こういう発言をすべきかどうか、これは、十二分に連立とも、(民主)党内も論議をして、全体の声としてやるならいいかもしれませんけども、そういう声じゃないような気がします。また、同時に、公約を守るために法案を出さないとか、法案を修正するというのはわかりますけども、法案を通すために、公約を、こうやって謝罪をするというのは初めてのケースじゃないかというふうに私は思っておりますから、まあ、そういう意味でも、もう少し腰を落ち着けて、十分にやっていただかないと、本当に国民から、私は、政権交代は何だったのかなと、そういうふうに思われることになるのではないかというふうに心配しますね。
特例公債:これから5回あり、毎回(公約)見直せば、政治の信頼を失う
島田解説委員:(退陣3条件の一つ、特例公債について)国民新党の下地幹事長どうですか。
下地幹事長:今回の四月の時の特例公債、第三次補正でも公債を発行しなければいけない。来年もやらなければいけない。来年、補正予算を組んだらもう一回やらなければいけない。その次に予算二年間でやって、五回も特例公債を組むんですよ。そういう特例公債を、これからも五回も組まなければいけない時に、一回ごとに、マニフェストの見直し等をやっていたら政権交代をやった時の約束なんか、みんなもう丸裸になってしまいますよ。それは野党が言ってくるのは当たり前のことでありますけども、政権交代をした約束をどうやって守って行くかというのが大事なことで、今こういうふうに安易に、私は、一回ごとにマニフェストを見直してると、本当に政治の信頼を失ってしまうと思うんです。それと同時に、やっぱり一回やらしてもらったらいいと思うんですね。逢沢さんなんかにしても。国民はその方向でやりなさいと、政権交代の時に私たちに政策を与えたんですから、そのことを一回やらせてみて、最低四年間で、もう一回選挙して評価をいただく、これが当たり前だと思っております。
電力コスト維持=「自家発電と税控除」+「電力会社の給与・不動産」+「配電と上場」
島田解説委員:国民新党の下地さんは、この(再生エネルギー買取法案)法案について。
下地幹事長:原発を新規に作ることはもう不可能になりましたねえ。また、一回停めた原発を動かすにあたっても、地元自治体の合意というものは簡単なものではないということになってくると、新しいエネルギーを作るという意味では、今回の法案は非常に大事だろうと思うんです。そういう意味で、それをそのまんま電力料金に上乗せてというわけにはいきませんから、いろんな工夫が必要です。ひとつは、工場はみんな自家発電を持っています。この自家発電を最大限に使ってもらう。非常時だけじゃなくて、常日頃から使っているものは、その時にこの企業に対して固定資産税だとか、自家発電だとか使った場合の税の控除とか、そういうのをやりながらコストが増えないようなやり方をする。それと、東京電力の体質、これ、電力会社全部ですよ。給与の問題から不動産の問題から全部もう一度見直す。これをやったら私は上乗せをしなくても大丈夫なものが出てこないかどうかチェックをする。それと同時に配電をして、それを上場して売っていただく。そういうふうなことをやっていけば、安易に電力料金に上乗せするということをやらなくても大丈夫だと思いますね。
震災関連法案:(亀井代表・提言の)復興実施本部を作れば、こんなに(執行6%)ならなかった
島田解説委員:国民新党の下地さん、(震災関連法案について)どうですか。
下地幹事長:とにかくスピード感が大事ですから法案を通していくというのは大事。早い目に調整をしてやって行くべきですね。それと同時に執行が今6%という話がありましたので、とにかく執行まで政治がしっかり見て行く。今、言うのもなんですけども、亀井さんが言った復興実施本部を作って法案も作って執行までというやり方をやっていれば、こんなにはならなかったなあと、今もってまら、思いますね。そういう意味でも国民の理解を得られるようなことをしっかりとしていかなければいけないと思っております。特に東電に関しては、私は政治的にも、選挙資金的にも、選挙活動的にも彼らはすごい力を持ってきましたから、彼らに対して疑惑を持たれないような、私はそういうふうな政治のあり方が必要だと思ってますから、徹底的に見ていかなければいけないと思っております。
退陣3条件:三法案だけでなく、郵政はじめ多くの法案がある
島田解説委員:(会期末8月31日と、退陣3条件について)の国民新党の下地さん
下地幹事長:8月31日までの70日間の延長を決めた。そういう意味では70日間しっかりと国民のためにやる。三法案だけじゃなくて、法案は郵政も初めとして多くの法案があります。頑張ってやっていただくということが大事だと思います。
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