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(回答先: 陸山会事件:石川被告に禁錮2年求刑 検察「違法献金」 (毎日) 投稿者 しゅっぽ 日時 2011 年 7 月 20 日 12:41:40)
陸山会事件:元秘書3人、表情険しく 東京地裁公判
2011年7月20日 12時43分 更新:7月20日 12時50分 毎日新聞
「小沢事務所の収入実態を世間から覆い隠した事件」。小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、検察側は20日、東京地裁の論告求刑公判で厳しく批判した。事件着手から公判の過程で、元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)が先に起訴された「西松建設違法献金事件」の審理は中断し、小沢元代表は強制起訴され、地裁は東京地検特捜部による調書の多くを却下した。元秘書3人全員が無罪を訴え全面対決となった公判を巡る状況は曲折を重ねた。【鈴木一生、野口由紀】
この日、3人は険しい表情で論告を朗読する検察官をみつめた。
西松建設から違法なダミー献金を受け取ったとして政治資金規正法違反(虚偽記載など)に問われた大久保被告の初公判は09年12月。大久保被告は「ダミー献金との認識はなかった」と無罪を主張したが、10年1月に「陸山会事件」で衆院議員で元秘書の石川知裕被告(38)らとともに逮捕された。今年2月の陸山会事件初公判に併合されるまで、審理は中断したままだった。
1月には石川被告が昨年5月の再聴取の際にひそかに録音していたことが明らかになった。その中で、捜査段階で虚偽記載を認めたとされる石川被告に対し、特捜部の検事が「供述が変遷すると悪い影響を与える」と説いていたことが判明し、弁護側は「自白は誘導された」として録音を書面化したものを証拠として提出した。
過去15回の公判では、起訴内容の虚偽記載に関する部分の証人は銀行関係者2人にとどまる一方、検察側が動機として位置づける「裏献金」をしたとされる「水谷建設」の関係者は6人が出廷した。川村尚・前社長は「ダム建設工事の下請けを受注するため、大久保被告に計1億円を要求され従った」と検察側主張に沿って証言。水谷功・元会長は川村前社長が04年10月に石川被告に手渡したとされる5000万円について「私が手配した」と証言したが「大久保被告に渡したと聞いていた」と述べるなど、同社関係者の中でも食い違いがみられた。
石川被告ら3人を取り調べた検事4人も出廷。「調べに問題はなかった」と口をそろえたが、地裁は6月30日、石川被告の「録音」を根拠に、取り調べに威迫や利益誘導があったとして「任意性は認められない」と相当数の調書を退けた。石川、池田光智(33)両被告と大久保被告の共謀を支える直接証拠がほぼ失われ、検察に衝撃が走った。ある検察幹部は「特捜部の手法が否定されたこの裁判の影響は大きい」と話す。
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