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「ポスト菅」を窺う仙谷由人代表代行はじめ、全候補者は、「原発推進派」で、「脱原発派」ではない
http://news.livedoor.com/article/detail/5716263/
2011年07月18日00時40分 板垣英憲
◆この期に及んでも、「原発ありき」の政策にこだわっているのが、「ポスト菅」を狙っているのが、民主党国会議員である。それならば、「脱原発」を掲げて戦っている河野太郎衆院議員を擁している自民党の方が、まだ救いがある。民主党は、たとえ掛け声だけでも「脱原発」を明言した菅直人首相を寄ってたかって袋叩きにして、政治生命まで葬ろうとしている。乱世に欠かせない小沢一郎元代表を座敷牢に入れて、殺しにかかったうえに、今度は、菅直人首相までダメにしようとしている。とんでもない政党である。
この「悪の政治」の張本人は、言うまでもなく、「悪の政治家」である仙谷由人代表代行(官房副長官)である。菅直人首相の「人物鑑定眼」が拙劣であったまさに自業自得なのだが、それにしても、仙谷由人代表代行が、民主党政権をガタガタにした最大の責任者であったことは、だれの目にも明らかである。
◆今度は、この仙谷由人代表代行が、国民世論に真っ向から敵対して、菅直人首相の「脱原発」明言を「単なる願望」と決め付け、一蹴して、政治史のなかで闇に葬ろうとしている。
これもおかしな話である。菅直人内閣の閣僚でもないただの官房副長官が、倒閣の先頭に立ち、そればかりか、上司である菅直人首相の政策発言を否定する発言を天下に広めるなどというのは、許しがたい。下克上である。即刻、クビにすべき筋合いのものである。そのうえ、現職の長島昭久防衛政務官長が、仲間を募って「菅直人首相」に退陣を迫る要望書を仙谷由人代表代行に手渡した。これも、本来は、受け取るべきではなかった。長島昭久防衛政務官長は、自ら辞任してから、菅直人首相に辞任を迫るべきであった。これが正式な軍隊なら、反逆行為で逮捕され、場合によっては、反逆罪で銃殺されて然るべき行為であった。この軍隊内での秩序が、わからないようでは、防衛政務官の資格はない。
◆話を元に戻そう。朝日新聞の7月17日付け朝刊「4面」は、「『脱原発』も退陣危機?ポスト菅候補 軒並み否定的」「『個人の夢』『単なる願望』『段取りは』」という見出しをつけて、「主な『ポスト菅』候補の脱原発をめぐる発言」を収録、分析している。イントロ部分で「菅直人首相が提起した将来の『脱原発』社会をめぐり、『ポスト菅』の有力候補が次々に『原発維持』の考え方を表明している。 このままでは原発の是非が民主党代表選の争点にならず、菅首相の退陣後は「脱原発」が立ち消えになる可能性も出てきた」
仙谷由人代表代行を筆頭に、現在名前が上がっている候補者は、みな、菅直人首相が明言した「脱原発」に反対の姿勢なのだ。言い換えれば、「原発維持・推進」派である。
◆しかし、朝日新聞は、この記事の最後に「朝日新聞の世論調査では77%が原発を将来やめることに賛成している。党内には「首相辞任後、脱原発を掲げて代表選に出れば゛得票を伸ばせるかも」(中堅議員)との声もある」と書いている。
確かに、原発推進派の「ポスト菅」候補者と一般国民との意識の差は、雲泥の差がある。民主党代表選に勝っても、国民から支持を得るとは限らない。ましてや総選挙ともなれば、国民からそっぽを向かれる恐れもある。
国民の多くは、すでに見抜いているのだ。それは、民主党が電力業界の労組である電力総連から資金的に、組織票においても、絶大な支援を受けている政党であるということだ。決して、一般国民の利益を代表しているのではなく、電力業界という「特殊利益」の代表政党であるからである。
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