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【毎日新聞6月10日夕刊1面より引用】
関電は真夏のピーク需要について、3月の供給計画で示した当初の2956万キロワットを、昨年並みの猛暑を前提に3138万キロワットに上方修正。供給力については、定期点検中の原発4基と日本原子力発電の1基が停止したままだと、火力発電や揚水発電の活用を図っても7月は3021万キロワット、8月は2938万キロワットとなり、猛暑の場合は供給力が不足するとした。
【引用おわり】
3月の供給計画が何故、いまごろ修正されるんでしょうねー。
データのどこかに不備があった???
違いますね。
3月段階の試算では、原発が動かなくても夏場のピークを乗り切れてしまうことになっちゃうから「こりゃいかん!」ってんで、上方修正したのが丸分かり。
こんなデタラメ、黙って許すわけにはいきません。
私は本日の御堂筋デモの途中で関電本社ビルに寄って、「上方修正の根拠を明確に説明してください」と記した質問書を渡してきます。
毎日の川口記者も9面の「解説」で、私と同じ主張を書いていましたね。
ちょっと見直しましたよ、毎日新聞社さん。
しっかりと関電を追求しましょう。
【質問書】
関西電力株式会社 八木誠社長殿
御社は2011年6月10日の記者会見に於いて、今夏電力ピーク需要の見通しを、3月当初計画の2956キロワットから、唐突に3138万キロワットに上方修正されました。
会見での説明によると「最悪の事態を想定した」とのことですが、普通、最大需要見通しは「最悪」を想定して計算されるものじゃないのですか?
3月の供給計画作案時に「楽観的」な数字を発表したのであれば、それはそれで問題ですが、3月の数字が「楽観的」だったとの反省もないようですし、その数字が出てきた根拠も説明されていません。
ただただ「原発が動かなかったら供給力不足になる」と訴えたいがため、いとも安易にピーク需要の見通し数値を上げ下げされたのでは、利用者も何を信用したら良いのか分からなくなります。
今回の上方修正では、1万キロワット単位での詳細な数値まで出されているのですから、是非とも算出経緯を公に発表くださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
3月の算出時と何かが変わった? 何か新たな需要引き上げファクターが加わったのでしょうか? その上で同じ計算式を使用して出てきたのが今回の数値なのですか?
まさか、計算式自体を弄ったりはしていないでしょうね。
失礼ながら、そんな疑惑まで湧いてきます。
電力事業にとって、利用者の信頼を失うことが、どれほど致命的なものであるか、御社は十二分にご理解されておられることと存じます。
今回の上方修正発表で、このまま仔細な説明がないようでは、まさに利用者の信頼を失う事態になると考えます。
私は、御社が利用者からの質問に対して誠実にご回答くださるものと信じております。
なにとぞ、その信頼を裏切ることなく、早急に新聞、テレビその他の媒体にて、最大需要見通しの算出経緯および、上方修正の根拠をご説明くださいますよう、重ねてお願い申し上げます。
大阪市在住 西岡正士(57)
【質問書終り】
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