http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/885.html
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(回答先: 無罪判決に握手=元当直士官、遺族はぼうぜん−イージス艦衝突 (時事通信) …検察審査会に訴えるべし。 投稿者 新世紀人 日時 2011 年 5 月 11 日 17:33:10)
今回の裁判では検察側の証拠ミスにより「専門化による航跡」が採用された事が「無罪判決」につながった、とされている。
しかし海難審判で「護衛艦に責任」が見とめられた事との整合性など素人的にはかなり疑問。
まさか震災対応で自衛隊株が上がっていることと関係は無いだろうか。
個人的には制度に賛成ではないが,「素人裁判」でさばいたらどうなるだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
あたご衝突、自衛官2人無罪 地裁判決「漁船側に原因」
http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY201105110100.html
2011年5月11日15時8分
・判決後の記者会見で、「納得できない」と涙を拭きながら訴える吉清治夫さんの弟、美津男さん=11日午後0時9分、横浜市中区太田町、相場郁朗撮影
・無罪判決を受けた会見で涙する後瀉桂太郎被告(中央右)。左は長岩友久被告=11日午後0時52分、横浜市中区、日吉健吾撮影
・横浜地裁に入る後瀉桂太郎被告(右)と長岩友久被告=11日午前9時28分、横浜市中区、日吉健吾撮影
・横浜地裁に入る後瀉桂太郎被告(左から2人目)と長岩友久被告(同3人目)ら=11日午前9
時28分、横浜市中区、日吉健吾撮影
・漁船に衝突した海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」=2008年2月、朝日新聞社ヘリから
(写真5枚略)
海上自衛隊のイージス艦「あたご」が2008年2月、漁船・清徳丸と衝突し、清徳丸の父子が死亡した事故をめぐる刑事裁判で、横浜地裁は11日、業務上過失致死などの罪に問われた2自衛官を無罪とする判決を言い渡した。秋山敬裁判長は「清徳丸側が衝突の原因を作っており、あたご側に衝突を避ける義務はなかった」と述べた。
刑事裁判に先だって行われた海難審判の裁決(09年1月)は「あたご側が見張り体制を十分に構築していなかったことが事故の発生原因」と判断。大きく食い違う形となった。
判決を受けたのは、あたごの元航海長後瀉(うしろがた)桂太郎被告(38)と元水雷長長岩友久被告(37)=いずれも3佐。2人は08年2月19日早朝、千葉・房総半島沖であたごを操船。後瀉3佐は衝突約12分前に、操船責任者である当直士官を長岩3佐に引き継いだ。横浜地検は、後瀉3佐が「漁船はたぶん停止操業中」と誤った引き継ぎをし、長岩3佐がそれを過信して衝突の恐れに気付かなかったために事故が起きたとして、2人を起訴。それぞれに禁錮2年を求刑していた。
公判で2人は過失を全面否定し、衝突に至る清徳丸の航跡が争点となった。
清徳丸の航跡記録は沈没で失われ、ともに漁場に向かっていた僚船乗組員らの目撃証言から推定するしかない。検察側は「清徳丸は自船の左7度の位置を航行していた」との僚船乗組員の供述などを根拠とした。
ところが、この乗組員は公判で「自分から7度とは言っていない。この辺だと言っただけだ」と供述調書の表現を否定。さらに、航跡図は「左7度」に整合しない部分もあった。
判決はこれらの問題点を列挙し「供述をもとに特定したのではなく、別の方法で特定した航跡に沿うよう供述を恣意(しい)的に用いた」と指摘。「清徳丸は、検察が主張する航跡で航行していたとは認められない」として、検察の主張を全面的に否定した。
一方で、弁護側が独自に主張した航跡についても「信用できない」としつつ、自ら航跡を推定。「清徳丸が直進すれば衝突しなかったが、衝突3分前に清徳丸が右転し衝突の危険が生じた」と述べ、衝突の原因が清徳丸側にあったと判断し、「清徳丸は、衝突約30秒前からはあたごの汽笛や探照灯照射で危険を知ることができたのに、衝突直前まで回避動作を取らなかった」と指摘。あたご側に海上衝突予防法にもとづく回避義務はなかったと認めた。
その判断を踏まえ、2自衛官の見張りが不十分と認めながらも、法律上の注意義務を負っていたとはいえないと結論づけた。
海難審判では、海自側が「清徳丸の右転で危険が生じた」などと責任を争ったが、裁決は、長岩3佐の監視不十分が事故の原因になったと判断。「あたご側が見張り体制を十分に構築していなかったことが事故の発生原因」と述べて、海自側に安全教育を徹底するよう勧告していた。
一方、後瀉3佐の引き継ぎは、事故と「相当な因果関係はない」として、後瀉3佐の責任は認めていなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
2年前の海難審判では,自衛隊側が組織運営に失敗していた事を明確に認めていた。ハワイでの「宇宙迎撃ミサイル実験」帰りで疲弊していた事を考えれば納得できる判断だった。
■海自、基本なおざり― 「父と兄、悪くなかった」(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/407.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 1 月 23 日 08:24:02: twUjz/PjYItws
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