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無罪判決に握手=元当直士官、遺族はぼうぜん−イージス艦衝突
時事通信 5月11日(水)14時28分配信
「被告人両名は無罪」。判決言い渡しの瞬間、イージス艦「あたご」の元当直士官長岩友久(37)、後瀉桂太郎(38)両被告は表情を変えず聞き入った。閉廷後は笑顔でがっちり握手。弁護団一人ひとりに頭を下げた。
一方、傍聴席で見守った遺族らは、ぼうぜんと前を見詰めた。
判決公判は午前10時すぎ、横浜地裁で一番大きな101号法廷で始まった。2人は濃紺のスーツ姿。入廷すると一礼し、真っすぐ前を見据えた。
言い渡し後、促されて被告人席へ。長岩被告は天を仰ぎ、ほっとした様子。後瀉被告は目をつぶり、判決朗読にうなずく場面も。両被告は背筋を伸ばし、裁判長の発言をメモに取っていた。
傍聴席では、亡くなった船長吉清治夫さん=当時(58)=の弟美津男さん(60)らが裁判長と両被告に視線を送った。
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最終更新:5月11日(水)17時5分
(新世紀人コメント)
被害者が二人とも亡くなっているので加害側の言い分だけが通ってしまう。
地震津波原発被害も含めて今年は漁業関係者の方々には受難の年だな。
しかし、血も涙もない判決ではないか。
「被害者側に落ち度があった」とでも言いたげな扱いではないか。
検察審査会は政治謀略的そしきだから宛てには出来ないが、訴えればどの様に扱うかが試されるだろう。
遺族の方々の意志しだいの事ではあるが。
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