http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/201.html
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長期杜撰自民党政権。そのまま引き継いだ菅政権。
強引な原発事業開発。地震津波後のずさんな対応。
福島原発の杜撰運営。放射能汚染ばら撒きの危機。
国民生命の救出より運転続行の考慮で事態の悪化。
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From: "uchitomi makoto" Tuesday, April 05, 2011 12:34 AM
Subject: [chance-forum:24934] 【500人が参加して京都で反原発デモ】
「反原発デモに若者ら500人 震災被災者も参加 京都」(朝日新聞ほか)
昨日の京都での反原発デモの写真をアップしました。デモの様子は主催者の方が「デモを終えて」という報告を書いておられます。若者の多い元気の出るデモでした。出発した時には200人であったデモの隊列が河原町三条から四条まで(京都のメインストリート)の間に倍に膨れ上がり、デモ終結地点の京都市役所前では500人にまでなっていました。つまり全くこのデモのことを知らなかった人々がデモ行進に次々と飛び入り参加してきたということです。それほど今回の福島第一原発事故についての市民の関心が高く、危機感を持って反原発・脱原発に共感する人々が多いということだと思います。下に新聞記事など付けておきます。京都民報の記事の写真には「原発の無い世界は可能だ!」と書かれたATTAC京都のノボリ旗(%旗)が写されています(京都新聞の記事にも写っています)。フェイスブックにも当日の写真をアップしました。
(フェイスブックにデモの写真をアップしました)
2011年4月3日に行われた京都での反原発デモの写真(500人が参加)
http://www.facebook.com/?ref=logo#!/album.php?fbid=202911586395912&id=100000312157435&aid=47454
この間の反原発集会やデモ・アクションに参加していると、子供のことを真剣に心配する母親や居ても立っても居られず行動に立ち上がる若者たちの姿を多く見かけました(4月2日の大阪での反原発アクション〔3日前にメールで呼びかけただけでツィッターなどで情報が広がり40名が参加〕も昨日の京都での500人のデモもそうした一人の若者の発した呼びかけがきっかけとなって多くの市民が参加する行動になりました)。昔話になりますが、杉並の主婦が始めた原水爆禁止の呼びかけが日本全体の原水爆禁止運動へと発展したように、また、チュニジアやエジプトの青年がフェイスブックなどを使って呼びかけたことがチュニジアやエジプトでの民衆革命へと発展し、さらには北アフリカ・中東全域を巻き込んだアラブ民主主義革命の巨大なうねりへと爆発的に拡大したように、今や日本でも東電福島原発事故をきっかけに反原発・脱原発のタハリール広場、フェイスブック革命が起きようとしているのかもしれません。今こそ日本の民衆全体が起ち上がり「どこでもフクシマだ!」「原子力発電は要らない!」「すべての原発を廃止せよ!」「核も原発も無い世界は可能だ!」と声をあげるべき時期ではないでしょうか。
このデモの出発集会では、ATTAC京都の若いメンバーが4月9日(今週土曜日)に行われる以下の緊急講演会をアピールしましたが、講師の守田敏也さんは今回のデモの主催団体であるピースウォーク京都のメンバーでもありこのデモの呼びかけ人の一人でもあります。東電福島第一原発事故に関してもすでに約60本の記事を書き、注目を集めているフリーライターでもあります。デモ後に出町柳のフリースペース「かぜのね」で行われた守田さんの講演会(30数名参加)にも参加しましたが、極めて的確な分析と指針を話されていました。関心のある方には今週末の京都での守田敏也さんによる緊急講演会に参加していただけたらと思います。私たちに何が出来るのか共に考えましょう。
【東電福島第一原発事故・緊急講演会】「ゆっくりとしたチェルノブイリの中を生きる〜放射能の危機を見据えつつ、明日にむけて私たちは何をするべきか?〜」(4月9日、京都)
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20110402/1301732173
大阪でも4月16日(土)に反原発1万人?御堂筋デモが呼びかけられていますし、京都・大阪・神戸でさまざまな反原発・脱原発の行動や集会が予定されています。こうした行動をネットワーク化して巨大な反原発・脱原発ムーブメントへと発展させていきましょう。
(関西での主な反原発・脱原発企画の予定)
4・9緊急大阪集会:周辺住民の避難拡大! 脱原発への転換を!
*昼間の企画ですので夜の京都での緊急講演会にも参加できます
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=481
4・11緊急講演会「福島原発は今? どう向き合う核汚染!」(京都)
講師:藤田祐幸さん 2011年4月11日(月)
http://d.hatena.ne.jp/chinohito/20110329/1301368178
4月16日 原発いらん御堂筋デモ(雨天決行)
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/4.16midosujidemo.pdf
4・24チェルノブイリ25年京都の集い・4月24日、京都YWCA・集会のご案内
http://blog.goo.ne.jp/543142011/e/5719b1505fe99683963bea6c9eb063b0
(神戸でのイベントについては以下をご覧下さい)
市民社会フォーラムのご案内(内部被爆・原発問題の学習会など)
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=7760
4・15「内部被曝」問題と核/原子力体制
―ヒロシマ・イラク・フクシマ―
お話し 嘉指信雄さん(ICBUW評議員.神戸大学教授)
4/15(金) 18:30〜20:30@神戸市勤労会館
詳細は後記または、http://civil-society-forum.com/?p=500
6・11 原発の「安全神話」を考える
話題提供
「原子力の専門家が原発に反対するわけ」(仮)
小出裕章さん(京都大学原子炉研究所)
「『祝の島』と上関原発問題」(仮)
纐纈あやさん(映画監督)
6/11(土)14:00〜16:30@こうべまちづくり会館
詳細は後記または、http://civil-society-forum.com/?p=546
(ピースウォーク京都のHPより)
デモを終えて (主催者より 2011年4月3日)
原発をとめろ!核事故の真相を明かせ!こどもを救え!
http://pwkyoto.com/
デモを終えて
何人集まるのか全くわからなかった。
14時からプラカード作りのため仲間内の数人が集まり、
急いでプラカードを作る。
埼玉から大阪に避難したという男性も作業に加わってくれた。
すぐに何十枚かのプラカードができあがった。
今までいろんな運動をしてきたため層になっているプラカード。
15時になってみると既に100人以上はゆうに集まっていた。
僕が主催者だったので最初のマイクを握る。
唐突に「今から原発を止めろ、核事故の真相を明かせ、こどもを救え」
というデモを始めるからと通行中の人に向かって話しかけた。
ずっと考えていたはずの言葉はうまく出てこなかった。
寝不足のせいもあったかもしれない。
僕の仲間が代わってくれて、それから参加しに集まってきてくれた人に
「どなたでも話したい人はどうぞ」と呼びかける。
32年前にスリーマイル島で事故が起こった時も同じ場所にたち、
「原発は危ないんだ」と言っていた人。
広島に爆弾が落ちた時、満員のバスの真ん中にいたので助かったおじいさん。
顔見知りの人。
全然知らない人。
大阪から、東京から、三重から、そして仙台から。
いろんなところから集まって来ていた。
みんな僕の呼びかけに、自主的に来てくれていた。
昨日、インターネットで調べてみると、たくさんの人が今日のデモを
ツイッターやmixi、個人のプログなどで発信してくれていた。
僕は主催者として、
集まった人ができるだけ自由に発言したり表現できるようにしたい、
とそれだけを考えていた。
16時になってデモが出発する。
出発する頃には200人以上になっていただろうか。
みな持参したものや僕らが用意したいろいろな種類のプラカードを
持っていたり、いろんな楽器を吹いたり鳴らしたり、
ハンドマイクを持参して発言したりしていた。
僕もマイクを持っていたけれど、何も頭から出てこない。
素直にそれをみんなにマイクで言うと、
一人の女性がマイクを取って発言してくれた。
その人は仙台からこどもたちを連れて逃げてきた人だった。
「みんなに逃げようって言ったけど、親戚もみんな逃げてくれなかった」
「福島の人はのんびりしていて、そして我慢強くて、
自分から『逃げる』なんて言わない。だから、せめてこどもだけでも」
「関西の人は温かくて、初めて会ったわたしたちを泊めてくれたり支えてくれた」
「京都の人もお願いです!こどもたちだけでも逃げられるように、
このデモに入ってくれませんか」
「わたしはこのデモに参加している人たちは本当にまともだと思います」
「地震は想定外だったって言うけれど、原発を反対していた人たちには、
ずっと想定内のことだったんです」
「わたしは、ずっと原発の反対運動をしてきた人たちはリスペクトしています」
チェルノブイリのこどもたちがどうなったのか、その人は知っていた。
僕がデモの中で言いたかったこと。日記で書いていたようなこと。
僕が言えない分も、それ以上のことを必死に息を切らせながら、
1時間は語りかけ続けてくれた。
この人のために僕はデモをやっているのかと思ったほどだった。
デモの列は三条から四条へ向かう時には、出発の時の倍以上に膨れ上がっていた。200mほど後ろに最後尾のパトカーが見える。真ん中でも、持参したマイクで街頭に語りかける人がいたし、音楽はところどころで鳴っていた。
デモの列と歩道が「近い」そんな気がした。
最後尾では僕の友達がサックスを吹きならし、そのまた友達がたいこを叩き、職場の仲間がディジュリジュを演奏していた。
いろんな人が様々な表現で、原発を止めようとしていた。
デモは、コースを歩き終え、そのまま市役所前の広場に集まった。
再び仙台からの人、こどもたちの母さんが僕らに語りかける。
まだアピールを終えてない人たちがそれぞれのアピールを終え、
最後に僕が決意表明をした。
「必ず原発を止めると決意すること。そして、原発を止めよう、無くそう!」
みんなから拍手が上がった。
「まだこれから次に何をしようか、まだ考えていない。
けれど、大切なのはここで集まった人がそれぞれに繋がっていくこと。
繋がっていこう。」
そう言って、デモを終えた。
デモの様子を言葉にするのは難しい。
それが自由であればあるほど難しくなるだろう。
デモはこれからデモの形を無くしていかなくてはいけない。
路上と歩道との柵を乗り越え、
まだはっきりとは自分のことだと自覚していない
多くの人との気持ちの差を乗り越え、
それぞれの思想を越え、
僕らが手にすべき自由への道を歩めるように。
それがどんな形のものになるのか。
僕はまだそれを知らない。
けれど、夢を見る僕はそれを知っている。
デモは自由への前進だ。
それに参加すること、それに協力すること、
みんな誰かに言われたからやるのでは意味がない。
デモによって何かがなされることよりも、
デモによって、自分の意志で自由へと進むことが、
今の僕らには重要なのかもしれない。
まず、原発を自らの意志で、みんなの意志で止めよう。
そして、無くしていこう。
原発を止めても、こどもたちにはまだ
安全な世界を残してはやれないかもしれない。
だから、今は、原発を止めることと、
自由を求める姿をこどもたちに見せてあげたい。
僕らにはまだできることがたくさんあるのだから。
(以下、当日のデモについて報じた新聞記事です)
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反原発デモに若者ら500人 震災被災者も参加 京都(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/areanews/kyoto/OSK201104030077.html
原発の停止や廃絶を求めるデモ行進=中京区
福島第一原発の事故を受け、ピースウォーク京都などが主催する反原発のデモ行進が3日、京都市内であった。東日本大震災の被災者も加わり、若者ら約500人(主催者発表)が河原町通など約2キロを歩いた。
デモに参加した清水香名さん(41)は仙台市で被災し、震災2日後の先月13日から、夫と娘2人とともに兵庫県の実家に身を寄せている。原発事故を知り、「子どもを被曝(ひばく)させたくない」と避難したという。
高校生と中学生の娘2人も「子どもたちを原発から守れ」と英語で書いたプラカードを手に歩いた。清水さんは「原発の怖さは知っていても、避難できない人がいる。各地の原発が止まるよう、今後も私にできることをしたい」と話していた。(竹野内崇宏)
反原発訴え「今こそ行動」 京で500人デモ行進(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110403000112
福島第1原発事故を受け、原発に反対するデモを行う市民ら(京都市中京区三条通河原町東入ル)
福島第1原発事故を受け、原発に反対する市民らが3日、京都市中京区の三条河原町を出発するデモを行った。飛び入り参加の人も加わり約500人が「子どもを救え」「今こそ行動を」と書かれたプラカードを持ち、約2時間練り歩いた。
平和運動を行う市民でつくる「原始力の会とピースウオーク京都の会」の主催。被災地に放射能測定器設置などを求めるとともに、原発廃止を訴えた。
デモでは「誰でも参加は可能です。一緒に声を上げて原発を止めましょう」と呼びかけられ、次々と人数が増えた。初めて参加したという会社員畑中まどかさん(31)は「原発には疑問を持っていた。被害を見て何かしなくちゃと思った」と話していた。
危険な原発はやめて 京都市内でデモ(京都民報)
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/04/03/post_7734.php
「原発をとめろ! 原発事故の真相を明かせ!」─原発の中止や福島第一原発事故の真相究明・情報公開などを求め、京都市中京区でデモ行進が行われました。「ピースウオーク京都」と「原始力の会」が主催し、約500人が参加ました。
京都市中京区の三条大橋下で行進前の集会が行われ、「原始力の会」の橋本尚樹会長(36)は「福島第一原発の事故により、多くの人が危険に怯えています。危険な原発はやめてほしいと思う方は、誰でもデモに参加してほしい」と呼びかけました。参加者によるリレートークが行われ、「ヒロシマ・ナガサキで被爆した日本人が原発の危険性について声を上げる時」「福島第一原発事故はさらに被害が広がる危険性がある。政府はもっと情報公開し、国民の命を守るべき」などの訴えがありました。
参加者は、「原発をやめろ」「子どもに未来を」などの声を上げながら、三条大橋から河原町通仏光寺を経て、京都市役所前まで行進しました。
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