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(回答先: 空襲被害「差別なき国家補償を」 戦災者らが浅草で訴え(京都新聞) 投稿者 gataro 日時 2011 年 3 月 13 日 20:35:43)
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/62620747.html
朝日新聞の「人」欄に東京空襲の中山武敏弁護団長紹介される
2011/3/11(金) 午後 10:00
朝日新聞の「人」欄に東京空襲の中山武敏弁護団長が紹介されている。
東京空襲等の一般の市民などの戦争被害者に対する戦後補償がないのは軍人等と比べて憲法14条違反と提訴。一審は敗訴したが、高裁で係争中。
同時に一般市民が戦争による被害補償を求め「差別なき国家補償」を国に求める立法運動となろうとしている。
彼の故郷は九州の被差別部落とあり、一般市民の戦争被害者に対する補償の欠如は軍属と比べ、差別ととらえた。それが戦争被害者救済運動となり、国を動かす運動になりつつある。
中山弁護士は元官房長官であった民主党の仙谷弁護士と23期の同期生。
仙谷は司法修習生の時は弱者救済を表向き叫んでいた。
この2人のスタートは同じ弱者救済であったが、40年も経過すると他方は月1億円の官房報償費を使いこんだ「俗物政治家」
仙谷は官房報償費の透明化を検証すると言いながら、今なお何も明らかにしない。
自民党河村官房長官の2.5億円の食い逃げの情報公開も自分が使いたいばっかりに政治資金オンブズマンのメンバーの情報公開もサボった。
彼の子分である枝野とか言う、さえない官房長官弁護士も、大阪地裁の釈明にも答えず自民党官房長官と同じレベルの悪質さ。
他方の中山弁護士は、以上の通り今なお弱者救済を求めて市民の目線で裁判を続ける弁護士。
朝日新聞の「ひと」欄の中山弁護士と、同期の仙谷官房長官弁護士と比べ、違えば違うものだと、官房報償費の情報公開裁判の準備書面を書いていて、つい比べたくなった。
同様に「君が代」処分取り消し/都教職員167人 逆転勝訴/懲戒権の逸脱、違法 東京高裁の弁護団長の沢藤統一郎弁護士も同じ23期。あかはた新聞を紹介する
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-03-11/2011031101_01_1.html
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(ひと)中山武敏さん 戦争被害者の「差別なき国家補償」を訴える弁護士
「朝日新聞」2011年3月11日 東京朝刊 2頁
一夜で推定10万人の命が奪われた東京大空襲。10日で66年を迎えた。被災者は100万人超。だが、国からの支援はない。元軍人には恩給が、その遺族には扶助料がそれぞれ支給されるにもかかわらず。
「これは差別だ」。国を相手に、被災者らが謝罪と損害賠償を求める東京大空襲訴訟の弁護団長。「法の下(もと)の平等を定める憲法14条に違反する」との思いが根幹にある。
一審の東京地裁で敗訴し、控訴中だ。しかし、判決は立法での解決に言及した。すぐに、すべての戦争被害者を救済する「差別なき国家補償法」の制定に向け、動き出した。各地の空襲訴訟の原告団などに呼びかけて昨夏、全国的な連絡組織をつくり、作家の早乙女勝元さんらと共同代表に就いた。
1歳で敗戦を迎えた。母は廃品回収業を、父は靴の修理業をしていた。高校も大学も夜間部だった。空襲で孤児になり小学校にも通えなかった被災者に、苦学した自身の生い立ちを重ねる。
故郷は九州の被差別部落。自宅の壁には、14条の条文が模造紙に墨で書かれて貼られていた。父がしつらえた。弁護士を目指した原点だ。
毎晩7キロ歩き、浮かんだ言葉を手帳に記す。お気に入りは〈生涯一弁護士〉。狭山事件など差別問題が絡む裁判も担当し、「虐げられた者ほど命が軽視される」と知る。「無辜(むこ)の市民の命を奪う戦争は最大の人権侵害。戦争も差別も許さない」
(文・木村英昭 写真・相場郁朗)
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なかやまたけとし(67歳)
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