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西岡参議院議長の予算案受け取り拒否は、新たな可能性を提示した。予算案の自動成立のタイムリミットは3月2日の今日だから、今日予定されている枝野幹事長による議院運営委員会での説明の結果次第。
野党側は菅総理のまま統一地方選挙を戦いたいので、まだ内閣不信任案の提出時期ではないと考えているだろうから、枝野氏が下手に出て暴言を吐かなければ、例えば予算関連法案の1週間以内の送付を条件に参議院予算委員会の開催を決めることになるのではないか。
枝野氏は、どのような条件をつけられようとも拒否することは不可能なので、野党側はもっといやらしい条件をつけるかもしれない。たとえば、国対委員長の首のすげ替えや枝野幹事長自身の責任による辞任など。
枝野氏が、野党が飲めるような説明に失敗するか、暴言を吐けば、西岡議長が予算案を受け取る理由がなくなり、予算案が自動成立しないという前代未聞のことになる。このことは、すぐ菅総理の内閣総辞職か衆議院解散の選択を迫ることになる。
これは野党にとっては不都合だが、西岡議長はどのように考えるかが見もの。民主党現執行部としては、衆議院解散は絶対に避けなければならず内閣総辞職やむなしということで、渡辺氏とか輿石氏あたりが両院議員総会での解任の可能性をかなりながら菅首相に退陣を迫ることになるだろう。しかし、前原氏や野田氏が次期首相になろうと、衆議院で3分の2の再可決で現予算案を通すことが困難であることは変わらない。
これに対して、民主党Aあるいは親小沢派は、両院議員総会での多数派形成による代表選任と新執行部による分党承認、予算の組み替え、一部野党および地方政党との大連合による統一地方選挙への対応と衆議院での3分の2確保へと展望が開けてくる。この動きを加速させるためには、13日の名古屋市議会選挙後に新たな大量会派離脱も必要になろう。
いずれにしても、この2週間に大きな動きがあるだろう。
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