http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/362.html
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(回答先: 地方議員は多すぎ、92人の横浜市なら10人だ 投稿者 あややの夏 日時 2011 年 2 月 13 日 11:27:03)
あまりに酷い投稿なので、順序立てて出していこうと思って戸田HP内
特集<市民が知らない「ホントの議会改革」>
http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/index.htm に
上げていた論文の一部を出していきます。
私が、「公明党の議席比率日本一(かつて28.6%、今32%!)の門真市議会
でたったひとりの戦闘的無所属議員として「懲罰・問責・辞職勧告」攻撃と10
年間闘い抜き、議会・行政の改善を進めてきた実績において全国約2700人の自
治体議員でベスト20には入る議員体験者であることに留意しながら読んで下さい。
それにしても、こんな酷い中田主張を投稿紹介する「あややの夏」氏の意図はどこにあるのでしょう?
前振りはこれくらいにして、以下に紹介します。
↓↓↓
★遂に門真市議選分析で実証できた!議員定数を減らせば低レベルな組織議員の天下に!
戸田 - 10/12/11(土) 10:45 -
http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/board01.htm
これは秋田講演に際して作成したレジュメを整理したもので、おそらく日本で初めての分析立証です。
実際の自治体選挙の結果(1991年〜2007年までの5回)を基にして仮説を立証して「法則」を打ち立て
ました。
その「法則」を基にして「門真市の議員定数をもしも14に削減したらどうなるか?」の説得力ある予測
を導き出した!
ちなみに「議員定数14」というのは、07年市議選以前の「定数28」の半分=1/2であって、「議員定数
削減は何をもたらすか」を考える時に非常に分かりやすい設定である。
(公明党らの言う「さらなる定数削減」は現行の22議席から10議席台に向かわせようとしている事に
注意!)
それでは以下に記述していく。市民も議会・行政関係者もぜひ精読して欲しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 基礎データと考え方 】
1:全当選者の得票総数 ・・・・・・・・[A]とする。
2:全当選者の得票総数の中での「当選者の平均得票数」 ・・・・・・・[B]とする。
([A]÷議員定数=[B])
3:当選者のうちの最低得票数 ・・・・・・・・[C]とする
4:「当選者の平均得票数」に対する「最低当選得票数」の割合(%)・・[D]とする。
([C]÷[B]×100=[D] )
【仮説1】
議員定数を減らせば、その減らした割合の逆数だけ「当選者の平均得票数」[B]が増大するのではないか。
(例:定数を1/2にすれば、「当選者の平均得票数」[B]は2倍になるのではないか)
【仮説2】
議員定数を減らせば、その減らした割合の逆数だけ「当選者のうちの最低得票数」[C]が増大するのでは
ないか。(例:定数を1/2にすれば、「当選者のうちの最低得票数」[C]は2倍になるのではないか)
【仮説3】
別の角度から見ると、議員定数を減らしても、「当選者の平均得票数に対する最低当選得票数の割合
(%)」[D]は変わらないのではないか。 (例:定数を1/2にしても、[D]は変動しないのではないか。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 検証1 】
門真市は、2003年市議選までは「定数28」が続き、2007市議選から「定数22」に減らされた。
・・・・・これは、22/28の割合だけ減ったので、その逆数は28/22=1.27である。
【 検証2:実際の選挙データ 】
◎1991年選挙(定数28)<落選者4人><投票率50.69%>
[1991A]= 48468票
[1991B]= 1731票
[1991C]= 1231票
[1991D]= 71.1%
◎1995年選挙(定数28)<落選者3人><投票率46.42%>
[1995A]= 46961票
[1995B]= 1677票
[1995C]= 1169票
[1995D]= 69.9%
◎1999年選挙(定数28)<落選者7人><投票率51.34%>
[1999A]= 48515票
[1999B]= 1733票
[1999C]= 1313票 ・・・・・(←これ戸田です!)
[1999D]= 75.8%
※門真史上珍しい大激戦の中、戸田が最下位で初当選!
◎2003年選挙(定数28)<落選者1人><投票率44.92%>
[2003A]= 46866票
[2003B]= 1674票
[2003C]= 1011票
[2003D]= 60.4%
※戸田が史上空前のブッチ切りトップ当選!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎2007年選挙(定数22)<落選者4人><投票率45.56%>■定数8減!22/28に
[2007A]= 45668票
[2007B]= 2076票
[2007C]= 1424票
[2007D]= 68.6%
※戸田が連続トップ当選。
【 検証3:各データの変動について 】
◎「当選者の平均得票数」[B]について:
Bア:「定数28」時代の[B]の平均=[B28]は、
[1991B]=1731票、[1995B]=1677票、[1999B]=1733票、[2003B]=1674票の平均で
・・・・・1703.7票≒1704票
・・・・・[B28]=1704票 (Bア)
Bイ:「定数22」時代の[B]=[B2]は、
[2007B]=2076票=[B22] ・・・・・[B22] =2076票 (Bイ)
Bウ:(Bイ)は(Bア)の何倍に増加したか?
2076÷1704=1.218≒1.22 ・・・・・1.22倍(Bウ)
Bエ:[B28]=1704票に「定数減割合の逆数=1.27」をかけるとどうなるか?
1704票×1.27=2164票 ・・・・・・2164票(Bエ)
◆B結論:定数を28から22に減らした時の実際の「当選者平均得票数」[2007B]=[B22]
=2076票は、「逆数倍理論値=×1.27」の2164票に極めて近い。
◎「当選者のうちの最低得票数」[C] について:
Cア:「定数28」時代の[C]の平均=[C28]は、
[1991C]=1231票、[1995C]=1169票、[1999C]=1313票、[2003C]=1011票の
平均で・・・・・1181票
・・・・・[C28]=1181票 (Cア)
Cイ:「定数22」時代の[C]=[C22]は、
[2007C]=1424票=[C22] ・・・・・[C22] =1424票 (Cイ)
Cウ:(Cイ)は(Cア)の何倍に増加したか?
1424÷1181=1.205≒1.21 ・・・・・1.21倍(Cウ)
Cエ:[C28]=1181票に「定数減割合の逆数=1.27」をかけるとどうなるか?
1181票×1.27=1499.8≒1500票 ・・・・・・1500票(Cエ)
◆C結論:定数を28から22に減らした時の実際の「当選者のうちの最低得票数」
[2007C]=[C22]=1424票は、「逆数倍理論値=×1.27」の1500票に極めて近い。
◎「当選者の平均得票数に対する最低当選得票数の割合」[D] について:
Dア:「定数28」時代の[D]の平均=[D28]は、
[1991D]=71.1%、[1995D]=69.9%、[1999D]=75.8%、[2003D]=60.4%の
平均・・・・・69.525%≒69.5%
・・・・・[D28]=69.5% (Dア)
Dイ:「定数22」時代の[D]=[D22]は、
[2007D]=68.6%=[D22] ・・・・・[D22] =68.6% (Dイ)
◆D結論:定数を28から22に減らしても、[D28]=69.5%と[D22] =68.6%はほとん
ど変わっていない。
★以上の結果、【仮説1】【仮説2】【仮説3】は全て現実に適合している事が立証された!
すなわち、
【実証1】議員定数を減らせば、その減らした割合の逆数だけ「当選者の平均得票数」が増大する。
★定数を1/2にすれば、「当選者の平均得票数」は2倍になる!
【実証2】議員定数を減らせば、その減らした割合の逆数だけ「当選者のうちの最低得票数」が増大する。
★定数を1/2にすれば、「当選者のうちの最低得票数」は2倍になる!
【実証3】議員定数を減らしても、「当選者の平均得票数に対する最低当選得票数の割合(%)は変わらな
い。
★定数を1/2にしても、[D]は変動しない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 重要考察1:定数14になった時の[B] [C]の予測 】
●現在、公明党らを中心に議員定数をさらに大幅に減らそうとする策謀がある。
20とか18に減らそうとするだろうが、議員定数削減の本質を見るのに、「定数14=定数28時代の半分
に減らされたらどうなるか?」をシュミレーションして予測を立てる事が極めて重要である。
●J1:定数14になれば、「当選者の平均得票数」[B14]は、[B28]の2倍になる!
すなわち、[B28]1704票×2=3408票[B14]になる!
(●正確に言えば、[B14]は3400票前後に跳ね上がる!)
●J2:定数14になれば、「当選者のうちの最低得票数」[C14]は、[C28]の2倍になる!
すなわち、[C28] 1181票×2=2362票[C14]になる!
(●正確に言えば、最低当選ライン[C14]は2400票前後に跳ね上がる!)
【 重要考察2:現在の各議員得票数から見て、定数14時の当選可能人数は? 】
■K1:定数22になった2007年市議選の各議員各勢力の当選者得票数は以下のビラの通り
<2007年4/27ヒゲ−戸田通信 当選特別号2>
http://www.hige-toda.com/_mado02/2007/tsuushin_tokubetsu2.PDF
■K2:2007年市議選当選者の各勢力ごとの得票総数と1人平均得票数は、
・公明党7人 :得票総数16645票・・・・・・・・・[公2007総数]
÷7=1人平均2377.8≒2378票・・・・・[公2007平均]
・自民党系7人:得票総数12385票・・・・・・・・・[自2007総数]
÷7=1人平均1769.2≒1769票・・・・・[自2007平均]
・民主党系3人:得票総数 5945票・・・・・・・・・[民2007総数]
÷3=1人平均1681.6≒1982票・・・・・[民2007平均]
・共産党4人 :得票総数 7209票・・・・・・・・・[共2007総数]
÷4=1人平均1802.2≒1802票・・・・・[共2007平均]
・戸田1人 :得票総数 2959票・・・・・・・・・[戸2007総数]
÷1=1人平均 2959票・・・・・[戸2007平均]
■K3:「定数14にされた場合に2007年当選の各勢力から何人当選する事が可能か?」
その下限は「各勢力の1人平均得票数」を[B14]「当選者の平均得票数」で割った数であり、
上限は「各勢力の1人平均得票数」を[C14]「最低当選ライン」で割った数である、
と推測するのが極めて妥当である。
以下にその数値を出していく。
■K4:「各勢力の得票総数」=[2007総数]を「定数14時の当選者の平均得票数」[B14]
で割った数(定数14での当選可能下限人数)は、
・公明党 :[公2007総数] 16645票÷[B14] 3408票=4.884人≒4.9人≒5人
・自民党系:[自2007総数] 12385票÷[B14] 3408票=3.634人≒3.6人≒4人
・民主党系:[民2007総数] 5945票÷[B14] 3408票=1.744人≒1.7人≒2人
・共産党 :[共2007総数] 7209票÷[B14] 3408票=2.115人≒2.12人≒2人
・戸田 :[戸2007総数] 2959票÷[B14] 3408票=0.868人≒0.88人≒1人
・・・・・・合計14人!
■K5:「各勢力の得票総数」=[2007総数]を「定数14時の最低当選者得票数」[C14]
で割った数(定数14での当選可能上限人数)は、
・公明党 :[公2007総数] 16645票÷[C14] 2362票=7.046人≒7.1人≒7人
・自民党系:[自2007総数] 12385票÷[C14]2362票=5.243人≒5.2人≒5人
・民主党系:[民2007総数] 5945票÷[C14] 2362票=2.516人≒2.5人≒3人
・共産党 :[共2007総数] 7209票÷[C14] 2362票=3.052人≒3.1人≒3人
・戸田 :[戸2007総数] 2959票÷[C14] 2362票=1.252人≒1.3人≒1人
・・・・・・合計19人
※これでは定数14より5人も多い!
つまり、この設定は各勢力それぞれに「甘い」設定であり現実的ではない、
という事になる。
という事は、K4:の設定の方が現実的だということになる。
【 重要考察3:定数14では戸田さえ当選危うい!「第2の戸田」は絶対当選できない!】
◆L1:上記の考察予測からみて、「定数14にした場合の各勢力の当選予想人数」は、
K4:の「当選可能下限」±αと見るのが妥当である。
◆L2:すなわち、議員定数を14にした場合は、
◆A:戸田でさえも落選すれすれになる!
◆B:「第2の戸田」というべき改革派新人はほぼ絶対に当選できない!
◆C:従って、戸田が当選できたとしても会派を組む新人がおらず、
「1人会派を認めない」現行制度が続く限り、戸田は永遠に会派を組めず、永遠に議運や会
派協議から排除され、各種特別委員会からも排除されてしまう!
◆D:これこそが、自公民の会派議員達の「定数削減」の本当の狙いなのだ!!
◆L3:議員定数を14にした場合は、公明党は楽々と5議席以上を占める!
現状で公明党は「上位独占でなく単に当選するだけだったら8人楽々、9人でも可能」な集票能力
を持っている! 保守系や民主系候補に票を回して恩を売って縛る戦術を長年取ってきた。
従って、議員定数を14にした場合に5議席楽々、6議席も容易である。
定数14に占める議席占有率は、5議席の場合:5÷14×100=35.71%≒36%
6議席の場合:6÷14×100=42.85%≒43%
◆これは現状の32%(22議席中7人)よりもずっと高い!
◆他陣営にはマネの出来ない「票割りの芸術」を駆使すれば7人当選も可能で、
それなら議席占有率50%!!
(この場合は他陣営には票を回さないで公明党に全部集中)
◆L4:門真では戸田と共産党のみが「革新勢力」だが、その議席占有率は、
定数28時代は計6議席で21.428%≒21.4%≒21%
定数22になって計5議席で22.727%≒22.7%≒23%
定数14になって計3議席だと21.428%≒21.4%≒21%
定数14になると「戸田の落選や、戸田が当選しても共産党が1人しか当選しない」ことも十分に起
こり得る。そうすると革新勢力は2議席のみとなり、議席占有率が14.28%≒14.3%≒14% に激減!
◆繰り返すが、定数14では戸田さえ当選危うい!「第2の戸田」は絶対当選できない!
投票率の激増も含めて有権者の意識と投票行動が革命的に変化しない限り、そうであり、そして有
権者の意識行動の変化は「真剣議員」が2人3人と増えて議会・行政を改革していく事を間近に見な
い限り、望ましい方向には進んでいかない。これが社会的な真実である。
◆定数削減は「組織票で議席を得るが中身が低レベルな議員」による議会操縦をますます容易にし、
「真剣議員」の排除・既存会派談合政治を固める方向にしか作用しない毒物である!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
◆総特集!市民が知らない「ホントの議会改革」。「真剣議員」戸田が事実とデータに基づき訴え解説する
数々! http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/index.htm
★「裏金不正・冤罪・証拠ねつ造・検察審査会の異様な小沢起訴など検察問題」特集
http://www.hige-toda.com/mitui_yoobousyo/mitui_yoobousyo.html
・検察マスコミ批判でもなどの記事も載せている「自由論争掲示板」
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
■他では見れない動画が満載!「戸田のYUチューブコーナー」
http://www.youtube.com/user/todajimusho
■「中小企業の砦」=協同会館アソシエに関連する「アソシエ動画」
http://www.youtube.com/user/ASSOCIE0911#p/u
■在特会や三井さんほか動画各種はこちらでも
「絶対面白い動画コーナー」 http://www.hige-toda.com/_mado05/movie/
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