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中曽根氏による米国日本部長への宮本氏に関する照会(ブログ:法螺と戯言)
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/123.html
投稿者 凡人 日時 2011 年 1 月 20 日 11:57:19: pV3QNylzAqCv6
 

(回答先: 証人喚問なぜできぬ 国会説明に背向ける小沢氏 (しんぶん赤旗) 投稿者 真相の道 日時 2011 年 1 月 20 日 10:19:40)


http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/

+++++(時事ネタ)中曽根氏の照会(3)
話を本論に戻します。終戦直後、殺人事件の犯人として獄舎につながれていた宮本顕治氏を、一介の政治犯として釈放する決断に際し、占領軍が担保したものは何であったか?多分、米国政府公文書館に関連する資料が秘匿されているのだろうと思います。そして、中曽根氏が1976年2月6日に、敢えて米国担当官に尋ねたことからわかるように、米国CIA日本人エージェントである正力松太郎氏ですら、その資料には触れることができていなかったようです。1974年―76年当時の大方の論調は「宮本氏が共産党を守りたいとの一心で心ならずも小畑氏の殺害にいたってしまったのであり、そのこと自体は誠に不幸な事件であった。」というものでした。現在の共産党もその論調に乗じて、「宮本事件」と聞くとヒステリックに「反共攻撃」というセリフで以って反応します。したがって、中曽根氏から「傷害致死」を「チクチク」と突かれようと真っ向から反撃できるはずでしたが、すでに書いたように共産党の反応そして対応はまったく異なっていました。中曽根氏は上記共産党の表向きの主張とは異なる「何か」を得ようとして、米国大使館日本部長に「宮本事件」を照会したのです。2009年7月ごろであったでしょうか、中曽根氏は不破氏と対談しています。紙上に掲載されなかった対話でこの事が話題になったか否かはさだかでありません。現時点では、この「何か(something secret)」を知ることができません。しかし、それを推察するに格好の考察がHPで閲覧できます。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/rinchizikenco.htm 
 このレンダイコ氏の考察は誠に衝撃的です。1945年10月に釈放される以前、つまり獄中にあった時期、宮本氏は既に官憲が左翼に送り込んだスパイであったというのですから、まずは「眉唾」と思う人も少なくないようです。しかし、上記HPはその考察に膨大な資料文献を渉猟・読破しており、読後には強い説得力で、その結論に納得させられます。
実際、このように考えると、殺人罪との併合罪で獄舎に繋がれていた宮本氏が治安維持法犯としてのみ釈放され、半年後には、その殺人犯としての罪も「復権証明」の発布でもって消滅してしまうことの謎が、まずは氷解します。そして、であればこそ、1976年、事情を薄々感知していた中曽根氏が米国政府からあわよくば真相証拠を得て、宮本氏と氏が率いる共産党に揺さぶりをかけた事情も呑み込むことができます。実際、中曽根氏の思惑通り事は進んだのです。繰り返しますが、共産党はその際の出刃包丁にひるみ、P3C追及をやめ、以後は中曽根氏の仇敵である田中角栄氏とその思想的系譜に繋がる小沢一郎氏の追及「政治と金」をお題目のように唱えつつまい進するのです。そしてこのことが、中曽根氏とその背後にある国際金融資本への忠誠の証しともなっているのです。いずれ、書きますが共産党の検察糾弾忌避にもそのことがまざまざと見て取れるのです。

それはさておき、このレンダイコ氏による考察が私に与えた衝撃は、1995年1月の雑誌「マルコポーロ」廃刊事件に匹敵するものでした。この廃刊雑誌の一記事では、第二次世界大戦の末期ナチスがしでかしたとされる「ユダヤ人600万の虐殺、とりわけアウシュビッツでの大量ガス虐殺」は物理的にありえないことを論証したものでした(西岡昌司氏)。宮本事件とマルコポーロ事件が私に教えてくれたことは、「巨大な虚偽は、真実としてまかり通る」、というかってヒトラーが言ったとされる歴史の真実でした。
ここでは、この考察を裏付けると思われる一二の出来事を検討してみたいと思います。それらは、宮本氏の釈放から21世紀初頭までの氏の活動履歴からとりだした事柄です。
(つづく)
 

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