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菅第2次改造内閣の評判がひどい。報道各社の世論調査で、内閣支持率は数ポイント上がったものの、30%以下の「危険水域」を抜け出せない調査が複数あるのだ。命運を賭けた内閣改造の失敗。24日召集の通常国会で、菅首相は来年度予算案の早期成立と、消費税増税を含めた税と社会保障の一体改革に取り組む構えだが、国民の理解を得るのは簡単ではない。
「日本の危機を乗り越えるため、一致団結してやりましょう」
菅首相は16日午後、閣僚や党幹部を集めて公邸で開いた勉強会でこう語った。自分の足元に危機が近づいているのを感じているようだ。
「有言実行内閣」「実務強力推進内閣」など、菅首相や閣僚が自画自賛した改造内閣だが、各社の支持率は別表の通り。いずれも爆発的な回復は見られず、すべて30%の「危機ライン」前後という体たらく。読売の調査では、「地味・不人気」で知られた福田康夫元首相が2008年8月に行った内閣改造後の41%を下回る最低記録を更新した。
目玉とされる増税論者・与謝野馨経済財政担当相の起用についても、朝日が「評価する」31%、「評価しない」50%。読売が「評価する」34%、「評価しない」49%などと、批判的意見が多い。自民党比例で議席を得ながら、民主党政権に協力する「永田町のユダ」ぶりが嫌われたとみられる。
参院で問責決議を受けた「影の宰相」こと仙谷由人氏の官房長官交代については、読売は「適切だ」67%、「そうは思わない」20%。毎日は「評価する」53%、「評価しない」39%。最後の最後まで、官房長官留任を模索したポストへの執着ぶりも不評だったか。
世論調査で、内閣支持率が小幅上昇にとどまったことについて、菅首相と距離を置く民主党の鳩山由紀夫前首相は16日夜、訪問先のインドで同行記者団と懇談し、「首相が最強の内閣と胸を張るほど、国民のみなさんは期待していない」と指摘。「挙党態勢を望んでいると言いながら、どうして身内だけでやろうとするのか」と批判した。
内閣改造の失敗で、今後、鳩山氏や小沢一郎元代表を支持するグループの反発が強まりそうだが、彼らの頭痛の種は、小沢氏が近く、政治資金規正法違反事件で強制起訴されること。
この件については、毎日が「離党すべきだ」77%、「離党する必要はない」18%。読売は「衆院議員を辞職する」56%、「議員は辞職しないで離党する」25%、「辞職も離党もする必要はない」15%などと、小沢氏に「議員辞職」か「離党」によるケジメを求めている。
もはや国民は「菅首相も小沢氏もダメ」となりつつあるようだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110117/plt1101171234001-n1.htm
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- 政治世論調査のからくりと欺瞞性、EJ(米国が電通に数字を作らせて6大マスゴミに発表させているだけだと思います) 小沢内閣待望論 2011/1/18 15:09:44
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