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(回答先: 小沢冤罪事件:ついに天網にかかったか、悪徳検察事大主義者よ (新ベンチャー革命) 投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 1 月 18 日 01:56:39)
元記事で転載投稿させていただいたブログの筆者に声援を送りたい。
この筆者の本業のほうのキーワードから旧ブログに辿りついたが、商業的政治ジャーナリズムや其の影響を受けるネット・政治ジャーナリズムと違う視点が印象的だった。ぶれずに一貫している。
この筆者の挙げる「悪徳ペンタゴン」だが、対米従属の原因をつくっているのはアメリカではなく日本人のメンタリティと考える。アメリカは日本人の考え方を徹底的に利用しているだけだ。悪徳ペンタゴンは我々と別物ではない。悪徳ペンタゴンは、我々のメンタリティが反映した制度なのだ。小沢氏が国民の自立を語るのは、我々のメンタリティの延長に制度があるのを語っていると考える。
=転載引用開始=
丸山氏はこの日本の明治から第二次大戦へと続く日本を、「無責任の体系」と述べている。まず、多くの軍隊や日本を戦争へと導いた国政を動かしていた寡頭勢力が全くその意識や自覚を持っておらず、被規定的意識しか持っていなかったのだ。意識や自覚がないということは当然責任というものを軍部も官僚も持っていなかったのである。つまり、上からの圧力や命令、大義などとして行なった行為は客体的な様相を帯びながらその実は主体的なものであり、そしてその責任は被規定的意識によって無視されたのである。
(略)
しかし大戦直後の体制が主にアメリカによって規定されたこと、そして日本の対外政策が極めてアメリカを配慮して、極端に言えばアメリカのために行なわれているかのごとく見える現実は、日本が決して同じ過ちを繰り返さないと断言できない不安材料である。たしかに今日では民主制のもと国民が国政を常に監視しているために前のような極端なことは起こりえないだろう。しかし、絶対的な力としてのアメリカの存在と比較的盲目状態でそれに追随をする日本を見ているとなんとなく図式が似ているせいもあり、再び「無責任な体系」と述べられた時世のような事態に直面する可能性が全くないとは言えないのではないか。
=転載引用終了=
引用元:「WELCOME TO 大山哲生'S HOMEPAGE」から「 丸山眞男氏が1946年の論文『現代政治の思想と行動』において・・・」
http://www.geocities.co.jp/fwtetsu/maruyama.html
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