http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/810.html
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※写真は小沢一郎氏(民主党衆議院議員・岩手県選出)
(投稿者・蔦より)
二年ほど前に偶然見つけ、ブックマークもしなかったが、いまだに忘れられない内容のブログを検索エンジンで見つけ出しました。 菅政権の動向を見ているうちに、実は我々が思っている以上に日本は危険な状況にあるのではないかと思い、ここに書かれている内容を、阿修羅の読者の方にもぜひ読んでもらいたいと思ったからです。
もう削除されているのではないかと思いましたが、幸い、まだ残っていました。
タイトルは、『政治やメディアの陰謀告発ブログ』。http://ofureko.exblog.jp/
記事が書かれているのは、2008年9月から12月までの三ヶ月にも満たない期間です。
二年以上前の記事なので、まだ政権与党は自民・公明であり、福田や麻生といった首相の名前が出てきます。
けれども、2008年9月22日の「黒幕と電通が今度の選挙で民主党を恐れるわけ」で、
このブログの筆者(hogepafuさん)は、電通が小沢一郎を恐れるあまり、暗殺まで画策するのではないかとの心配を、すでにしています。
その記事の約五ヵ月後、2009年3月3日に西松事件で小沢一郎氏の秘書・大久保氏が
突然逮捕され、一連の大々的・反小沢キャンペーンが幕を開けました。
私(蔦)は、このブログに書かれている内容のどの部分が紛れもない事実であり、
どの部分が間違っているのかを明快に指摘することはできません。
ですので、読者の方それぞれが、知識とご経験によって判断を下していただきたいと思います。
ただし、終りの方に転載した、
「我々にできること1−ワイドショー等の視聴ボイコットの勧め 」および
「我々にできること2−マスメデイアの情報を自分で調べるクセをつける」の二つは、ぜひ実行する人が増えて欲しいと思います。
<テレビというマスメデイアにとって、もっともダメージを受けるのは「見られない」ことであります。放送局にいくら苦情の電話をしても、高視聴率を獲得した場合は、はっきりいって彼らは痛くもかゆくもありません。しかし「見られない」場合はいかに電通といえどもなす術がないのです>
というhogepafuさんの指摘は、大変重要です。
<いわゆるワイドショーに限らず、竹中平蔵、ロバード・フェルドマン(中略)
小泉純一郎等が出たらチャンネルを変えるかテレビを消すかどちらかにしましょう。
新自由主義者をまずマスメデイアから追い出さなくてはなりません>
これは、現在の菅政権の関係者や、そのタイコ持ちの評論家・記者・コメンテーターと言い換えられます。
私(蔦)自身は、一日に一度か二度、NHKの定時のニュースの一部を、
どのような報道がなされているかチェックのために見るだけになっています。
(実際にテレビを捨ててしまった、という方もおられます。
ネットと雑誌・書籍、ラジオだけで何の問題も無いとおっしゃいます)。
<繰り返しますが「見られない」というのがメデイアにとって、もっとも大衆にやられては困ることなのです。特にワイドショー(報道番組もそうですが)を始めとする番組は日本を「新自由主義の幻想」を社会にばらまき、世論操作を暴力的にまで行った「加害者」といって差し支えありません>
<メデイアの流す情報に対して、すぐに反応し行動等を起さないこと。どんな情報が来てもまず我に返ってその情報に対して冷静になりましょう。>
<冷静になったらメデイアの流す情報にどこまで真実性があるか、自分で考え調べるクセをつけましょう。>
<この2点を社会大多数の人間が習慣化しただけで、はっきりいって世の中変わるでしょう。今日お伝えしたこの2点を皆さんが実行するのは、黒幕や電通を始めとする今回の一連の陰謀を企てている人間にとって、大衆にもっともやられては困ることなのです。>
<この国の民主主義を守り、公正で公平な社会を取り戻すためには皆さんがこの2点に対してふだんから心がけることが最も重要です。逆にいいますと国民の大多数がこの2点を心がけるだけで彼らの企みは間違いなく失敗します。>
阿修羅は、投稿された記事が半永久的に保存される素晴らしい掲示板です
(そのため、投稿記事は資料的な価値も持つことになります)。
その意味からも、『政治やメディアの陰謀告発ブログ』の記事をこちらに紹介する意義を感じますが、全てを転載することは出来ませんので、関心を持った方はぜひ直接ブログへ飛んで、他の記事もお読みになってみて下さい。
ここから、『政治やメディアの陰謀告発ブログ』より転載します。
http://ofureko.exblog.jp/
(以下転載)
「はじめに」
このブログは日本社会、政治、メデイアにおいてのオフレコ情報を掲載する目的で開設しました。というのも今日本社会で国民が全く知らない水面下で恐ろしいことが進められているからです。今日、福田首相が突然辞任しましたがこれを見て「次の段階が始まってしまった」という思いを強くしたからです。実はこの辞任劇のシナリオを書いた人間が存在します。少なくとも小泉政権以来、完全ではないですがこの全てのシナリオを書いている人間のほぼ思惑通りに進んでいます。(一部計算違いはありましたが)
このブログの作者はその裏でシナリオを書いている人間によって今恐ろしいことが水面下で進められている事実を私はある仕事で見てしまいました。勿論これは極秘のうちに進められていっているのですが、そのあまりの内容にとても黙っていることはできないと判断しました。そのためこのブログに私がわかっている範囲のことを述べます。
尚、皆さんにご理解願いたいんですが掲載する内容が内容だけに私自身、匿名で書かせていただきます。私が誰かもたずねないで下さい。もし私が誰かわかってしまったら私は職を失うばかりか自分も家族も生命の危機にさらされることになります。
どういうことが起こりつつあるかはこれから少しずつ書きますが、今日本社会は政治とメデイアを巻き込んで巨大な規模での国民の洗脳計画が進んでいます。しかもそれらは国民の税金を使って行われています。マスメデイアはこのことは書きません。なぜならこの洗脳計画によって彼らは膨大な広告収入が見込めるからです。マスコミが庶民の味方、なんて思っている人がいたらそれはとんでもないことです。日本には健全なジャーナリズムはマスメデイアにはもはや存在しません。
福田首相、いや前首相は最初っから「暫定首相」でした。これはなった頃から明らかでした。しかしこのタイミングにやめたのは本人のダメージを最小限にするため、というのもあったんではないでしょうか?
というわけでおいおいこのことを述べておきます。
by hogepafu | 2008-09-01 23:56 | 社会
「電通とメデイアを使った陰謀の目的 」
連休で時間がありますので続きを書きます。書ける時に書いておかないと。
さて、小泉政権時代から本格化したメデイアを使った国民の洗脳計画ですが、今回裏で筋書きを書いている人間は一体どういう人物なのか、何を目的としているのか。100%自信があるわけではありませんが、わかっている範囲で書くと次のようになります。
まず今回の黒幕は
(1) 政界(特に自民党)に莫大な影響力を持っている人物、
(2)そしておそらく資金力も半端ではない人物。
(3)そして世界最大の広告代理店電通を意のままに操れる人物であること。
(4)さらに事実上の「特権階級」に位置し、しかもその「特権」を未来永劫保ち続けたいと考える人物。
(5)そして最後は第二次大戦以前に多くの権益を持ち、敗戦によって多くの権益を失った人物
この5つの条件を満たす人物であると想像できます。そしてこの人物(あるいは人物たち)が一体何をやろうとしているのか。わかっている範囲で書きますと
(1) 日本国内の戦前の秩序を回復させる。(憲法改正、戦前の立憲君主制に回帰)
(2) 日本国内に「富の格差」を作り、それを未来永劫固定させる、実質的な新たな身分社会を構築する。(「勝ち組」の特権階級化)
(3) 国民を従順な愚民として「臣民化」し低コスト労働者とし特権階級に「奉仕」させる
そんなバカな? って思いますか?
でも現実を良く見てください。日本社会は少なくとも小泉政権以降間違いなくこの方向で進んでいます。
・社会の格差、効率的な社会のため、国を担う有識者は基本的に富裕層のみで構成する社会を目指し、富裕層以下の国民は生活レベルを中流より下にして、人件費を下げる.。 (格差社会)
・下層民は低コスト労働者として教育する.下層民は愚鈍であっても従順であれば問題はない。 (ゆとり教育)
・コストを下げるため、社会福祉やインフラ不備の不便は自己責任とし、公的扶助は基本的になくす。(障害者自立支援法、年金受給年齢引き上げ、後期高齢者医療制度)
・9条を含む憲法を改正(国民投票法案)
・格差や不満の捌け口をい日本人であること」に心の支えを求め、危ないナショナリズムや排外主義に走る。別の人たちは、ささやかな自己満足と優越感で傷ついた自分のプライドを何とか支えるために、差別や弱い者いじめに走る。(ネットウヨ、ニート、異常犯罪に走る若者、通り魔等)
これらを見ればまさに全ての黒幕の筋書き通りに今社会が動いているのが明らかだと思いますがいかがですか? 私のここで書いていることは作り話に見えますか?
この人たちはメデイアを使った非常に高度な方法で国民を欺いていますが、何のことはない時計の針を戦前に戻し、新たな身分社会による新たな封建社会を築く、というのがこの連中の目的です。
もともと電通という会社も元々は満州鉄道の広告等「戦前の秩序」と密接な関係にある会社でその流れは今も引き継がれているといわれています。ちなみにこの電通の顧問は何とあの中曽根康弘です。
この中曽根は自民党内からの古くからの改憲論者であり、中曽根政権時代に「「ゆとり教育」のもとを作った文教方針を答申したことでも知られています。そして何よりも元軍人でもあります。
この国民を騙し、欺いた謀略を企んでいる人間の思い通りにしてはなりません。これから彼らのワナにはまらないようにするにはどうすればよいか、考えたいと思います。
by hogepafu | 2008-09-15 15:58 | 政治
「日本の総理は少なくとも森以降全て傀儡である。」
前回、日本には政界とメデイアを意のままに操れる「黒幕」がいて、メデイアを巧みに使いながらも日本を「戦前の秩序」に復帰させ、国民の大多数である「負け組み」が「勝ち組み」に低賃金で「奉仕」させる新たな身分封建社会の構築を狙った、ある意味時代錯誤の体制の再構築を目的としていることを述べました。
彼らの「陰謀」にかからない対策を述べる前に、もう少しこの背景を考えて見ましょう。
そもそもこの体制は25年前の中曽根政権時代に既に準備されていました。中曽根は外交政策的には殆ど小泉と一致しますが、河野一郎の流れを組む派閥でいわゆる自民党のもっとも自民党らしい部分を引き継いだ派閥です。
中曽根は筋金入りのタカ派で当時のアメリカのレーガン政権とも親密で、レーガン・サッチャー型自由主義政策を推進しました。これは内容的には強者はさらに強大化させ、弱者は切り捨てられるという現在の「新自由主義」の政策にほぼ一致します。中曽根政権時代にいわゆる三公社(現在のNTT, JTそしてJR)を民営化し、防衛費の大幅増加、そしてこの2点に隠れがちですが「ゆとり教育」の源泉となった臨教審の「教育改革」ーもっと創造性や多様性を導入する、個性を尊重ーという内容だった。スローガン自体は大いに結構なものでしたが、それがいつのまにか「詰め込み教育の弊害」への議論へと発展し、それがいわゆる「ゆとり教育」へと発展したのでした。
この「ゆとり教育」−本来は知識偏重でなく「子供にもっと考えさせる」教育が目的とされていましたが、重点を置かれたのは「詰め込み教育の否定」のみで後者の「子供たちへに考えさせる」ための教育に重点をおかれることはありませんでした。本来は後者あっての「知識偏重の是正」のはずですがいつのまにか「ゆとり」という言葉が一人歩きし、子供たちに「勉強させないのが美徳」などというとんでもない考えが蔓延しました。その結果「まともな教育」を受けようと思うと公立ではなく私立に行かざるを得ず、当然ながら良質な教育は「裕福」な人間に偏重します。一方では奨学金の育英基金の規模縮小が始まったのも中曽根政権であり、ご存じの通り小泉政権時代に事実上廃止、これは事実上教育機会の平等という概念そのものを否定した考えであり、教育や知識の格差を寧ろ推進するものであることはいうまでもありません。
実は最初っからこれが「黒幕」の目的だったのです。今回の「新自由主義」の種はこの時に既にまかれていたといっていいでしょう。しかし当時の自民党はまだ田中派経世会の支配にあり、この中曽根の政策に対しては党内でもかなりの批判がありました。そのため潮時と判断した中曽根は結局竹下にバトンタッチします。
この時点で陰謀の「黒幕」のはとりあえず「初期の目的」を達成したわけで、これが日本社会を蝕む種を作ったわけですが、小泉政権の時にその種まきの多くが結実し、計画されたことのかなりの部分が「黒幕」の計算通りにほぼ進んだといってよい大成功の例といっていいでしょう。しかし全てが「黒幕」の思い通りになったわけではありません。計算違いが起きたものもあります。主だった「計算違い」を揚げると次のようなものが揚げられます。
1.計算違い1 参議院での自民党惨敗
竹下政権時代の「リクルート疑惑」で1989年の参議院戦惨敗、衆参に初のねじれ現象が起きる。これ以降自民党が参議院で単独の安定多数を確保したことはない。
2.計算違い2 自民党の下野ー連立を組まざるを得ない状況
その後総理経験者として党内に隠然たる勢力を確立したが、計算違いが起きた。宮沢内閣が竹下派を脱退した小沢一郎の「新生党」のために不信任案成立。自民党が結党後初の下野を経験。その後社会党との連立で政権に復帰するがそれ以降自民党が単独で政権を運営したことはない。
ーこの後 中曽根政権の政策を継承した橋本政権が「消費税5%」がきっかけでの参議院戦惨敗で退陣、 その後小渕首相の急死、森内閣(暫定内閣といっていい)のあと小泉純一郎内閣にて黒幕によって計画されたことのかなりの部分が前述のように実現。これは「黒幕」の計算通りにほぼ進んだといってよいでしょう、。
3.計算違い3 安部内閣退陣と2つの計算違いー筋書きに暗雲が
さて、小泉政権にてかなりの目的を達成することができ、それをかつでの岸元首相の孫である安部晋三に引き継がせることになった。これも実は当初の予定通り、安部の祖父である岸信介はA級戦犯で戦前の大政翼賛会的な発想を最もよく引き継いだ人物である。安部晋三は岸の影響を強く受けた人物であり、この筋書きの続きを実践させるにはうってつけの人物だった。
だが、所詮この男ーただのお坊ちゃんだったことが就任してから判明する。アメリカの圧力や国会の運営を処理しきれるほどの器ではなかったことがやらせてみるとわかる。結局は「黒幕」の悲願でもあった「憲法改正の道筋(国民投票法案)」を成立させたところで既に用済みだった。
またこの安部、「黒幕」にとって許しがたいことも推進した。安部がやめさせられたのは参議院戦の敗北よりもこちらの理由の方が大きかったといわれる。それはいうまでもなく「ゆとり教育」の廃止である。この「ゆとり教育」は前述のとおり中曽根政権時代に種がまかれたものであり、小泉、安部政権時代に完成を見るはずだったのだが国民の声に抗しきれず安部の方も積極的に廃止を推進した。「ゆとり教育」は「黒幕」にとって永遠に続けられなければならないものだったのだ。このことが「黒幕」の逆鱗にふれたのはまず間違いない。 本当はこの教育改革に「新教育勅語」まで復活させようと目論んでいた「黒幕」にとってはこの部分が全くの計算違いであった。
しかたなく、また「暫定政権」を探さざるを得ず、吉田首相の孫の麻生太郎の機が熟すまで「毒にも薬にもならない」福田康雄を暫定首相にする。
以上がこれまでの「黒幕」の筋書きです。
そして月曜日に麻生太郎新自民党総裁が誕生しますが、しかし事態は「黒幕」が用意している筋書き通りに行かない要素も多々あり、予想が非常に難しい状況になっています。
これに関してはまた次回書きます
by hogepafu | 2008-09-20 12:12 | 政治
「黒幕と電通が今度の選挙で民主党を恐れるわけ 」
ご存じのとおり本日「予定通り」麻生太郎が自民党総裁となりました。
今回の総裁戦、既にお気づきのように「劇場型」の総裁戦の演出を行っていましたが盛り上がったのは前半だけ、後半は明らかに尻すぼみでした。このことはかつての小泉の「郵政選挙」のような劇場型の手法は今回あまり有効でないことが既に明らかになり電通は既に「プランB」への転換を測っています。
実はこのブログはいわゆる「IQの低いB層」に対してかなり批判的な言動を述べていますが、実は電通の主目的はこの「B層」を可能な限り増やすというのが基本戦略です。そして小泉政権時代はその戦略が見事なほどこれが成功しました。そして以前の記事でも書いておりますように麻生の時も「オタク層」や「オタク予備軍」をこの「B層」に加え、麻生自民党に投票させるという基本戦略は変わりません。ただ「いかにも劇場選挙」というしらじらしい方法ではもはや効果がないのは明らかなので、今度は「ジワジワ」と麻生のプラスイメージの映像を流す、という戦略に入ります。
なぜ電通、そして今回の筋書きを書いている黒幕がこんなに手のこんだことをするのか。一体なぜここまでして自民党に勝たせようとするのか。
実は電通も今回の黒幕も今度の選挙は民主党に勝たれては絶対に困る事情があるのです。その最大の理由は民主党代表の小沢一郎という人物の存在です。
この小沢一郎、かの田中角栄の秘蔵っ子として有名ですが、田中角栄が自分のノウハウを全て教え込んだ政治家でもあります。実はこの田中角栄はメデイアのコントロールの達人でした。このことは著書「電通の研究」に以下の記述があります。
もちろん、テレビもはじめから政治権力に従順だったわけではありません。1960年代、ベトナムや学生運動などのテレビ報道を巡って田秀夫事件・TBS事件など様々な事件が生じ、テレビ-政治のいざこざの末にテレビが一歩引いた形になったのです。
このテレビ統制の裏で暗躍したのは、佐藤内閣で大蔵大臣・通産大臣を務めた田中角栄でした。マスコミ統制の必要さを天性の政治センスで感じていた角栄は、マスコミに対してアメとムチによる懐柔策をとり続けていたのです。
田中角栄は1972年に佐藤の後を受け首相の座に着くと、懸案であった活字メディアの懐柔に乗り出します。有名な「軽井沢事件」や、新聞-テレビ局の資本ねじれの整理などを行い、角栄は新聞を含めたマスコミをアメとムチでがんじがらめにして行きました。(参考 )
角栄のメディア懐柔策には、マスコミのクライアント・タブーの弱点に着目した広告出稿戦略も含まれていました。電通はこのことに目を付け、1972年に第九連絡局を立ち上げ、政府関連の広報予算獲得に奔走します。
もともと国策企業としての政府との距離の近さもあり、電通は総理府(※注・3)・自民党の広報予算の多くを獲得すること成功しました。中でも、とりわけ自民党の広報予算は電通が独占的に受注することになります。
この時期までには、電通は自民党の選挙運動も請け負うようになりました。電通はますます権力との癒着を深めて行ったのです。
更に自民党が広告出稿により電通を抑えたことは、政府のメディア戦略上大きな意義がありました。これにより新聞を抑えただけでなく、記者クラブ制度では押さえが利かなかった雑誌・週刊誌メディアへも政府が間接的に影響力を行使できるようになったのです
つまり田中角栄は小泉純一郎以上にメデイアのコントロールの達人だったわけです。しかしその田中角栄もある週刊誌の記事によって状況が一変します。
田中角栄の絶頂期、マスコミは角栄を「平民宰相」として称賛していました。これはまさに角栄流のメディアコントロールの成果といえるでしょう。しかし、力で抑えた権力は崩れるのも早いものです。
1974年、文芸春秋11月号に乗った二本の記事が瞬時に田中政権を打ち倒しました。一本は立花隆「田中角栄研究〜その金脈と人脈」、もう一本が児玉隆也「淋しき越山会の女王―もう一つの田中角栄論」です。
この記事が口火となり、抑えていたはずのマスコミは、角栄に対して火を噴きました。角栄の金脈問題に世論の批判が集中。1974年10月26日には田中内閣が退陣に追い込まれます。
この一件は、マスコミの性質を端的に表しています。マスコミは普段は権力による支配・介入を受け入れても、いざ報道の口火が切られればタブーは氷解し、雪崩式の報道を行うのです。
この記事を読んで思い当たりませんか? そう、今の状況に酷似しています。田中金脈問題が表面化し検察庁や警察が動き出したらさすがの電通もなすすべがありませんでした。この後電通のメデイアコントロールの力が衰え、いわゆる電通にとっての「暗黒時代」がしばらく続くことになります。
メデイアのこのような性質を誰よりも熟知しているのが電通自身です。そしてこれらのことが起きている時に小沢一郎はその裏事情を全て見て来ました。当然ながらメデイアの扱い方も田中角栄にかなりの部分伝授されております。
しかしその小沢一郎という人物、豪腕といわれながらなかなか表には出たがらないタイプの政治家でした。しかしここしばらくは積極的なメデイア戦略を展開しています。今回の自民党総裁選の最中に「国替え」の情報を本当かどうかわかりませんがわざとリークする等、民主党はかつてないほど活発なメデイア戦略を打ち出しています。これは電通も黒幕も恐怖を感じているはずです。
田中角栄の秘蔵っこだった小沢一郎が政治と電通の癒着、絡み方は当然ながら熟知しておりおそらく小泉政権の劇場選挙のカラクリも当然見抜いているでしょう。しかもタウンミーテイングやその他のメデイア戦略にはかなり不透明な金の流れがあり、民主党が政権をとればそこにメスが入れられるのはまず間違いありません。となると、電通や黒幕の数々の陰謀も明らかにされ、逮捕者も出る可能性があります。そうなればいかに電通といえども抑える術ががありません、。また電通が数々の陰謀に深く関った動かぬ証拠が明らかになると、いかに電通といえども多くのスポンサーが離れることも予想され、そうなると今まで押さえつけられたマスコミはその刃を自分たちに向ける可能性すらあります。
まあ、そこまで行かなくとも最低でもここ十年くらい裏で行われていたことが全て水泡に帰す可能性が高いといえます。これは今回の陰謀を推進している人間にとっては絶対に避けなければならないシナリオです。
小沢一郎をかつての小泉のように「正義の味方」のように考えるのは危険です。しかし今の日本の政治やメデイア、マスコミの膿を出すことをできるのは今日本の政治の世界では小沢一郎しかいないのも事実です。
そのため今回、電通や黒幕は場合によっては非常手段に打って出る可能性も排除できません。実は今までの陰謀の動きには単に政治家やメデイアだけではなく、いわゆる暴力団のような裏社会やアメリカCIAの影がちらついています。特にCIAは間違いなく電通からみの陰謀にかなり深く関っているのはまず間違いないです。しかし残念ながらどういう風に関り方をしているか、どこに証拠を挙げられるかというと、残念ながら私にはそれを見つける力がありません。
しかし私が恐怖を感じているのは電通も今回の黒幕も場合によっては小沢一郎暗殺というテロの手段も排除しない、と思えるからです。
嘘だと思いますか? いや、彼らは本気です、先ほども述べたように民主党が政権をとれば彼らは全てを失うからです。はっきりいって彼らは必死です。そしてそれを守るためには手段を選びません .
なぜ、ここまでいえるのか? なぜなら実は電通は単なる1企業ではないからです。はっきりいってこの会社、バケモノです。
本当にこの国を裏から、そして闇から支配しているのはこの会社といっても云いすぎではないからです。続きは次回書きます。
by hogepafu | 2008-09-22 23:44 | メデイア
「恐ろしい会社 電通 」
前回、政治とメデイアを操作する黒幕と電通がいかに民主党の小沢一郎を恐れ来るべき衆議院選挙にてあらゆる手段を使って民主党の政権奪取を阻止するだろうということを述べました。
実はこのブログを書き始めた上で、電通という会社が単なる一企業というにはあまりにも恐ろしい力を持っていることがわかった上で、この会社はテロをも含むあらゆる手段の実行可能な会社であるということを認識する必要があります。
それには電通の歴史をおさらいしておかねばなりません。
電通は前身は「日本電報通信社」といい第二次大戦の満州国の満州鉄道の調査部としてあの悪名高き関東軍の嘱託として対外宣伝と宣撫工作を担っていた。その設立者が里見甫(さとみはじめ)といい裏社会ともつながり、アヘンの密売で巨額の利益を上げその金を関東軍の資金にしたという犯罪行為の一端を担っていたのは意外に知られていません。この通信社は明らかに当時の軍国主義下の国策通信社で、その阿片マネーから児玉誉士夫、笹川良一といった人間につながり、阿片を利用し戦争指揮をとったのは東条英樹、「満州は私の作品」と豪語する岸信介と、日本の右翼勢力と元々密接な関係がありました。ここで注目すべきは中国の裏社会、つまりマフィアとのつながりが元々あったということです。
戦後になると満洲や上海から引き揚げて来た者を引き受け、旧軍人や満鉄関係者を大量に採用して、戦後における一種の情報機関として機能。GHQや日本政府にも食いこみ、影の情報局とか築地CIAと呼ばれて、その威力を天下に知られるほどの実績を築きました。その先頭に立ったのが電通の第四代社長となった吉田秀雄なる人物で、この人物は政界、アメリカCIA、そして日本のヤクザと広範囲に影響力を持つようになり、その人脈は現在の電通に生かされています。
特に戦後、GHQとの関係をきっかけにCIAとも綿密な関係を持つにいたり、電通は日本国内の最大最強のCIAエージェントという人もいます。また山口組を始めとする暴力団との裏のコネに豊富で、電通の「実力行使」のために毎年かなりの金額が暴力団に第三者を通じて流れているともいわれています。
つまり単なる圧力だけでなく、電通はCIAや暴力団を使って「実力行使」を行うことが可能な会社なのです。これが電通がバケモノであるという根拠で自分たちの目的のためにはテロや要人暗殺も不可能ではありません。電通の孫会社が暴力団と共同でイベント会社を設立したことは知られていますが(といってもメデイアでこのことが語られることは殆どないですが)これは街頭でのイベント等をスムーズに行うという意味もありますが、それ以外にもこの「実力行使」を行う意味もありました。
それで実はそれに向けての準備もしているらしい、と考えるに足る兆候を感じています。電通にとってそこまでしても今回の選挙は死守したい、というのが本音なのです。
そして小沢一郎という人物が首相になることは電通は勿論、少なくともCIAにとっても非常に都合が悪いことなのです。
ですから少なくとも次の衆議院選挙が終わるまでは小沢一郎の身辺警備は今まで以上に厳重にする必要があるでしょう。手負いの猛獣は追い詰められると何をするかわかりません。
誤解ないように申し上げますが、私は別に民主党支持者ではありません。正直小沢一郎を全面的に信用しているわけではありません。しかし今まで述べた状況から今回、また自民党が勝つようなことがあれば日本はさらに悪い方向に行くのは間違いありません。だから好き嫌いを置いといて今度ばかりは民主党に勝ってもらうしかありません。
以上が裏のオフレコ情報ですが、やはり黒幕やCIA(黒幕の一派?)や電通の思い通りにさせないために我々にできることをまず、これから述べたいと思います。黒幕の陰謀を成功させないためにも、彼らが大衆にもっともやられては困ることを次回から揚げておきましょう。
by hogepafu | 2008-09-23 22:53 | 社会
「我々にできること1−ワイドショー等の視聴ボイコットの勧め 」
さて、電通や黒幕あるいは場合によってはCIAの陰謀を失敗させるためにまず我々にできることをここで述べましょう、少なくとも国民の大半がこれをやれば陰謀が大成功する可能性は低いと思います。電通や黒幕にとって大衆にもっともやられては困ることです。
まず、地上波テレビに「情報操作」の効果を与えないことです。
特に最近のワイドショーははっきりいってマスコミでももっともたちの悪い種類のマスコミで芸能ゴシップは勿論のこと、小泉政権時代は完全に政治プロパガンダ機能を完全に担っていました。視聴率が低迷している昨今は電通のメデイアに対する発言力、統制力は今までにまして強くなっており、もはや完全にワイドショーは電通や黒幕の操り人形といっても差し支えありません。
昔はワイドショーの報道も人がなかなか注目しない情報に日を当てる等、健全なジャーナリズムを残していた時代もありましたが、それも今は昔。現代は権力の代弁機関、電通や黒幕の世論操作のツールと化しており、今は社会にとって有害な存在になっているといってもいいでしょう。電通の基本戦略であるいわゆる「B層」を増やすための重要なメデイアのチャンネルになっております。特にワイドショーはおばちゃん、主婦層に対して今でも強力な影響力を持っているメデイアであり、今でも小泉始め、新自由主義の支持を支えています。
今テレビというマスメデイアにとってもっともダメージを受けるのは「見られない」ことであります。放送局にいくら苦情の電話をしても高視聴率を獲得した場合ははっきりいって彼らは痛くもかゆくもありません。しかし「見られない」場合はいかに電通といえどもなす術がないのです。
勿論必ずしもワイドショーに限りません。次に該当する番組になったらチャンネルを変えるかテレビを消すようにこころがけましょう。
1.いわゆるワイドショーに限らず、竹中平蔵、ロバード・フェルドマンそして数ヶ月後間違いなくワイドショーを通じて多く出演するであろう小泉純一郎等が出たらチャンネルを変えるかテレビを消すかどちらかにしましょう。新自由主義者をまずマスメデイアから追い出さなくてはなりません。
2.くどいくらいに同じような情報、報道内容を繰り返し伝えているような報道番組、ニュース、バラエテイ番組は見ないようにしましょう。そういう場合は間違いなく「情報操作」の意図があります。
3.そして午前と午後のワイドショー番組は無条件に絶対に見ないようにしましょう。とくに既婚の男性の方は奥さん連中に強くそれを勧めてください。
繰り返しますが「見られない」というのがメデイアにとってもっとも大衆にやられては困ることなのです。特にワイドショー(報道番組もそうですが)を始めとする番組は日本を「新自由主義の幻想」を社会にばらまき、世論操作を暴力的にまで行った「加害者」といって差し支えありません。彼らには相応の報いを与えるべきでしょう。どうせ今のマスメデイアの流す情報の信頼性はゆらいでいるのですから
by hogepafu | 2008-09-27 21:02 | 政治
「我々にできること2−マスメデイアの情報を自分で調べるクセをつける」
久々の更新です。業務に忙殺されブログを更新できる状態ではありませんでした。連日終電での帰宅という日が続いたもので...
さて、麻生内閣も思ったように支持が伸びず電通の第九営業局も頭を抱えています。しかし先日大衆がある件で彼らに隙を見せてしまいました。黒幕も電通もこれを何とか利用できないものかと現在あれこれ部署内で議論が行われています。
それは先日の「バナナ騒動」−そう朝バナナを食べ、室温程度の水とともに摂取すると驚くほどダイエット効果があるという情報がテレビを通して流れ、主婦や若い女性がスーパーに殺到しお店からバナナがどこも売り切れになってしまったというあのバナナ騒動です。先日の「劇場型」戦略に失敗しても、やはりマスメデイアの情報に踊らされる人間がまだかなりの数社会に存在することを測らずもこの現象は証明してしまいました。この事実は電通のスタッフを大いに勇気づけたのは間違いありません。
勿論、この事件は例の関西テレビの「あるある」の納豆事件のようなロコツな捏造は今のところまだみつかっておりません。そのため「あるある」事件とは同列には論じられませんが、情報が必ずしも正しく伝わっているわけでもないようです。
例えばこのダイエット方法は「バナナでなければならない」わけでは必ずしもないようで、リンゴでもフルーツ類、野菜類でも同様の効果があるといわれております。また筆者が調べたところ「バナナは何本食べても良い」というのも厳密には正しくなく、やはり食べすぎはかえって逆効果のようです。
これらの事件で危険なのは、ネットは勿論、マスメデイアの流す情報を何の疑問ももたずに受け入れ、メデイアの操り人形のことくに流された情報通りに行動する、というパターンです。つまり情報の信頼性を吟味しないで鵜呑みにしているという事実です。
実はこれが非常に危険であり、今回の一連の「黒幕」や電通の仕掛けたワナにもっともひっかかりやすいパターンなのです。大衆がメデイアの情報を鵜呑みにし、それに踊らされ「黒幕」や電通の情報操作に対してあたかも操り人形のように、催眠術にかかったように思惑通りの行動をする。これがまさに彼らが目的としていることなのです。
したがってここがもっとも大事なところですが、私たちは彼らの陰謀を成功させないためにも次のクセをつけておく必要があります。これは勿論自戒をこめての警告です。
以下のことを心がけましょう。
1.メデイアの流す情報に対して、すぐに反応し行動等を起さないこと。どんな情報が来てもまず我に返ってその情報に対して冷静になりましょう。
経験上マスメデイアの情報は断片的か、事実や情報のほんの一面のみを伝えている場合が多いです。そのため多くの場合、厳密なニュアンス的には正しく伝えてない場合の方が実は多いのです。そこでマスメデイアの流す、映像やイメージ^、−それがどんなに魅力的なものだったり、印象深いものであってもーその情報が真実の姿を伝えているとは限らないのです。いや、多くの場合ー嘘まではいかなくてもー100%真実を伝えているわけではないことをまず頭に入れておいてください。マスメデイアの流す情報に対しては決してすぐに反応して何らかのリアクションをおこすのではなく、まず「ちょっとまてよ」と考えてストップするクセをつけましょう。
2.冷静になったらメデイアの流す情報にどこまで真実性があるか、自分で考え調べるクセをつけましょう。今は検索エンジンというとても便利なものがあります。必ず自分で調べ情報のウラを自分で取るクセをつけましょう。。
これがもっとも大事なことです。マスメデイアの情報にどこまで信憑性があるのか、どこまで真実を伝えているのか、自分で調べて確かめるクセをつけましょう。それも必ず複数の情報源を探し、その情報がどこまで正しいのか調べましょう。有名なジャーナリスト、報道記者のブログ等はかなり信頼できる情報、限りなく生の情報に近いということができるでしょう。(但し芸能記者とかはあまり当てにならないといっていいです)
この2点を社会大多数の人間が習慣化しただけではっきりいって世の中変わるでしょう。今日お伝えしたこの2点を皆さんが実行するのは、黒幕や電通を始めとする今回の一連の陰謀を企てている人間にとって、大衆にもっともやられては困ることなのです。
この国の民主主義を守り、公正で公平な社会を取り戻すためには皆さんがこの2点に対してふだんから心がけることが最も重要です。逆にいいますと国民の大多数がこの2点を心がけるだけで彼らの企みは間違いなく失敗します。
先日、このブログで予告したように小泉元首相はタレントの道を行くようです。そして「人気」がまた盛り上がった段階で再び政界に戻ります。これが彼らのシナリオです。しかし皆さんがこの2点を心がけるだけで、このシナリオは間違いなく失敗に終わります。
これが私たちにできるもっとも有効な対抗策です。皆さんがこのクセをつければ今ならまだ間に合います。そして来るべき選挙には、誰にも踊らされない正しい選択をするようにしましょう
by hogepafu | 2008-10-19 23:03 | 社会
(転載終了)
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