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(回答先: 前原誠司を放置すると、日本列島が強欲資本主義の「世界遺産」化する 投稿者 加藤 日時 2011 年 1 月 10 日 03:17:35)
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51727508.html
『「ジャーナリスト同盟」通信』 2011年01月09日 本澤二郎の「日本の風景」(656)から下記を転載投稿します。
=転載開始=
<クリントン夫人のペット?>
松下政経塾の前原が小沢追放の主役と見られている。しかし、この泥かぶり役は、菅・岡田・仙谷・枝野だ。彼らの顔つきが心労で変形している、と指摘する向きもある。菅が退陣したあとの総理の座を占めるためには、敵は少ないほうがいい。というわけなのか、前原はもっぱら外交の舞台で踊っている。相手は若いころは美貌の持ち主とされたクリントン国務長官だ。二人の呼吸はよほど合っているらしく、ダンスはまずまずらしい。しかし、口さがない社交界では、不見識にも「日本の外務大臣は、まるで夫人のペットのようだ」との風評も飛び交い始めているという。
衰退したアメリカとはいえ、軍事超大国・ワシントンの外交活動は多忙を極めている。イスラエル・パレスチナ問題はお先真っ暗だし、アフガン問題の成功など絶望的、イラン問題も展望が開ける状況にはない。東アジア問題は陰謀渦巻く複雑な駆け引きの場となっている。
大統領選出馬時点の聡明で精悍なクリントン夫人の顔面には、失礼ながらしわが目立つ。そんな多忙な夫人が、沈む太陽・日本の外務大臣のために2時間も割いたのだ。彼女のお気に入りであることを裏付けた格好である。
しかし、2時間ものダンスで前のめりになった前原が何を約束したのか。ウィキリークスのさらなる活躍の成果が楽しみではあるが。問題はブッシュのポチだった小泉は、ブッシュの指令にイエスで応じた。
前原は自分で「こうしたい」「ああしたい」と持論を売り込む。それもワシントンが考えている好戦的計画を、日本側から持ち出して夫人を喜ばせる技能に長けているらしい。
憶測するに、最初の1時間は彼の成果・実績を逐一、夫人に報告したのではないだろうか。尖閣問題を表面化させたこと、緊張を武器にまんまと防衛大綱を中国仮想敵論にまとめ、見直したことなどなど。「思いやり予算は削りません。アメリカの意向はほぼ満額回答できました。財務大臣も我々の仲間の政経塾ですから」などと胸を張ったのではないだろうか。
あるいは「アメリカの皆さんが一番警戒していた鳩山内閣を退陣させ、いまや鳩山も静かなものです。残る小沢は間もなく政界から追放出来るでしょう」とも解説したかどうか?
「菅の後釜になれるの?私だってまだあきらめてはいないのよ」と夫人が口を滑らしたかも。こんな推測も出来そうな二人のダンスは、日ごろの踊りぶりから安心安全なものでないことは間違いないだろう。
<外相が巨大企業の営業担当?>
財閥がスポンサーである外務大臣には、公人としての節度というものがない。腐敗・賄賂という政治家として踏み込んではならない一線に、足をかけていないものかどうか。民間企業が政治家を利用することは、なかなか容易なことではない。むろん、謝礼をはずむことになるが、発覚すれば犯罪として処罰される。隠れてやるのが普通である。
ところが、彼は大臣として財閥企業の営業をしている。確か国交大臣の時、カルフォルニア州知事に高速鉄道の売り込みを行っている。具体化すれば特別の謝礼があるだろう。もちろん、金のない同州にその実現性は薄いだろうが。
それは財政再建に必死のフロリダ州知事も同じだろう。今回、彼はよほど暇な外務大臣のようで、ワシントンからフロリダに飛んだ。関心の薄い知事に売り込んで、それをわざわざテレビ宣伝した。自己宣伝である。
「財閥のために商売のできる日本最初の政治家」という宣伝をしているようなのだ。むろん、陰でこそこそという自民党の政治家はいたであろうが、大臣として公然と鉄道財閥の手先になって商売をするという人物は、過去には存在しなかった。
政治家としての節度・品位というものが、政経塾という財閥企業が養成した政治家・政治屋には欠落しているのであろう。
<どうした京セラ・稲盛?>
それにしても狼少年のようにワシントンに乗り込んで、東アジアの緊張を売り込むような人物は、長いジャーナリスト活動をしてきて初めてのことだ。彼らが喜ぶ緊張政策を売り込む前原の暴走にブレーキをかける人物はいないものか。既に政経塾生みの親の松下幸之助はいない。
後見人の京セラの稲盛はどうなのか。ところが、彼には前原が国交大臣時代、日本航空(JAL)を玩具としてプレゼントしている。「稲盛の意見を封じてしまった」と一部から見られている。
稲盛がどんな人物か知らないが、前原の暴走を止める特効薬はないらしい。
となると、議会と言論界に其の責任があるのだが、後者は無理というものだろう。とうに死んでしまっている。前者はどうか。従来からの経緯からすると、社民・公明・共産ぐらいは責任を果たしてもよさそうなのだが。
前原ダンスは要注意である。あえて指摘しておきたい。
2011年1月9日記
=転載終了=
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