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(回答先: トンネル崩落:国交省、管理丸投げ 各社に基準通達のみ(毎日新聞) 投稿者 gataro 日時 2012 年 12 月 06 日 16:16:10)
http://mainichi.jp/select/news/20121205ddm041040167000c.html
中央道トンネル崩落:国交省、管理丸投げ 高速各社に基準通達のみ
毎日新聞 2012年12月05日 東京朝刊
山梨県大月市の中央自動車道笹子(ささご)トンネルで起きたつり天井の崩落事故を機に、国土交通省が高速道路会社の点検手法の確認や完成検査時の耐久性チェックを実施せず、維持管理を各社に丸投げしていることが分かった。保守管理の点検基準を設けるだけで、各社がどのような点検要領(マニュアル)を作成しているかも確認しておらず、国交省は事故原因究明と合わせ、高速道路各社への指導、監督体制を見直す方向で検討を始める。
国交省は道路本体やトンネル、橋などについて維持管理の基準を民営化前の旧日本道路公団や現在の高速道路会社6社(東日本、中日本、西日本、首都、阪神、本四)に通達。同省の他、有識者や6社が参加する日本道路協会が指針である維持管理や補修の「便覧」をまとめ、各社がこれに基づいて点検マニュアルを作成している。
同省によると、マニュアルをチェックしていないのは、高速道路の維持管理は道路整備特別措置法で高速道路各社の責任とされているためだ。【桐野耕一】
◇笹子だけ打音検査せず 民営化前の00年が最後
中日本高速道路は4日、笹子トンネルと同じつり天井式の管内の2トンネルでは、トンネル最上部のつり金具のボルト接合部の打音検査を行っていたと明らかにした。足場の天井板から接合部までが手の届く高さだったため。同社は、笹子トンネルは高さが約5メートルあり、目視にとどめていたと説明している。4日開かれた国土交通省の調査・検討委員会で笹子トンネル上り線の過去3回の点検状況の報告があり、日本道路公団時代の00年の点検では、足場を組んでボルト接合部の打音検査を相当数行っていたことも分かった。民営化(05年10月)直前の05年9月と12年の検査では行われていなかった。
道路公団から民営化された他社は取材に対し、現在も脚立などを使って高所の打音検査をしていると話している。他の2トンネルは中央道・恵那山トンネル(長野−岐阜県)と東名高速道・都夫良野(つぶらの)トンネル(神奈川県)。同社は同日、事故を受け実施した両トンネルの打音による緊急点検で「著しい損傷はなかった」と発表した。【桐野耕一、沢田勇】
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