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(回答先: 裁判員初の無罪事件、最高裁が再逆転の無罪判決:無罪と無実は別概念、疑わしきは罰せずと有罪立証の難題 投稿者 あっしら 日時 2012 年 2 月 13 日 15:58:00)
ここまで露骨に検察の味方をする高裁裁判官に、さすがの最高裁もお灸をすえざるを得なかったようだ。ところでここで問題になっている東京高裁の小倉正三裁判長とはどういう人物か?布川事件で再審無罪を勝ちとった桜井昌司さんはこう言っている。
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http://blog.goo.ne.jp/syouji0124/e/ab9d77982cf1073fa50c58c49d378284
小倉正三
こんな名前の裁判官がいる。裁判屋と言った方が良いだろうか。
ハッキリ言って、全く真実を見抜く目がなくて、沢山の冤罪を作っている男だ。裁判官であってはいけない男だが、今、東京高裁で誤った人生を重ねている。
今日の新聞にも、また新しい冤罪を作り出したことが書かれていた。
千葉地裁の裁判員裁判で無罪になった事件が、この小倉正三によって有罪にされた。
この男は、とにかく検察の言いなりが好きで、被告とされた人を有罪としか考えない。検察の大きな主張の矛盾には寛大だが、被告の小さな矛盾は、絶対に許さない。この男の裁判に係れば、誰でも有罪になるのだが、裁判員によって無罪にされた事件が、かくもアッサリと有罪にされるならば、果たして裁判員裁判はなんだということになるのだろうか。高裁も最高裁も、冤罪の訴えに無理解な裁判官が多い現実を思うと、この有り方も再検討が必要だとなるね。
昔、被告が「まだ最高裁がある!」と叫んでラストシーンになる映画があったが、今や検察にだけが「まだ高裁がある、それがダメでも最高裁だ!」と言う存在になり下がってしまった。悲しい現実だねぇ。
[コメント]
小倉正三(おぐら まさぞう) (名古屋 Y)
2011-03-31 13:49:23
この男は、裁判官としてのさばらせてはいけない!!
1984年12月28日に滋賀県日野町で発生した強盗殺人事件「日野町事件」控訴審判決で、陪席裁判官として、強引に大津地裁の有罪判決を容認した男です。
事件発生後3年間も犯人を特定できず、迷宮入りかと言われていたものを、警察がSさんへの暴力と家族に関する脅迫で、ウソの「自白」をさせた事件です。
大津地裁の坪井祐子裁判官は、有罪判決を出すために、西浦久子検事に起訴状の犯行日時・場所をぼかすようアドバイスをして、「自白は信用できないが、物証を採用」し、有罪判決を下す。
控訴審の大阪高裁で、弁護団が物証の脆弱さを指摘すると、小倉正三たちは「「物証は信用できないが、自白の根幹部分は信用できる」として、自白偏重の有罪判決を下した。
小倉正三は、冤罪事件をつくり出す、警察・検察の「権力の暴力」を容認する男。
裁判官であってはならない人物です。
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桜井さんのブログについているコメントでも言及されている日野町事件の大阪高裁での判決でこの小倉正三は、盗まれてもいない金庫を盗まれたとして判決文を書いたトンデモ裁判官でもある。
この事件で有罪となり再審請求中だった阪原弘さんは、獄中で十分な手当も受けられず持病が悪化して先年無念の最期を遂げている。
<参照>
滋賀・日野町事件
http://www.kyuenkai.org/index.php?%C6%FC%CC%EE%C4%AE%BB%F6%B7%EF
また、この小倉正三が大阪高裁時代に逆転有罪判決を書いた事件に神戸質店事件がある。一審無罪の神戸地裁判決が、犯人が指紋をべたべた残し、犯行後たばこを何本も灰皿に捨てたまま逃走するなどといったことには、証拠としては合理的疑いが残るとしたことに対して、小倉正三は「犯人がいつも理性的に行動するとは限らない」と退けた。
つまり小倉正三にとって公判での論証など何の意味も持たないものであり、検察が起訴した人物は有罪に決まっている、のだ。昨年末この事件、残念ながら最高裁が上告を棄却して被告の無期懲役刑が確定してしまった。残念だ。
<参照>
■神戸質店強盗殺人事件ー「市民良識」の目ーby GISHU(法、刑事裁判、言語を考える)
http://blogs.dion.ne.jp/justice_justice/archives/7349051.html
神戸質店事件…有罪確定へ(つぶやきいわぢろう)
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071196
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