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2011年は、アルカイダのウサマ・ビンラディン、リビアのカダフィ大佐と、米国が自由と民主主義の敵とみなし、その実、米国の世界戦略にとって都合の良い敵役として使われてきた反米勢力の長が次々と殺害され、年末に滑り込むように金正日の死去が伝えられた。
これらの人物の一斉消滅が何を意味するのか、どの勢力の手によるものなのかは定かでないが、来年、世界がさらに不安定さを増すのは間違いなさそうだ。
以下、新ベンチャー革命2011年12月19日「故・カダフィーの二の舞・北の将軍様の急処分:イラン戦争の代替シナリオとしての極東戦争リスクが高まる」リンクより引用。
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1.あまりにタイミングのよいハプニング:北の将軍様が突然死
2011年12月17日、北の将軍様・キムジョンイルが心筋梗塞にて死去したと報じられています。
北の報道によれば列車旅行中、車内で急死したとのことですが、すべて北のテリトリー内の話なので、ほんとうに病死なのか、暗殺なのかは不明です。いずれにしても、北を飼い慣らしてきた米国戦争屋は必要に応じて、いつでも将軍様処分スタンバイだったはずです、故・オサマ・ビンラディンのケースと全く同じです。
今年10月、リビアのカダフィーが反政府軍に暗殺されましたが(注1)、キムジョンイル同様に米国戦争屋のお敵様を務めさせられたカダフィー大佐の末路を横目で見て、北の将軍様はこのところ離米(脱・米戦争屋)を志向していました(注2)。
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
2.北の将軍様は米戦争屋の挑発を巧妙にかわしてきた
北朝鮮は米戦争屋の敵役(お敵様)として、対米・対日仮想敵国を演じさせられ、在日米軍を含む極東米軍の駐留正当化に多大な貢献をしてきました。例えば、米国の仕切る国連WFPからの食糧支援と引き換えに、日本威嚇のためのテポドン・ミサイル発射実験を繰り返してきました。その結果、米軍事産業は日本に地対空迎撃ミサイルPAC3(最新鋭ミサイルではないから日本に売れる)を大量に押し売りできています。日本はまさに米戦争屋のカモです。
北の将軍様は、かつてのイラク・フセイン、アルカイダのオサマ・ビンラディン、リビアのカダフィーと並んで、米戦争屋が戦争ビジネスを始めるために必須の敵役(お敵様)として位置づけられてきましたが、将軍様が怒り心頭に発したのは、2010年3月に起きた韓国哨戒艦・天安沈没の犯人に仕立てられたときでしょう。これ以来、将軍様は離米の機会をうかがっていました。そしていよいよ離米を決断したのが、今回、カダフィーの末路を横目で観たときでした。堪忍袋の緒が切れた将軍様は遂に、米戦争屋の敵役から足を洗うべく、中露に支援を求めてきました。
さらに、昨年暮れ、将軍様はわざわざ米国に自国の核燃料施設を公開しています(注3)。これも、米戦争屋の挑発に乗らないための先手防衛だったのです。
このとき、核視察で訪朝した米核専門家・ジークフリード・ヘッカー博士と北はパイプをつくり、北の核技術の脅威は低いことを宣伝させて、米戦争屋に北への先制攻撃の口実を与えないよう必死に工作してきました。その将軍様の急死が伝えられたのはその矢先でした。
以上より、2011年はオサマ・ビンラディン、カダフィー、キムジョンイルと米戦争屋がアメとムチで飼い慣らしてきたお抱えの猛獣ペット(お敵様)が一度に処分された年となりました。
3.将軍様の急死が日本に与える影響:極東戦争リスク
この間まで中露旅行するほど元気であった北の将軍様の急死は偶然にしては出来すぎていますが、米戦争屋にとって用済みになったので、ビンラディン同様に、米戦争屋エージェントの北朝鮮人によって消去処分されたような感じがします。
本ブログでは、キムジョンイルは極東戦争に巻き込まれないよう、これまでうまく立ち回ってきたとみなしていますが、彼の死後、後継者のキムジョンウンが北の軍部を統制できるとは到底、思えません。北の軍部の一部の幹部は米戦争屋エージェントであって、水面下で米戦争屋CIAとつながっている可能性が高いと言えます。北の金外務次官はいつも、ワシントンDCではなく、NYで米朝協議を行なっていますので、北の軍部は、NYに住む米戦争屋ボスの直接監視下にあると思われます。
将軍様の死去にて、北と中露のパイプが途切れると、北の軍部に潜む米戦争屋エージェントが、極東戦争の引き金を引く危険が生じます。
米戦争屋ネオコンのファースト・チョイスは依然、イラン戦争ですが、極東戦争シナリオを代替案(オルターナティブ)としていますので、イラン戦争を仕掛けるとき、同時に、北をコントロールして、極東戦争シナリオ始動がいつでも可能なように万全の準備を怠らないでしょう。
来年の米大統領選挙にて、オバマの対抗馬・ギングリッチ(米戦争屋ネオコンのシンパ)が当選したら、ギングリッチは、かつてのブッシュ・ジュニア同様に間違いなく米戦争屋ネオコンの傀儡にされ、イラン戦争が引き起こされるでしょう。ただし、戦争にはいつも番狂わせが伴いますから、イラン戦争シナリオが欧州寡頭勢力の妨害で狂わされたとき初めて、代替シナリオとしての極東戦争が引き起こされるリスクが高まります。
われら国民は、米戦争屋の動きを慎重に観察して、極東戦争を起こされないよう万全の注意が必要です。すでに、米戦争屋はイラン戦争シナリオの準備と同時に極東戦争シナリオの準備に入っています(注4)。来年、ギングリッチが次期大統領に当選しないよう祈るしかありません。
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- Re: 金正日の突然死だが、”自然死”であってほしい 仁王像 2011/12/20 20:25:31
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