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ロシアはシリアに対して、海上からの攻撃から防御するためのミサイル・システムを供給したという。ロシアが本格的にシリア防衛に着手していることが明らかである。このようなロシアの姿勢は、それだけで抑止効果を持つことになろう。
リビアの時は、このような具体的な軍事的支援をすることはなかったため、NATO側はやりたい放題でとうとうカダフィを殺害するところまで行った。しかしこのブログで何回も指摘してきたことだが、シリアはまた別の話である。このロシア製の強力なミサイルが装備されたシステムが展開されれば、海上艦船の一大脅威となることは間違いない。
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●ロシアは3隻の軍艦をシリアに派遣
http://www.thehindu.com/news/international/article2681753.ece
【12月3日 The Hindu】
欧米のシリアに対する武器禁輸の要請にも拘わらずロシアは対艦ミサイルをシリアに供給した。
ロシアはシリアに対して、ヤホント超音速対艦ミサイルを装備したバスチオンミサイルシステムをシリアに供給した、と元北方艦隊司令官のヴァチスラブ・ポポフ議員が語った。
2007年の契約で、ロシアは72発のヤホント・ミサイルと共に2基のバスチオンシステムを供給することになっていた。300qの射程を持つファイア・アンド・フォーゲット(撃ちっ放し能力)のヤホントはインド・ロシア共同開発のブラモス・ミサイルのロシア版である。違いは、ブラモスはインドのコンピューターと航法システムを使用している点だ。
「この兵器システムはシリアの防衛能力を強化するだろう」と、ポポフは2日インタファックスに語った。
インタファックスにより引用された別の筋は、このロシアのミサイルは「シリアの全沿岸を海上からの攻撃から防御することができるだろう」と指摘した。
シリアに対する武器禁輸の国連の呼びかけをロシアは拒絶した。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、このような要請は、シリア政府に対しては武器を禁輸しながらシリア政府に反対する勢力にはしない点から言って、「不誠実」であると指摘した。
「我々はリビア軍に対して武器禁輸が適用された時、それがどのように作用したか知っている。反乱勢力側は武器の供給を受けていたし、フランスやカタールなどの国々はそれを公然と認めることにやぶさかではなかったのだ」とラブロフ外相は語った。彼は更に、シリア政府に圧力を掛けるのに、「最後通牒」という言葉を使用することをやめる時であり、紛争の政治的な解決を求める時だ、と述べた。
来週にはロシアは三隻の軍艦をシリアに向けて派遣する。
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