http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/427.html
Tweet |
爆弾は欧州危機だけじゃない 頼みの中国経済が大失速の恐怖
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4493.html
2011/12/12 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
株価は再び7000円台に下落か
欧州危機に右往左往している間に、もうひとつの爆弾がさく裂寸前になってきた。急成長を続けてきた中国経済の失速である。
それをクッキリ示したのが11月の「製造業購買担当者景気指数」(製造業者820社対象)。前月より1・4ポイント低下し49・0だった。50を下回ったのは2年9カ月ぶりのこと。生産、受注ともに減少傾向にあるというのだ。
11月の消費者物価指数も前年同月比4・2%の上昇にとどまった。上昇率は4カ月連続の鈍化で、10月(5・5%)を大幅に下回った。1年2カ月ぶりの低水準だ。
いったい、どうなっているのか。
「不動産バブルによるインフレ懸念を抑えるために、総量規制と金利引き上げを行った結果、不動産価格が急下落し、バブル崩壊寸前に陥ってしまった。そこへ欧州の金融不安が襲ったのです。外資マネーの流出が始まり、不動産を売れない地方政府の財政が急速に悪化しています。しかも、欧州向け輸出も大幅ダウン。ところが中国政府は金融、財政両面で有効な手を打てない。その結果、中国経済は予想外の悪化に陥ってしまったのです」(東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏)
これは深刻だ。いまや日本の最大輸出国は中国である。その巨大マーケットに異変が起きれば、日本の産業界はタダではすまない。欧州危機、超円高、タイ洪水で大打撃を受けた製造業、とりわけ輸出産業にとっては、致命的な痛手になる。
「当然、株式市場も冷え込みます。頼みの中国経済までおかしくなれば、先行きの展望がない。欧州も米国も来年はさらに厳しくなると予想され、市場には閉塞感が漂います。政府がまともな景気刺激策を打ち出せなければ、再び株価は7000円台に下落してしまいますよ」(斎藤満氏=前出)
まさに八方ふさがりである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- 中国経済工作会議、一段の金融緩和議論:経済成長第一か、バブル&インフレの抑制かでせめぎ合い あっしら 2011/12/13 19:19:32
(1)
- 中国「成長重視」を決定 来年の経済政策基本方針 :「経済の比較的速い発展と物価水準の安定」 あっしら 2011/12/14 18:18:37
(0)
- 中国「成長重視」を決定 来年の経済政策基本方針 :「経済の比較的速い発展と物価水準の安定」 あっしら 2011/12/14 18:18:37
(0)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。