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(回答先: 米国財政、間違った赤字削減方法 英フィナンシャル・タイムズ 投稿者 愚民党 日時 2011 年 11 月 26 日 05:35:56)
2011年11月25日 http://gendai.net/articles/view/syakai/133904 【高橋乗宣の日本経済一歩先の真相】には、「 国防予算カットで存在感失う」として次のように述べている。
”--米議会の財政赤字削減協議が決裂した。オバマ大統領と民主党は富裕層向けに1兆ドル(約77兆円)規模の増税策を打ち出したのに対し、共和党が容認できるとしたのが3000億ドル。両党の隔たりは大きく、妥協を探る段階にも至らなかったらしい。---
---このまま交渉が決裂した場合、連邦予算を強制的にカットするトリガー条項が発動される。----
共和党が増税案で歩み寄らない限り、強制的な予算カットに踏み込むと強調している。----
トリガー条項には総額5000億ドルの国防費削減が含まれているという-----
米国の存在感は、巨大な軍事力によるところが大きい。日本が米国と足並みをそろえるのも、安全保障を考えてのこと。米国の後ろ盾を頼りにしている。軍事関連の支出がごっそりと削られると、米国の発言力は大幅に低下する恐れが濃厚だ。------
ニューヨーク市場の使い勝手の良さだけで基軸通貨を続けられているドルも、日に日に信認を失っている。いよいよ米国の時代は終わりだ。”
しかし、基軸通貨ドルはもとより弱くなっているが、有事に強いだけが取り柄だったわけではない。したがって、国防予算の削減が実施されれば聖域がなくなり、むしろ財政の健全化によりドルは復活するのではないか。もともと米国は過剰な軍事力をもっている。世界的に、まだまだ軍事的な拮抗力はない。予算の削減はそれをやや縮小するだけだ。今後世界的に防衛関連支出が減れば、エネルギー関連を始めとして有効なインフラの研究・開発と整備が進められるのではないか。数値的には当面生産額が減るかもしれないが、質的には将来の拡大を秘めたものになっていくのではなかろうか。構造改革への免れない一歩になる可能性ではなかろうか。
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