(回答先: 緩慢な死に向かう欧州の命綱が断たれる日・・経済政府を望むならＥＵへの機能移転拡大を 投稿者 尚林寺 日時 2011 年 8 月 30 日 11:10:29)

超緊縮と増税では既に解決不可能になった場合、
中銀による金融緩和か、デフォルト以外に、政府債務問題を決着する方法はない

前者は無関係な納税者や預金者に負担を押し付け、債券投機家を儲けさせる明確なモラルハザードであり、日本などが伝統的に得意とする手法だ。
（後者でも、破綻する銀行を救済するなら、やはりモラルハザードとなる）

中間をとって緩和＋ヘアカットにより、
債権者が自発的に行ったとして、デフォルトではないと強弁し
銀行破綻を誤魔化すことになりそうだ。

いずれにせよ、デレバレッジと歳出削減を行うことで、長期的には金融機関も政府も財務体質が強化され、GMのように復活することになるだろう。

その場合、古いEUのシステムは死んでも、EUの枠組みは残り、より強力な政治同盟に発展する可能性もある
（希望的な観測だが） 　

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