http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/880.html
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(回答先: World Wealth Report 2011 海江田氏資産額は4500万円「マス層」 投稿者 sci 日時 2011 年 8 月 28 日 14:35:22)
こういうのがあったか。今年はまた世界全体で5〜10%くらい減りそうだな
http://www.muml-pb.co.jp/COMPANYINFO/pdf/2011_06_23_J.pdf
メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントと
キャップジェミニが
第15回ワールド・ウェルス・レポートを発表
世界の富裕層人口および保有資産は、ほぼ全ての地域で危機前の水準を突破
世界の富裕層人口は8.3%増加して、1,090万人に
その保有資産は42兆7千億米ドルに達した
アジア太平洋地域が富裕層人口と保有資産で初めて欧州を抜き
北米に次ぐ世界第2位に
日本の富裕層人口は5.4%増加して、174万人に
東京 2011年6月23日− 2010年には世界の富裕層1人口と保有資産が増加し、ほぼ全ての地域で2007年の金融危機前の水準を突破したことが、メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントとキャップジェミニが本日発表した第15回ワールド・ウェルス・レポートによって明らかになった。2010年に世界の富裕層人口と金融資産の伸びはより安定的な水準に達し、人口は8.3%増の1,090万人となり、金融資産は9.7%増加して42兆7,000億米ドルに達した(2009年は人口17.1%増、金融資産18.9%増)。また、世界全体の超富裕層2 人口は10.2%増加し、その保有資産は11.5%増加した。
1 富裕層とは、主な居住用不動産、収集品、消費財および耐久消費財を除いて、100 万米ドル以上の投資可能資産を保有する個人と定義される。
2 超富裕層とは、主な居住用不動産、収集品、消費財および耐久消費財を除いて、3,000 万米ドル以上の投資可能資産を保有する個人と定義される。
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メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメント、米国ウェルス・マネジメントおよびプライベート・バンキング&インベストメント・グループの責任者であるジョン・シールは次のように述べた。「過去数年間、富裕層の保有資産と人口は大きく変動してきた。2009年には多くの市場が危機に関連する大幅な損失から急激に回復し、2桁台の伸び率を示したが、2010年度の伸び率はその水準より鈍化した。」
世界の富裕層人口は依然として米国、日本、ドイツに著しく集中しており、3カ国合計で世界の富裕層人口全体の53.0%を占める。米国の富裕層人口は310万人で引き続き世界最大であり、世界全体の富裕層人口の28.6%に相当する。
キャップジェミニ、グローバル・フィナンシャル・サービスのセールス&マーケティング・グローバル・ヘッドであるジャン・ラシニャルディーは次のように述べた。「依然として世界の富裕層人口の半数以上が上位3カ国に居住しているものの、富裕層の集中度は時間の経過とともにごく緩やかに低下しつつある。エマージング市場や発展途上市場の富裕層人口が、先進市場よりも急速に増加し続けた場合、この3カ国への集中は引き続き低下することになる。」
アジア太平洋地域が初めて富裕層人口と保有資産の両方で欧州を上回った
2010年にはアジア太平洋地域が富裕層人口の伸び率が最も高い地域となった。同地域は、富裕層の保有資産ではすでに2009年に欧州を上回っていたが、今や富裕層人口でも欧州を超えるに至り、欧州が6.3%増の310万人だったのに対して、9.7%増の330万人となった。また、アジア太平洋地域の富裕層の保有資産は2010年に12.1%増の10兆8,000億米ドルとなり、7.2%増の10兆2,000億米ドルだった欧州の富裕層を上回った。現在、アジア太平洋地域は富裕層の保有資産、人口ともに北米に次ぐ世界第2位の地位にある。
このほか、アジア太平洋地域では2010年にインドの富裕層人口が世界12位となり、初めてトップ12カ国の仲間入りを果たしたことも注目に値する。
2010年に富裕層はリターンの向上を求めて計画的なリスクテイキングを実行
景気が比較的安定的に回復している一方、地域差も見られる状況の中で、株式市場やコモディティ市場に加え不動産が(特にアジア太平洋地域で)2010年を通して堅調に推移した。
2010年末時点で、富裕層は投資資産全体の33%を株式で保有しており、その比率は前年の29%から上昇した。2010年に現金/預金への資産配分は14%となり、2009年の17%から低下した。また、投資資産に占める債券の比率は31%から29%へと低下した。オルタナティブ投資の中では、多くの富裕層がコモディティを選好した。2010年にコモディティ投資はオルタナティブ投資全体の22%を占め、2009年の16%から上昇した。
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また、日本を除くアジア太平洋地域の富裕層は引き続き不動産のリターンを追求し、2010年末時点で不動産はポートフォリオ全体の31%を占め、前年の28%から上昇するとともに、世界平均の19%を大幅に上回った。
さらに、エマージング市場への投資が富裕層に利益追求の機会をもたらした。投資家は2010年初頭からの11カ月間、エマージング市場の株式ファンドと債券ファンドに過去最高額を投資した後、年末にかけて利益確定の売りに動いた。その間、多くのエマージング市場で投資資産総額が危機前のピークを上回った。
シールは次のように述べている。「投資家のリスク選好の高まりを背景に、世界の資本市場と主要な資産クラスは年間を通して好調に推移した。2010年に富裕層投資家が株式にシフトしたのは、リターンの追求と危機関連の損失をさらに取り戻そうとする狙いを反映するものだった。また、富裕層はこれまでと同様、市場機会や長期的な選好に基づき株式やコモディティなど特定の資産クラスを選好した」
今後の見通しについては、2012年に富裕層は株式やコモディティへの資産配分をさらに増やす一方で、不動産や現金/預金への配分を減らすと予想される。地域別の選好については、さほど明確なことは言えない。それは、政府の景気刺激策が徐々に廃止される中にあって、エマージング市場が新たな高値圏に押し進むことができるかどうかによって、同市場の投資機会の規模が左右されるためである。
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調査手法:
ワールド・ウェルス・レポート(2011年版)は世界の71ヵ国を調査対象としており、それら71ヵ国は世界全体のGDPの98%、株式時価総額の99%を占めている。
メリルリンチ/キャップジェミニの調査チームは、1980年代にメリルリンチに対するコンサルティング業務を通じて開発されたキャップジェミニ・ローレンツ曲線を用い、富の規模とその成長を推定している。キャップジェミニ・ローレンツ曲線は、マクロレベルで富裕層の金融資産を算定するために毎年更新されている。
この分析モデルは二段階で構成される。まず国別に富の総額を推定し、次にその国の成人人口における富の分布状況を推定する。国別の富の総額は、IMFや世界銀行公認の国民統計を用いて毎年の国民貯蓄を算定し、それに基づいて推計される。長期間にわたってこの数値を加算し、その国の蓄積された金融資産を求める。こうして簿価ベースの金融資産が求められる。金融資産の最終的な数字は、株式資産の市場価値が反映されるように、世界の株価指数に基づいて調整される。
成人人口における富の分布状況は国ごとに異なる。それゆえ、富と所得の間の定式化された関係に基づき、成人人口における富の分布状況を推定する。所得分布データは、世界銀行、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットおよび各国国民統計から入手している。それらに基づいて求めたローレンツ曲線を使い、各国ごとに成人人口における富の分布状況を把握する。富の全体に占める金融資産の割合を求めるために、データが入手できる国々の統計値を用いて、それらの国々の金融資産額を計
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算し、こうして求めた結果を(データが入手できない)その他の国々に当てはめている。毎年、富の形成に影響する国内経済要因の分析を増やすなど、継続的にマクロ経済モデルを強化している。また、数社に在籍する世界各地の現地スタッフを動員して、各国の金融・財政政策が富裕層の富の形成に与える影響を評価している。
本レポート記載の金融資産には上場企業の株式、債券、ファンド、現預金に加え、プライベート・エクイティも簿価ベースで含まれている。ただし、収集品、消費財、耐久消費財、主な居住用不動産は含まれていない。本レポート記載の金融資産の額には、理論的にはオフショア投資も含まれているが、オフショア投資が計算に入れられているのは、資産や投資の流出入が正確に推定できる国に限られている。本レポートでは申告されていない貯蓄も計上している。
近年のドル相場の変動を考慮し、為替変動が調査結果に与える影響を評価した。分析の結果、為替変動は調査結果に大きな影響を与えていないこと、すなわち、調査手法は揺るぎないものであることがあらためて確認された。
メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントについて
メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントは、世界各国の個人および企業を対象に総合的なウェルス・マネジメントと投資サービスを提供する世界有数のプロバイダーである。2011年3月31日現在でおよそ15,700人のファイナンシャル・アドバイザーを擁し、1兆5,000億ドルを超える顧客資産を預かる、業界の中で世界最大の企業の一つである。メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントの預かり資産の3分の2以上は、100万米ドル以上の純資産を保有する顧客からの預かり資産である。
メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントの一部であるプライベート・バンキング&インベストメント・グループは、ブティックのようにきめ細かな配慮と、第一級の国際的金融サービス会社の人材的陣容を備えつつ、超富裕層の顧客一人ひとりに適したソリューションを提供している。これらの顧客に対しては、160以上のプライベート・ウェルス・アドバイザー・チームに加え、投資運用管理、集中的株式管理、世代間の資産承継戦略などの分野の専門家がサービスを提供している。メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントは、バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションの傘下にある。
出所:バンク・オブ・アメリカ。メリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメント(MLGWM)は、メリルリンチ・ウェルス・マネジメント(北米およびインターナショナル)、メリルリンチ・トラスト・カンパニー、プライベート・バンキング&インベストメント・グループなど、バンク・オブ・アメリカの資産投資運用部門内の複数の事業分野で構成されている。2011年3月31日現在、MLGWM各社の顧客の預かり資産残高は約1兆5,000億ドルにのぼる。この預かり資産残高はMLGWMの口座で保有される顧客資産によって構成されており、その内訳は、MLGWM各社の運用資産(AUM)、顧客の証券口座資産、MLGWM各社の保護預り資産、バンク・オブ・アメリカN.A.および関連銀行が保有するMLGWMの顧客のローン残高および預金などとなっている。この残高には、2011年3月31日から実施されている計算方法の変更が反映されている。
キャップジェミニについて
コンサルティング、テクノロジー、およびアウトソーシング・サービスを提供する世界最大の企業の一つであるキャップジェミニは、顧客がテクノロジーを通して変貌し高パフォーマンスを上げることを可能にします。キャップジェミニは、独自の手法(コラボラティブ・ビジネス・エクスペリエンスTM)を用いて、卓越した成果を達成するための自由度を高める洞察と能力を顧客に提供します。当グループは、多様な出身地の最高の人材について適切なバランスを図ることを目的とするライトショア®と名付けたグローバル・デリバリー・モデルに依拠し、クライアントのために最適のソリューションを創出し提供することを目指して1つのチームとして作業します。
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キャップジェミニは世界の40カ国以上に拠点を持ち、2010年の世界全体の収益は87億ユーロで、世界中でおよそ112,000人以上の社員を雇用しています。
キャップジェミニのフィナンシャル・サービス部門は、熟練した業界経験、革新的なサービス内容、および次世代の世界的サービス網を活用しつつ、金融サービス業務に従事している。キャップジェミニは、世界全体で900を超えるクライアントにサービスを提供する1万7,000人のプロフェッショナルのネットワークを有しており、また、主要銀行、保険会社、および資本市場の諸企業との協力のもと、目に見える価値を創出するビジネス・ITのソリューションおよびソート・リーダーシップを提供している。
キャップジェミニに関する詳しい情報については、www.capgemini.com/financialservices をご覧ください。
Rightshore® はキャップジェミニの商標です。
※2011ワールド・ウェルス・レポートに関する詳しい情報やダウンロードは、以下のURLからご利用いただけます。www.capgemini.com/worldwealthreport.
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