http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/836.html
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単なる政治リスクの再確認にすぎないから市場への目先の影響は無視しうる
ただ長期投資家は、日本(国債・円)のポートフォリオ上のバランスに注意すべきだろう
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22835220110823
ムーディーズが日本国債をAa3に格下げ、見通しは安定的
2011年 08月 24日 08:28 JST
8月24日、ムーディーズが、日本政府の自国通貨建て・外貨建て債務格付けをAa2からAa3に引き下げたと発表した。東京港で15日撮影(2011年 ロイター/Issei Kato)
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[東京 24日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本政府の自国通貨建て・外貨建て債務格付けをAa2からAa3に引き下げたと発表した。見通しは安定的に変更した。
今回の格下げは、多額の財政赤字と、2009年の世界的な景気後退以降の政府債務の増加を受けたもの。債務残高の対GDP比上昇の抑制を困難にしているいくつかの要因があることが、今回の格付アクションの根拠となった。
ムーディーズによると、過去5年にわたり首相が頻繁に交代したことが、長期的経済・財政戦略を効果的で一貫した政策として実行に移すうえでの妨げとなってきた。3月11日の地震と津波、その後の福島第1原子力発電所の事故は、2009年の世界的景気後退からの回復を遅らせ、デフレを悪化させた。経済成長見通しの弱さが、赤字削減目標の達成と、「社会保障と税の一体改革成案」の実施を一層困難にしている。
安定的の見通しは、弱まりをみせない日本の投資家の国内投資志向と国債選好を背景として、政府は財政赤字を補填する資金を世界で最低水準の名目金利で調達できることを根拠としている。この有利なコストでの調達は、日本の顕著な制度的および構造的強さによって引き続き支えられ、2011年度および2012年度に多額の財政赤字が発生しても、調達コストの優位性は持続するとムーディーズは考えている。
今回の格付けアクションは、日本の債務・銀行預金のカントリー・シーリングAaaには影響を与えず、これらの見通しは安定的を維持する。シーリングは、国内に居住する他の発行体の債務に付与されうる格付の上限となる。短期債務格付けは影響されず、P─1にとどまる。
ムーディーズは、24日午後3時から日本政府の格付けについて記者会見を行う。
*内容を追加して再送します。
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