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(La presse japonaise lève le voile sur les premiers jours de la catastrophe de Fukushima: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110425-presse-japonaise-leve-le-voile-premiers-jours-catastrophe-fukushima
日本/原子力
記事発表:2011年4月25日月曜日
最終更新:2011年4月25日月曜日
日本のマスコミは、福島の大事故の最初の数日間のヴェールを外す
RFI
数千人もの日本国民は、最近、政府に対して、原子力にさよならを言い、エネルギーを変えるように要求する、抗議行動を行っている。日本のマスコミも、重大な局面と考えられた、福島原発の事故発生から6日間のことについて言及を始めた。 もし米国が、菅直人首相や東京電力の経営陣に、彼らが考えているよりも事故は深刻だと言わなければ、福島で連続して発生した出来事は、より劇的に展開する可能性があったと、日本のマスコミの一部は初めて明らかにした。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
福島の事故発生直後に、米国とフランスから援助の申し出があったが、日本の菅直人首相はいち早くこれを拒否した。同首相と、原発を運営する東京電力の経営陣は、原子力についての基礎知識がほとんど無いにも関わらず、自分たちに事態の対処能力があると考えた。
この無分別な傲慢さから、東京電力は、巨大な地震や津波に対する脆弱さへの警告を受け続けながらも、それを否認してきた。東京電力は、このような災害に対処するための、緊急出動部隊の創設を拒否してきた。発電所から遠ざけられた自衛隊は、加熱した原子炉に接近可能なロボットの入手を断念した。
重大な最初の6日間が経ち、菅直人氏と東京電力は結局、発電所の制御ができなくなった。天皇陛下がテレビにお姿をお現しになった。同じ頃、米国前国防長官で日本とかなり関係の近い、ウィリアム・ペリー氏は不安を抱いた。同氏はバラク・オバマ氏に知らせた。米大統領は菅直人氏に電話をした。
現在、米国の科学者とロボットが福島に来ている。フランスのアレバ社は、放射性の水を処理する工場を当地に設置した。自衛隊は、その任務を果たしている。彼らのおかげで、現在まで、発電所内のさらに大きな原子力事故は回避できている。
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(投稿者より)
フランスRFIサイトに掲載された記事です。これは、ニュース原稿をウェブで公開したものですから、この内容は、ラジオニュースで全世界に流されています。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
記者が参考にした日本の新聞はよくわかりませんでしたが、4月13日の日経新聞に、同じ内容を扱った記事があるようです。多くのブログに言及があります。
記者の表現は簡潔ですが、事故発生後6日間に起きたドラマの奥行きの深さを感じさせます。この一件のために、おそらく世界各地で多くの人が動いたのでしょう。
この記事をどう読みましょうか。日本の知性の敗北、無知で傲慢なエリートしか作り得ない日本の人材育成システムの敗北、私にはそう読めました。
陰謀論に立脚するならば、米国もフランスも彼らの拠点であり、日本は彼らに乗せられたという見方はできます。官僚も公安も自衛隊もそのことは知っている、という見解をどこかで読みました。もちろん、裏情報ですが。
しかし、彼らの存在抜きでは、今頃、事態は福島県の一部では済まなくなっていた可能性があったのです。このことを謙虚に受け入れる必要はあるでしょう。
「復興予算は5月に通る」とか「自動車業界は当分大変だ」とか、目先のことを書いた記事はよく見るのですが、先ほどの事実の断片からでも、日本という国を土台から作り直す必要を感じました。
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