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(回答先: <CML>小出裕章さんの3.20緊急講演会…:「いわゆる「許容量」と呼ばれるものも「安全量」ではなく、「がまん量」に過… 投稿者 gataro 日時 2011 年 3 月 29 日 09:43:34)
>>01
俗に言われるラジウム温泉の効用は、異物(毒物)が体内に侵入することによって強制的に発生する生理的排出反応を引き起こすことにより、それに伴う代謝作用の亢進を利用する方法であり、既に免疫や潜在的代謝能力の衰えた老人やその能力に元から限界のある小児などの場合、逆に取り込まれた放射性ラドンによるダメージの方が上回る可能性がある。
即ち、被曝後直ちに2時間程度で腎臓や汗腺などを通して体外に放射性物質を排泄することで、後の影響を相殺できる能力のない者は、強制的に引き起こされる代謝亢進の恩恵を受けることなく、結果的に被曝のダメージが残されることになるのだ。
したがって、この療法は、被曝のダメージと代謝亢進のバーター交換と見ることができ、後者が前者を上回る潜在力のある強壮者のみを対象にしたものということができる。
一般的に、これを含めた民間の放射能療法(細胞破壊を目的にした、癌などの放射線照射とは異なる。)は、虚弱・虚証体質(漢方、中医学分類)を対象としたものではなく、強壮・実証体質にのみ適用できる療法で、どちらかといえば荒療法、毒療法(毒の刺激による生理反応を利用することから、比較的生命余力のある者、もしくは生活環境や栄養摂取の恵まれた者を対象にする)の部類に入るものといえるため、衰弱した者はもちろんのこと、基本的に体力のある者でも、特に線量の多い場所では配慮が必要となる。
正確な被曝許容量は、放射性物質の排泄能力に依存するため、人それぞれで異なることは言うまでもない。
だから原理を知らず、何でも「体に良い」で片付けてしまう無知は救えない。
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2005年のBIERZ・Phase2の内容は、半世紀以上の疫学研究によって裏付けられた No-Threshold Linear Modelの正しさを確認しるものとなっている。
したがって、これを覆すことは、およそ賢明で健全な精神を持つ者がすることではない。
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