http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/870.html
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(回答先: 核物理学ノート〜プルトニウム〜プルトニウムの毒性 投稿者 tk 日時 2011 年 3 月 27 日 22:35:45)
毒性はない、という報告も載せておきます。
問題となるのは酸化プルトニウムまたは二酸化プルトニウムの粒子の吸引だと思われますので、その部分。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-03-02-09
プルトニウムの被ばく事故 (09-03-02-09)
<大項目> 放射線影響と放射線防護
<中項目> 原子力施設による健康影響
<小項目> 放射線事故
<タイトル>
プルトニウムの被ばく事故 (09-03-02-09)
<概要>
科学論文に掲載された世界のプルトニウムの被ばく事故をまとめ、7つの事故例について解説した。米国の第2次世界大戦中に起きたマンハッタン計画作業者の事故や、人体実験として問題にされた末期患者への実験投与、プルトニウムの金属片の刺傷事故、戦後のロッキーフラット核兵器工場での火災、被ばく事故、中国核工業部の10年間の事故記録、そしてわが国での最初の汚染刺傷事故の6種類の事故と、加えてプルトニウム事故の類似としてハンフォードのアメリシウム 241Am 事故についても述べた。これらの事故の全般的特徴を述べた後、個々の事故の概要を解説し、その経過と事故の意義を解説した。さらにプルトニウムの人体事故における障害評価の将来についても論じた。
・・・
5.ロッキーフラッツ火災プルトニウム被ばく者
1965年米国の核兵器生産工場のロッキーフラッツ(ロッキーフラット)で金属プルトニウムが火災を起こし、発生した酸化プルトニウムのエアロゾルを大部屋にいた多数の作業者が吸入した。そのうち、許容量を超えて被ばくした者が25名いた。この事故はエアロゾルの化学形、粒子径、粒子濃度が計測されていることから、被ばく者のその後の健康状態が注目された。この25名の被ばくした者の人数と被ばく量を最大許容量の倍数で 表3 に示す。酸化プルトニウムの粒子径の分布を 表4 示す。
この事故は基礎データが整っていることと、1974年米国天然資源協会のタンプリンが粒子状プルトニウムの危険性は均等分布の場合に比べて11万5千倍と主張して当時話題となった。現在は潜伏期の中にあり、いずれ全員が肺ガンになるだろうと予告したことでも注目された。潜伏期と考えられる事故後約20年を経過した時点で、被ばく者のその後に変化は認められてはいない。これらの事実は、現在のプルトニウムの許容量が粒子状の場合10万倍も危険だと主張したタンプリンの仮説を否定したことになる。この事故との関連で、ロスアラモス研究所のプルトニウム作業者全体の調査で通常よりも死亡率が低いことから“Healthy Worker’s Effect”(健康労働者選択の効果)ということで話題となった。
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