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Re:<「電源喪失 想定できぬ」 保安院・安全委 両トップ、過去に>朝日H23.3.26
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/833.html
投稿者 仁王像 日時 2011 年 3 月 27 日 13:08:35: jdZgmZ21Prm8E
 

(回答先: 原発推進は国家主導で行なわれてきた。菅政権はその尻拭いをするハメになった。 投稿者 仁王像 日時 2011 年 3 月 26 日 20:10:22)

<「電源喪失 想定できぬ」 保安院・安全委 両トップ、過去に>朝日H23.3.26
(原発の)非常用を含めた電源喪失の事態について、原子力安全・保安院と原子力安全委員会の両トップが過去に、「そうした事態は想定できない」との趣旨の考えを明らかにしていたことがわかった。
 (2006年10月、衆議院内閣委員会で)当時の鈴木篤之・原子力安全委員長(現・日本原子力研究開発機構理事長)は「日本の(原発)の場合は同じ敷地内に複数のプラントがあることが多いので、他のプラントと融通するなどの、非常に多角的な対応を事業者に求めている」と説明した。

 また(10年5月、経済産業委員会で)原子力安全・保安院の寺崎信昭院長は、理論上は炉心溶融もあり得るとしつつ、「そういうことはあり得ないだろうというぐらいまでの安全設計をしている」と述べ、可能性を否定していた。寺崎氏は現在も、安全を確保する保安院トップとして福島第一原発の事態収束に向け指揮を執る立場だ。
 一方、現在の原子力安全委委員長の斑目春樹氏は、東大教授だった当時の07年2月、中部電力の浜岡原発をめぐる訴訟で中電側の証人として出廷。原発内の非常用電源がすべてダウンすることは想定していないのかと問われ、「割り切りだ」と話していた。
 斑目氏は10年4月に、参院の予算委員会で「割り切り方が正しくなかった」と答弁している。(3月23日、事故後初の記者会見では)「非常に懸念している」と語り、「想像よりも、どんどん先にいっちゃっている」と認めた。(中井大助)  

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