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(回答先: 東工大・松本義久准教授、「放射能汚染された食品、食べても大丈夫」(テレビ朝日) 投稿者 馬鹿まるだし 日時 2011 年 3 月 23 日 09:55:14)
原発に反対してずーっと東大助手のまま、立命館に異動するまで「ガラス張りの牢獄」に20年間入れられていた、と言われる安斎育郎さんはこうおっしゃっている。
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<放射性物質汚染>正確な情報、規制と補償を/立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長(放射線防護学) 安斎育郎さん
「しんぶん赤旗」 2011年3月23日 3面
東京電力福島第1原発事故の影響で規制値を超える放射性物質が検出された野菜や原乳を政府が出荷規制した問題について、安斎膏郎立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長(放射線防護学)に聞きました。
今、福島第1原発から放射性物質が出ている事実があり、それによって農産物などの食品が汚染されることは予想されることでした。
特に大量に出ているのはヨウ素131という放射性物質で、これを含む農産物を摂取し続けると、主に体の甲状腺にヨウ素131が蓄積し、わずかながら発がんのリスクが高まる可能性があります。ですから、法律にもとづく暫定規制値を設け、これを超えた農産物を市場に出さない措置をとるのは必要なことです。
同時に、今の段階では放射能汚染の危険を過度に恐れる必要はありません。仮に規制値を超える、あるいは超えているかもしれない農産物を口にしたからといって、苦にするようなリスクを負うわけではありません。
特に被災者の方々はただでさえ地震と津波による被害、避難による心労がある中、余計な負担を抱えることはよくありません。それよりも栄養や衛生改善の支援を急ぐべきです。
政府は規制値を設けた以上、それを超える農産物を市場に出さない措置をきちんととる必要があります。当然、損害を受ける農家への補償を行い、その際は、補償対象となるかどうかをきちんとチェックし、規制値を下回ったものの風評被害を受けた場合も補償対象とすることが必要です。
政府は、「隠さない、うそをつかない、過小評価しない」を原則に、放射性物質について正確な情報を公開すべきです。
今回のような汚染を、医療上メリットがあるCTスキャンの際の被ばく量と比べるのは誤りです。参考にするなら、日常的に自然界から浴びる放射線の数値でしょう。
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