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(回答先: 福島原発事故の収束と放射能の閉じ込めこそが何よりも最優先する課題である。 投稿者 地には平和を 日時 2012 年 1 月 02 日 22:13:31)
善意で書かれているのはよく分かります。
しかし、まだ取り組みが不十分ですよ。
1.福島第一原発は東端にあることから今後また事故が起こっても放射能のほとんどは太平洋上へ拡散する。4号炉が問題だが、多分核爆発に至るような可能性はない。ただ、燃料棒は過熱して溶け、揮発性の核物質が大気中へ拡散する可能性は強い。
2.しかし、311の地震がマグニチュード9の大地震だったため、日本各地で今度マグニチュード8程度の地震が起こることは2004年年末のスマトラ島沖地震で実証済み。このことは日本各地でマグニチュード5から6程度の地震が以前の1000倍程度で起こることも意味している。
3.もし原発直下で、しかも震源深さ20キロより浅いところで起こったらほぼ確実に原子炉破壊に結びつき、単に揮発性の放射性物質の放出にとどまらず、ウランやプルトニウムというアルファ線核種がエアロゾルやそれより大きな微粒子状態で大気中へ拡散する可能性がある。
4.もし、西日本にある原発が事故ればそれはほぼ日本全国が福島の数百倍から数万倍以上の汚染にさらされることを意味する。
5.それを防ぐことがまず第一。そのためには全国の核物質を、核燃料を地震被害があまりない地域へ運び出し、地上で乾式貯蔵するしかない。
その他、作業員の名簿管理、作業員や地域の人々の免疫力強化のために乳酸菌やビタミンを取るための施策(乳酸菌・ビタミン製剤を配るとか)、免疫力のテストと検査(血液検査である程度調べることが可能)、原発に代わるエネルギーとして地熱開発(地熱は安定して発電が可能でバックアップ電源やスマートグリッドの必要性がなく、他のエネルギーに比べて格段に安価で安全、かつ地域再開発に結びつくので東北復興にも最適)
これらのことに取り組むためにはアメリカが原爆保有による世界支配を維持するために原発を止めれないと考えていることを変えさせる必要がある。まず世界支配という傲慢さを止めさせる必要がある。
まあアメリカのことは置いておいても、次に例えば川内原発や敦賀湾の原発群の直下で地震が起これば日本は終わり。このことに取り組むのが最優先のはず。
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