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回顧:震災と政治家/6止 津波による原発事故を警告し続けた共産議員、吉井英勝さん
◇「想定外」二度と使うな−−吉井英勝さん(69)
04年12月のスマトラ沖大地震を機に、津波や地震による原発の電源喪失の可能性を警告してきました。老朽化している日本の原発を津波が直撃したらどうなるかと。国会で「炉心溶融(メルトダウン)や水素爆発など最悪の場合を想定し、対策をきちんと取らなければいけない」と追及したこともあります。
当時の政府は「想定外」として私の質問をすべてスルーしましたが、不幸なことに、結果として私の懸念が的中してしまいました。
震災後、自民党の二階俊博元経済産業相と国会内でばったり会いました。「(あなたが)言った通りになりました。きちんと対策を取るべきでした」と率直に話していました。
震災後についても、菅政権は電源喪失した福島原発に対し、ベントや注水など炉心溶融を起こさせない対策を直ちにすべきでしたが、あまりに稚拙な対応で被害を拡大させました。放射性物質の拡散状況など、事故に関する情報公開も不十分でした。
背景にあるのは、政官財、労組などの「原発利益共同体」です。原発推進の自民党や民主党による政権が「原発安全神話」を構造的に振りまき、あの事故に至ったのです。
原発に対する国民世論は、震災後にずいぶん変わりました。政治を変えるのは国民の力。原発依存から、再生可能エネルギーへの転換を進めるべきです。政府や東京電力、関係機関は二度と「想定外」という言葉を使ってはいけません。【聞き手・犬飼直幸】=おわり
毎日新聞 2011年12月29日 東京朝刊
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- Re: 回顧:震災と政治家/6止 津波による原発事故を警告し続けた共産議員、吉井英勝さん(毎日新聞) 脳天気な 2011/12/30 09:55:57
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