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(回答先: 政府・東電は大ウソつきだった!福島第一は、炉心溶融を知りながらも、3.12午後まで“為す術がまったくない”状況にあった 投稿者 あっしら 日時 2011 年 12 月 06 日 16:41:45)
証言メモ公開せず、重要部分黒塗り…東電調査[読売新聞]
東京電力福島第一原子力発電所事故で、経済産業省原子力安全・保安院は6日、8月に東電に対して実施した保安調査に関する資料を公表した。
当時の吉田昌郎所長(12月1日に退任)らは、津波襲来後から1号機の非常用復水器(IC)の作動が継続していたと誤認し、対応していたことなどが改めて確認された。
資料は、吉田所長ら9人の幹部に聞き取り調査した結果を集約したもの。しかし、肉声の証言メモは、一切公開されなかった上、公表資料でも、事故の認識や経緯にかかわる重要部分は黒塗りが多く、情報公開に対する保安院の消極姿勢が目立った。
保安院・原子力事故故障対策室の古金谷敏之室長は「保安調査は非公開を前提とした任意の調査。証言メモも聞き取り担当者の個人的なメモに過ぎないので、公開の必要はない。資料の黒塗り部分は、事実関係が確定しないなどとする東電の意見を聞いた上で決めた」と説明した。
(2011年12月6日20時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111206-OYT1T01111.htm
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ベント配管、地震で破損か 東電社員、保安院に説明[朝日新聞]
経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第一原発事故を受けて同社社員らに対して実施した聞き取り調査結果のメモを公表した。原子炉格納容器内の気体を外に逃して圧力を下げるベント(排気)を実施する際、配管が地震で壊れていたために操作が難しくなった可能性を指摘する社員がいたことがわかった。
ベントをするには、圧縮空気をボンベから送って空気操作弁(AO弁)を開ける必要がある。だが、3号機では、3月13日午前11時ごろにベントのAO弁が空気圧を維持できずに閉まった。その後、ボンベ取り換えや圧縮空気送り込みを1週間ほど繰り返した。1、2号機でも同様に、開けるのが難しい状況だった。
調査は、吉田昌郎所長(当時)ら社員に対して8月に実施。事故の初期対応を聞き取ったところ、ある社員は、ボンベと弁をつなぐ配管が地震で破損した可能性を指摘した。
ベントが遅れなければ、水素爆発を防げた可能性もある。東電はもともと、この配管の耐震性を低く設計しており、保安院にも仕様を報告している。
実際のAO弁は放射線量が高い原子炉建屋地下にあり、確認できていないという。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201112060661.html
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