http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/234.html
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(回答先: <シリーズ 原発の深層>第1部 原発マネーB/「1億ずつ頂いた」(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2011 年 9 月 03 日 11:55:20)
組関係者が絡んで原発作業員を集め、賃金のピンハネをしてるのは昔からよく言われてきたことだ。今夏亡くなった原田芳雄が重要人物を演じた映画作品、「生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言」でもそのことが赤裸々に描かれている。こんな事は電力会社も政府関係者も百も承知。必要悪だからと知っていて、ただ知らない振りをしているだけなのである。
<参照>
『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/493.html
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<シリーズ 原発の深層>第1部 原発マネーC/暴力団が作業員集め
「しんぶん赤旗」 2011.09.04 日刊紙 1面
原発マネーは、その力で差別を増殖し、暴力団の介入すら許してしまいます。
解雇の脅しも
福井県美浜町には、関西電力の美浜原子力発電所があります。同町に住む男性(65)は以前、原発関連の仕事に就いていました。
「現場作業で基準被ばく量を超えると、監督が『もう、明日から来るな』と怒鳴るんです。労働者の人権などありませんでした」
作業員が被ばくすると、請負会社自身が関電側から問題視されるからです。
タクシー会社で働いていたときのことです。原発に反対する社員は解雇の脅しを受けました。「上司はいつも、『関電は一番のお客さんだ。関電に反対するようなことを言うと、クビにするぞ』と言っていました。原発に反対する社員がいるのは、会社側には具合が悪かったのです」と話します。
関電の高浜原発がある高浜町では、原発に反対する人への嫌がらせが日常茶飯事でした。原発反対署名に応じた人には、署名撤回の圧力がかかりました。原発問題の学習会で公民館の使用を申し込んでも、許可は決しておりませんでした。
巨額マネーがうごめく原発には、闇の世界の住人たちが群がります。原発作業員を集める手配師たちは、貧困につけ込みます。
組関係者通じ
東京電力福島原発に作業員を送り出している元暴力団員の男性(67)は証言します。
「組関係者を通じて、人を集めてくれないかと頼まれるんだ」
その数は10人から15人。ときには、20人も集めるよう求められることもあります。
「『簡単な仕事だ。1、2万円もうかるぞ』っていうと、人は集まってくる。先日、40代の男で、4000万円借金して逃げてきた、というのがいた。でも、作業現場からすぐ逃げ出すような下手な人間を集
めて、一つ間違ったら、こっちが命をとられるからね」
派遣切りにあった若者たちも狙われています。友人が原発作業員だという男性(33)はこう語ります。
「敦賀市に住んでいた友人が派遣切りされた後、原発作業員になりました。仲介には暴力団が入っていると言っていました。雇用契約は会社と結んでいますが、実は、給料は暴力団を通じてもらっています。電力会社は、1人当たり日当3万円払っているとしていますが、本人は8000円しかもらっていません。ピンはねされているのでしょう」 (つづく)
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