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セシウム汚染牛 全国に飛び火大パニック
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2011/7/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
和牛は半値以下に急落
◆オージービーフや米国産を扱う外食チェーンは漁夫の利か
セシウム汚染牛に日本中が大パニックに陥っている。福島県全域の肉牛は19日に出荷停止になったが、すでに汚染牛は日本全国に散らばっている。19日には全国43の都道府県で流通していたことが判明している。こうなると、どこに汚染牛が潜んでいてもおかしくない。
「国産牛」の嫌われ方は尋常じゃない。東京都中央卸売市場(食肉市場)の19日の取引では、和牛の単価が急落。先週末に比べ半値以下に落ち込んだ。
東京商工リサーチ取締役情報本部長の友田信男氏が言う。
「セシウム汚染牛が、どこで販売されているか分からない。これが消費者の不安を増大させています。こうなると西日本を中心とした神戸牛、松阪牛といった一部の高級ブランド牛しか信用できなくなります。あるいはオージービーフ(オーストラリア産)、米国産などの海外産牛です」
海外産の牛肉を扱うのは「吉野家」や「すき家」(社名ゼンショー)などの牛丼チェーンや「マクドナルド」をはじめとするファストフードだ。経済評論家の杉村富生氏が言う。
「19日の株式市場では牛丼チェーンが人気化しました。海外産の牛肉はセシウム汚染の心配がありません。その意味では安全です。しばらくは海外産の牛肉を扱う外食店がもてはやされることになるでしょう」
オージービーフの団体「MLA豪州食肉家畜生産者事業団」は、「ここへきて消費者からの問い合わせ件数は増加しています」(広報担当者)という。現在、日本で取引される牛肉の約41%がオーストラリア産だが、その比率が高まっていく可能性は十分にある。
吉野家は今月26日から8月2日まで「夏の牛丼祭」を開催し、牛丼並盛りを通常の380円から270円に値下げする。「以前から決まっていたキャンペーン」(吉野家担当者)というが、吉野家の牛丼は米国産牛を使っている。タイミングは悪くない。
国産牛が消え、牛肉は海外産が当たり前という日が来るかもしれない。
◇
出荷・流通は1300頭超 鳥取と沖縄除く45都道府県
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110721/dst11072101220000-n1.htm
2011.7.21 01:21 産経新聞
放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に餌として与えられていた問題で、新たに岩手、秋田、群馬、岐阜、静岡県の農家から汚染疑いのある牛が計614頭出荷されていたことが20日、各県の調査で分かった。既に判明している分を含め、計1349頭が出荷・流通されたことになる。流通先は鳥取、沖縄を除く45都道府県に上った。
厚生労働省は同日、全国の自治体に対し、出荷前の野菜などの検査より、市場に流通している汚染疑いの牛肉の検査を優先するよう要請することを決めた。
岩手県一関市などの農家が使用していたわらで、国の暫定基準値(1キロ当たり300ベクレル)を超えるセシウムが検出された。岩手県産からの検出は初めて。岩手県は20日、県内全域の畜産農家に対し、原発事故後に水田から集められた稲わらを餌として与えず、わらを食べた肉牛を出荷しないよう要請した。
秋田、群馬、岐阜、静岡県の農家は宮城県産のわらを使用していた。
広大な水田地帯を持つ宮城県は、冬場の乾燥した天候の影響もあって良質なわらが毎年豊富に収集される。これまでに判明した汚染疑い牛のうち、宮城県産のわらを餌として与えていたのは約8割に上る。
一方、JA全農みやぎ(仙台市)は同日、宮城県産の肉牛の出荷自粛に入った。宮城県では、県内64戸の農家が原発事故後に集めた稲わらを肉牛に与え、うち20戸から少なくとも200頭が出荷されたことが分かっている。JA全農みやぎは「稲わら問題全体を受け、出荷自粛を総合的に判断した」としている。
JA全農みやぎによると、宮城県から出荷される肉牛は年間約3万頭で、うち半数がJAを経由しているという。
宮城県や群馬県は、肉牛農家の全戸調査を実施する方針を明らかにした。
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