http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/256.html
Tweet |
(回答先: 泊3号機・大飯1号機両原発の“調整運転”問題で事前協議なしで通常運転移行をめざす保安院と菅首相がバトル 投稿者 あっしら 日時 2011 年 7 月 13 日 03:15:15)
一部の内容しか投稿できなかった会員限定記事の新聞バージョンの転載です。
13日付日経新聞朝刊3面に掲載されています。
=========================================================================================
保安院、官邸と事前協議せず 両者の相互不信増幅[日経新聞]
北海道電力泊原発と関西電力大飯原発の通常運転の再開問題は、原発再稼働を巡る政府統一見解のグレーゾーンを浮き彫りにした。経産省原子力安全・保安院は首相官邸と事前に協議せずに要請しており、官邸内には「あえて問題を拡大している」と経産省・保安院への不満も出ており、両者の不信は増幅してきた。
菅直人首相は6日に両原発の調整運転について報告を受けた際に「これでは定期検査の意味がない」と不快感を漏らしたという。
今回の保安院の要請についても政府筋は「『定期検査中』と『稼働中』の境界線上で、どう扱うかは議論もしていない問題だ」と指摘する。
保安院が枝野幸男官房長官や細野原発事故担当相と凝議した形跡もない。
原発の新たな安全基準は枝野官房長官、細野原発相、海江田経済産業相の3人が11日に統一見解をまとめた。首相周辺は「ストレステスト(耐性検査)の実施を発表した直後でもあり、このまま運転を続けるのは難しいかもしれない」との見方を示す。
首相は12日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、原発再稼働は自らと3閣僚の4者で判断する考えを示した。首相は「保安院がチェックし、上司にあたる経産相が最終判断する形では国民的理解を得られない」と強調し、保安院と内閣府の原子力安全委員会による確認だけではなく、首相自らが関与する方針を鮮明にした。
九州電力玄海原発の再稼働問題をきっかけに、官邸と経産省の溝は一段と広がっている。12日の国会審議でも経産相は自らの佐賀県訪問を「行くなと言われれば、行かなかった」と語るなど首相への不信感をにじませた。それだけに官邸と協議しないままでの保安院の要請に「経産省の意趣返しだ」との見方も出ている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- 試運転原発の通常運転「結論出ていない」 官房長官 [日経新聞]法律上の決定権者は経済産業相だが内閣が最終判断すると。 あっしら 2011/7/13 15:49:34
(0)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素14掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。