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2011年4月11日
【原発10キロ圏内取材】見捨てられ鳴き叫ぶ牛たちの悲しき末路
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インタビューで語ってくれた人が述べていたように
三里塚成田空港も国策であれば福島原発第一も国策であった。
日本の制空権は在日米軍がもち、関東の内陸部中央中枢の飛行ルートは在日米軍と自衛隊による軍機の航空ルートである。ゆえに民間飛行機は外周りをしなくてならない。北ウィングも新潟から入り、そのまま太平洋に向かい、海から成田空港に着陸する。
新空港建設が成田空港として決定したのは御料牧場があったからである。
三里塚の農民の人々は最初から反対した。
農民の畑や田んぼや家を強制的に収容して建設したのが成田空港である。
しかしいまや成田空港は東アジアの国際空港の位置から転落して破綻している。
日本航空も破綻会社となった。
このように敗戦後日本の国策事業とは、つねに長期的な展望を喪失して破綻する運命にあった。それは日本政府官僚と歴代の政権が長期展望に無能であったからである。
日本国家の帝王は最高裁判所長であり検事総長であるといわれている。21世紀1年代も最高裁判所と検察が国家権力機関として支配を貫徹している。
菅政権も与党も野党も巨大労働組合の「連合」も空洞と空虚そして無力を露呈している。巨大宗教界も福島原発第一には沈黙を守っている。
ソ連政府はチェルノブイリ原発事故を収束させるため80万人を投入した。国家権力の意思であった。その後、ソ連の国家体制は崩壊した。
国家の総力全体重全集中をかけてやらなければ原発事故は集束しないのである。
菅政権と日本政府は東電まかせで、すでに福島原発第一から逃亡している。
福島原発第一とはチェルノブイリ以上の史上最大の原発事故になろうとしている。
ソ連のごとく国家存亡をかけていどまなくては原発事故は集束できない。そしてソ連国家体制は崩壊をとげた。ソ連は解体されていった。その後、ロシアが誕生した。
敗戦後の日本国家システムがつぶれても福島原発第一を問題解決するという日本国家の意思が必要だが、菅政権と日本国家官僚にはこの意思が皆無である。
東北の被災地の住民はずるずるとだらだらと時間をかけて殺されていくだろう。
「国家と革命」の論議が今こそ必要なときはない。
日本政府は永田町の延命と原発既得権益同盟の延命のみに集中している。
菅直人の「延命」こそは永田町と霞ヶ関、原発既得権益同盟のありあまる身体からの意識が代表されている。
永田町と霞ヶ関、原発既得権益同盟はすでに福島原発第一の問題解決から逃亡し、
だらだらとずるずると、おのれの既得権益に集中し「延命」しようとしている。
「国家と革命」の論議が今こそ必要であると思う。
異議ある者,
抵抗する者は、危険人物、過激派、変人、狂人であると、徹底的に排除し、あるいは獄中に収監して、正義の人々をつぶしてきた日本政府システムは、現在、空洞と空虚、そして無力と無能を全面展開している。
永田町と霞ヶ関には上空から坂口安吾の「堕落論」をばらまき配布する必要がある。
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