気がつかないだけで、確実に被害は受けています。
年間２０ｍｓｖ支持者は、千枚通しで年に２０回刺されても、自然に治るから命に別状はない、と言ってるようなものですね。あなたは受け入れられますか？

民主党の河内議員がテレビの番組で、「１ｍｓｖは、人間６０兆の細胞に1回放射線があたる量になる。」といわれてました。
分かりやすく、また恐ろしい数字ですね。

★やぶ蛇：
「藪（やぶ）を突いて蛇を出す」。
余計なことをして災難に遭ってしまうことを例えたことわざ

世界の動きは、低線量は危険だと言う方向に動いているらしいのは、これだけ政府お抱えの放射線学者がいるのに、この論争の安全論、いえ、退避否定論者がお一人と言うことから、素人考えにも伺われる。
多数決で科学的真理が決まるわけではないだろうが、科学の歴史を見たとき、ここまで旧来の考え方を擁護し、人命より旧来の経済体制を擁護するものに、真理があったことがあるかと思うと、首をかしげるしかない。
私自身科学哲学者クーンの言うような意味で、ノーマルサイエンスよりアブノーマルサイエンスの方が好きだから、趣味の差に過ぎないだろうが。
ここには書かないが、退避否定論者が描く旧ソ連での動きは、ネスチェレンコ等の報告を読む限り、本当にそうかと思ってしまう。話は別だが、空軍を使って人口雨まで降らせてモスクワを守ったではないか。
大体２５年前の昔話と比べて、日本政府がまともだと言っていて何になる。
あのときのソビエト・ロシア大統領科学顧問で、チェルノブイリについて語るとき誰もが持ち出す例の本を書いた老研究者は、４月１５日以前にモスクワで次のように述べたが、日本政府は何をしたか。
�@退避ゾーンを最低５０キロに拡大する。
�A食品の更なる汚染を回避しながら、個々人の健康を守るための効果的方法を国民に細かに教え指示すること。
個々人の被曝量を定期的に測定する体制を組織すること。Vitapeptのような放射性核種を体内から排出する薬剤やその他動物・人体実験でわかってきている放射性物質からの防御剤（ヨーソ剤だけでなく各種）を配布すること。食品添加物として利用できるそれらを食品に添加すること。
�B汚染地域でのそれに適した安全な別の農業形態を推奨すること。牛乳から放射性核種を除染する処理を推奨すること。肉の除染も。食用農業から、バイオ燃料などの農業に転換すること。それに政府援助を行うこと。
�C現存の医療施設（放医研とかでなく市町村の保健所や総合病院など）を改革し、被曝した人たちの遺伝的結果を遺伝子分析を含めて対処すること。
�D事故後数年間の最も複雑な機関を乗り切るために、省庁を統合した強力な国家機関を作ること。
　そして、ロシア・ベラルーシ・ウクライナの放射線医学者、農業専門家・放射線学者・放射線生態学者が日本に協力する容易があるだろうから、協力を求めること。

チェルノブイリ２５年後のこの助言の何がなされたか。731の末裔の人体実験だけか。
日本に向け船積されたとか言う、Vitapeptやその他放射線防御剤はどこの倉庫に眠っているのか。

論争はそれとして続けてください。
私はデトックスでも調べます。
チェルノブイリの例の本は、日本語にして、広く国民の意を問う必要がありそうですね。