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東京電力は26日、地震から半年が経過しても、福島第1原発1〜3号機の原子炉の燃料から、熱出力で計約3千キロワットに相当する発熱が続くとの計算結果を公表した。5月20日時点では各号機でそれぞれ千〜2千キロワットとの推計。冷温停止に向けて安定的な冷却システムの設置を急ぐ必要性があらためて示された形だ。
各号機の出力や炉内の燃料の量などから試算。熱出力は1号機で138万キロワット、2、3号機で238万キロワットだが、3月11日の運転停止後、4月10日までに各2千〜3千キロワットと急激に減少。9月になっても各千キロワット前後が出続ける。
原発の運転が止まっても、燃料からはその後も「崩壊熱」が出続け、熱の減少は時間とともに緩やかになる。1号機は2、3号機より燃料が少なく崩壊熱も小さい。原発の発電能力を示す出力は、燃料の熱出力の3分の1程度。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/295048.html
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