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(回答先: 1号機格納容器損壊と地下水汚染について 投稿者 あっしら 日時 2011 年 5 月 25 日 23:00:48)
1号機のチャイナシンドロームに伴う地下水汚染から話は離れます。
先日もちらっと書きましたが、4月2日に流出箇所が“特定”され、おしめ素材(高分子ポリマー)など訳のわからない対応策でずるずると流出が続き、4月5日にようやく止まった、2号機立て坑付近からの超高濃度汚染水の海洋流出は、書くのもはばかれるほど恥ずかしい“意図的な流出”だったと考えています。
写真何枚かとともに流出箇所が見つかり対応策をいろいろ講じていると報道がありましたが、止まった後の模式図を見て、設計図を持ち現場にいる人なら流出元が立て坑の亀裂ではなくトレンチの下であることは高さ関係から一目瞭然だからです。
そのときは、「バカじゃないのか、ちょっと考えれば立て坑に処置を施しても無駄なことはわかるじゃないか!」と叫びましたが、彼らは(東電・政府・米国サイド?)けっしてバカではなく、原子炉への注水量を調整しながら汚水が処理できる量になるまで、知らん顔やできないそぶりで“放出”を続けていたに違いないと考えるようになりました。
それは、この間のあまりにもひどい狂気とも言える事故分析の発表内容に触発されたという側面もあります。
彼らは、とんでもないことも平気でできる想像を絶した人種なのでしょう。
(私もえぐいことを想像するほうだと思っていますが、超高濃度汚染水を海洋に垂れ流すという、そこまでの犯罪行為を平然とやるひと人たちが、一応まともだと考えられている有数の伝統的大企業や官僚機構にいるとは思っていませんでした)
あの「高濃度汚染水の意図的海洋放出」は、たぶん、燃料棒溶融の決め手とも言えるジルコニウム95を検出することになる3月24日の放出口付近での取水時点で把握していたのだろうと思っています。
それからだと、あの勢いで10日間ほど超高濃度汚染水が海洋に垂れ流され続けたことになります。
そして、そのあいだに、必死で「玉突き排水」作戦を敢行し、低濃度とうたった8千トンほどの汚染水を“公認”で海洋に流出させていったわけです。
こう書いていても空恐ろしくなるような、日本の支配的立場にいる人たちの実相です。
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