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(回答先: 小出裕章、4/29講演直前入場し切れなかった聴衆に語りかける 「なんでここまで来て、原子力発電所をすべて止められない.. 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2011 年 5 月 03 日 18:13:41)
日本全体が原発は安全という神話が信じられてきた時代に閉鎖的で他人の目が異常なほど気にする国で国策に異を唱え原子力産業に群がる超巨大企業の意向に反し「原発は危険」と原子炉工学の専門家が発言し続けてきた事実は驚愕に値する。
GW:大型連休中の各地、勉強会・映画など「脱原発」の催し大盛況
◇勉強会に2000人、映画など連日行列
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110502dde041040019000c.html
大型連休中に各地で脱原発やエネルギー政策の見直しをテーマにしたイベントや映画上映が開かれ、多くの参加者が詰めかけている。東京電力福島第1原発事故をきっかけに、原発問題への関心が高まっている表れとみられ、主催者も反響に驚いている。【足立旬子】
連休初日の4月29日に明治大(東京都千代田区)で開かれた原発の安全性を問う勉強会には約2000人が詰めかけ、約800人が会場に入りきれなかった。京都大原子炉実験所の小出裕章助教(原子力工学)やジャーナリストの広瀬隆氏らが講演した。主催者の「終焉(しゅうえん)に向かう原子力」実行委員会では「これまでは集まっても30〜40人だった。事前の反響が大きかったので大きな会場に変更したが、これほど集まるとは」と驚く。
一方、原発をテーマにした映画上映も連日盛況だ。国内外の原発のドキュメンタリー映画などを6日まで上映中の「ポレポレ東中野」(東京都中野区、電話03・3371・0088)は定員100人のところ、各回ほぼ満席状態という。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故が起きた4月に毎年特集上映しているが、同館では「今年は特に初めて来た方が多い。福島の事故をきっかけに原発を自分の問題としてとらえている人が多いのではないか」と話す。
放射性廃棄物処分問題を扱ったドキュメンタリー映画「100、000年後の安全」は秋に公開予定だったが、急きょ今春に上映が早まった。定員70人の映画館「渋谷アップリンク・ファクトリー」(渋谷区、電話03・6825・5502)では4月2日に公開を始めたところ連日行列ができ、全国各地50館以上での拡大上映が決まった。
映画は、フィンランドが建設中の世界初の高レベル放射性廃棄物の最終処分場にカメラが潜入。危険性が10万年続くとされる廃棄物を人類がどう管理していくのかを問いかけている。配給元のアップリンクでは「これほどの反響は例がない。福島の事故を機に原発から出るごみをどう処分していくかが、今まさに日本人に突きつけられている」と話す。
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毎日新聞 2011年5月2日 東京夕刊
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